恋人同士だった頃は素敵だったのに、結婚したら豹変する男性がいます。その逆もあって、恋人として物足りないなと思っていたけれど、結婚したらとてもいい旦那さんになる男性も。今回は、結婚したらいい夫になる男性の特徴を紹介していきます。
結婚したら、家事は当然やらなくてはいけないことですが、「家事は妻が全部やるもの!」という古い考えを持っている男性は、いい夫にはなりません。また、結婚するまでずっと実家暮らしで、お母さんに家事をやってもらっていた男性も、家事ができない可能性大。
なので、家事が得意な男性は、いい夫になる素質が十分にあるでしょう。共稼ぎが多い現代では、男性の家事への協力的な姿勢は必須条件ともいえます。また、今は家事が得意でなくても「家事は二人の仕事」という認識がある男性なら、家事に対して努力や理解を示してくれるはずです。
それなら、あなただけが家事をやる負担を背負いこむことなく、夫婦円満に過ごしていくことができるでしょう。
まったく違う環境で育った男女が結婚するのですから、一緒に暮らしていくうちに、ライフスタイルに対する微妙な考えのズレが生じてきたりするのはよくあることです。寝具の洗濯を週に何回するか、食器の洗い方、お風呂にいつ入るのかなどなど、とても細かなことで揉めることもあると思います。
そんなとき、感情的にならずに冷静になれる男性は、いい夫になるでしょう。あくまでも自分のライフスタイルが正しいと主張し、自分に合わせるように言ってくる男性は、いい夫になりません。この点を結婚前に見極めたかったら、一緒に旅行をしたり、お試し同棲をしてみるといいと思います。
普段から友達や家族を大切にする男性は、結婚してからも妻を大切にする傾向があるようです。結婚したら、人間関係が広がります。親戚づきあい、近所づきあい、お互いの職場の人とのつきあいなどなど。
身近にいる人に丁寧に接することができる男性は、いい家庭生活を築けるいい夫になるでしょう。もしも今、家族や友達をないがしろにして、あなただけに優しい態度をとっているような男性なら要注意です。彼が友達に対してとっている言動は、将来あなたが妻となったとき、あなたに向けられるものになるかもしれません。
結婚したら、家計を共にきりもりしていくことになります。独身時代とは違って、自分の好きなように稼いだお金を使えるわけではありません。そのことを十分にわかっていて、堅実にお金を使えたり、無駄遣いはせず将来に備えてコツコツ貯金ができる男性は、いい夫になるでしょう。
反対に、浪費家だったり、後輩や友人におごってばかりいたり、不相応なブランド物ばかり身につけていたり、派手なお金の使い方をする男性は、いい夫にはならないでしょう。
夫婦喧嘩の原因として最も多いのが、お金に関することです。金銭感覚のズレから離婚に至ることもあるくらい大切なポイントなので、結婚を考えている男性のお金の使い方は、交際中からしっかりとチェックしておきましょう。
束縛は、相手のことを本当に考えているのであれば、しないものです。なぜなら、束縛は自分のルールを相手に押し付けるものだからです。束縛がきついのは、愛情からではなく、単なるわがまま。
なので、やたら束縛してくる男性はいい夫にはなりません。交際中から束縛をする男性は、結婚後も仕事や飲み会、友人との遊びなど、何でも細かく口を出してくる可能性が高いからです。
いい夫になる男性は、相手のことを信頼し、尊重しているからこそ、束縛するようなことはしません。「今日は友達と食事をしてくるね」と言えば、快く送り出してくれるような男性がいい夫なのです。
自分のことばかりべらべら話さず、あなたの話を熱心に聞いてくれる男性はいい夫になります。饒舌に話す人は一見、コミュニケーション能力が高いと思われがちですが、話の内容が自分の話ばかりだったり、人の話を聞けなかったりするのは、コミュニケーション上手とは言えないのです。
相手の男性が、あなたの話をしっかり聞いてくれることで、「私のことを大事に思ってくれているんだ」という気持ちになれるはずです。愚痴も悩みも、二人の将来のことなども、どんな話もきちんと聞いてくれる男性となら、会話のキャッチボールを楽しめ、結婚生活の幸福度が高まります。きっと、毎日食卓を囲みながら、何気ない話題で笑いあったりするほのほのした家庭を築けるでしょう。
今回は結婚するといい夫になるタイプの男性の特徴をあげてみました。これ以外にも、あなたが絶対に譲れないと思う条件があれば、そのあたりもしっかりチェックしましょう。
結婚してから、こんなはずではなかったと後悔をすることのないように。結婚を考える相手ができたら、将来の自分の幸せのために、相手をしっかりと観察し見極めていってくださいね。
Written by 紅 たき