仲良く暮らしたいなら…一緒に住み始めた時に喧嘩になりやすいこと4つ

「今まで喧嘩はほとんどなかったのに、一緒に住み始めるたら喧嘩ばかり……」こんな悩みを抱えるカップルは意外と多いようです。

今回は、一緒に住み始めた際に喧嘩になりやすい項目と、喧嘩にならないためのコツをまとめました。悩んでいるカップルや、これから同棲を始めるカップルはぜひチェックしてみてください!

一緒に住み始めた時に喧嘩になりやすい項目4つ

お金の管理

お金の管理

一緒に住み始めた時に一番喧嘩になりやすいのが、お金の管理をどうするか。具体的には、家賃や光熱費の支払いはお互いどのくらい負担するのか、共通の貯金はするのか、などです。

また、現在どちらかが暮らしている家に引っ越してくる場合はその引っ越し代は折半するのか、お互いが初めて実家を出る場合は家具・家電などの初期投資の負担はどうするか、なども決めておく必要があります。

共同生活では、お金の負担が大きい人ほど不満を持ちやすくなります。また同棲開始後はなんとなく話題にしづらいと感じる人もいるので、住み始める前にお互いが納得いくまで話し合うことが大切になります。

生活スタイル

部屋が狭い場合、生活スタイルの差はお互いがストレスを感じやすくなります。普段どういう生活をしているのか、しっかりすり合わせることが大切です。

特に喧嘩になりやすいのが「朝型か夜型か」。就寝時間と起床時間に大きな差が生じやすいため、相手が寝ている時間はなるべく静かに過ごすなどの工夫が必要です。

また一緒に過ごす時間をどう作るのかもポイントになります。お互いが休みの日は二人で過ごす時間にするのか、平日の夜などにその時間を作るのか、人によって考え方も違うのであらかじめ話し合っておくのがベターです。

家事分担

家事の分担も一緒に住み始めた時に喧嘩になりやすい項目です。気がつけば一方に負担がかかっていることが多いので、作業分担については定期的に話し合う必要があります。

たとえば、平日は女性が食事の支度をしているなら休日は男性が作るようにする、水回りの掃除は交互に担当する、など。できる限り平等を目指せばお互い不満も生まれにくくなります。

また、家事分担を決める時のポイントは、お互いの得意・不得意を把握することと、分担を決めすぎないことです。

お互いの得意・不得意が分かれていれば、得意な家事をメインにすることであまりストレスを感じずに済みます。また役割分担を決めすぎると、自分の役割以外の家事にノータッチになり柔軟に対応しづらくなります。

家事は毎日のことなので、ちょっとした不満が積もるといつか大爆発を起こしかねません。まずは最初にきちんと取り決めることと、日々の話し合いが大切になります。

衛生観念

衛生観念

家事分担を決めても、衛生観念が違いすぎるとこれまた喧嘩になりやすいため注意が必要です。

たとえば掃除の頻度。毎日掃除機をかけたいのか、数日おきでもいいのか、実際に生活してみるとこのわずかな差にストレスを感じることがあります。数日おきでもいい人が掃除担当になると、毎日掃除機をかけたい人からは「なぜ掃除機をかけないの?」と不満が噴出してしまいます。

お互いがどのような衛生観念を持っているか、自分が譲れないことはなにか、一緒に住み始める際によく確認することが大切です。

一緒に住み始めた時に喧嘩しないためのコツ

一緒に住み始める際の注意点をまとめましたが、いかがでしたでしょうか。次は具体的に喧嘩にならないためのコツをご紹介します。

ルールについてよく話し合う

喧嘩にならないためのコツで一番大切なのは、ルールについてよく話し合うことです。一緒に住み始める時はもちろん、生活していく中で少しでも不満や負担を感じたら、ストレスを溜める前に話し合いをしましょう。どんなに忙しくてもこの時間をないがしろにしてはいけません。

また、逆に“ルールを作りすぎないこと”もポイントです。ルールが多いとそれだけでストレスを感じる人もいるので、程度を考えながらルールを決めるようにしましょう。

「当たり前」という考えを捨てる

共同生活において重要な考えがあります。それは自分の中の「当たり前」を捨てるということです。

「毎日自炊して当たり前」「休みの日は一緒にいて当たり前」など、無意識のうちに自分が「当たり前」だと思っていることがあります。しかし、その当たり前は誰にでも通用するものではありません。育ってきた環境が違えば、その人が思う「当たり前」も違うのです。

「当たり前」の考えがベースにあると、食い違いが起こった時にどうしても喧嘩に発展しがちです。自分の中にある「当たり前」の考えは一旦捨てることをおすすめします。

相手に期待しすぎない

相手に期待しすぎない

「相手に期待しすぎないこと」も、人と一緒に住む上での大きなポイントになります。

「言わなくてもやってほしい」「こういうところに気を遣ってほしい」などの期待をしすぎると、現実とのギャップに不満を感じやすくなります。「やってくれたらラッキー」と思っておけば、それほどストレスにはならないものです。

また、初めのうちは何をしてほしいのか、どうしてくれたら嬉しいのかを、きちんと言葉にして相手に伝えるようにしましょう。言葉にせずに伝わることは案外少ないもの。この工程を怠らないことが仲良く同棲していくコツといえるかもしれません。

Written by yuuki

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