◆浅草寺(せんそうじ)は、東京都台東区浅草にある都内最古の寺院で、628年創建と伝わる天台宗の名刹です。
ご本尊は「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」で、観音さまをまつる観音霊場として多くの参拝者を集めます。
雷門(かみなりもん)
巨大な赤い提灯で有名な表門で、正式名称は「風雷神門」。浅草のシンボルです。
仲見世通り
雷門から本堂へ続く約250mの商店街。江戸情緒あふれる土産店や和菓子店が並びます。
本堂(観音堂)
何度も火災や戦災で焼失しましたが、その都度再建され、現在の建物は1958年の再建。
◆待乳山聖天(まつちやましょうでん)は、東京都台東区浅草7丁目にある
真言宗智山派の寺院(正式名称:本龍院 ほんりゅういん)で
浅草寺の子院のひとつです。ご本尊は大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)
商売繁盛・夫婦和合・良縁成就・開運のご利益で広く信仰されています。
歴史
創建:推古天皇の御代(6世紀末~7世紀初め)と伝わる古刹。
かつてこの地が隅田川の氾濫を防ぐ小高い丘「待乳山」と呼ばれたことが寺名の由来です。
ご本尊「大聖歓喜天」
2体の象頭人身像(聖天さま)が抱き合う姿で表され、
夫婦円満・縁結び・商売繁盛の神として知られます。
聖天信仰では供物として「大根」と「巾着」が重要。
大根:辛味を浄化し、家族円満や健康長寿を象徴。
巾着:財福・金運を表す。
◆今戸神社(いまどじんじゃ)は、東京都台東区浅草7丁目にある神社で、
縁結び・良縁祈願と招き猫で全国的に知られています。
創建:1063年(平安時代後期)
源頼義・義家父子が奥州征討の際に勧請したと伝わります。
御祭神:
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
日本神話で最初の夫婦神をまつり、縁結びのご利益があるとされます。
招き猫発祥の地の一説
江戸時代、今戸焼の招き猫が人気を博したことから「招き猫発祥の地」とも言われます。
沖田総司ゆかり
新選組・沖田総司が療養した地とも伝えられ、歴史好きにも親しまれています。
◆牛嶋神社(うしじまじんじゃ)は、東京都墨田区向島にある古社で、
「丑(うし)」にちなむ厄除け・健康祈願や、隅田川周辺の守護神として知られています。
創建:貞観年間(859〜877年)と伝わる、約1,100年以上の歴史をもつ神社。
御祭神:
須佐之男命(すさのおのみこと)
天之穂日命(あめのほひのみこと)
貞辰親王(さだときしんのう)
撫で牛(なでうし)
境内にある石の牛像を撫でると、病気平癒や健康長寿のご利益があるとされます。
三輪鳥居
鳥居が三つ組み合わさった珍しい形(京都・大神神社系統)で、
丑年の守護神
干支の丑にちなみ、特に丑年には多くの参拝客が訪れます。