同じ年代でも尊敬できる人もいれば、あまり関わりたくないと敬遠されるおじさんもいます。
そこで今回は、若者に嫌われるおじさんの特徴をまとめてみました。
「後輩や若い世代の接し方がわからない」と悩んでいる方から、職場に嫌なおじさんがいるという方まで、ぜひ参考にしてみてください。
若者に嫌われるおじさんの代表といえば、常に上から目線で発言する特徴を持っています。
年齢を理由に自分の方が偉いことを誇示して、思い通りにしようと威圧的な態度をとるのです。
「年下・上司なんだから黙って言うことを聞け」と理不尽なことを当たり前のように言い放ちます。
聞いてもいないのに何でもアドバイスしたがる人も若者に嫌われるおじさんの特徴です。
年上だからという理由だけで、経験をひけらかしながら勝手に上から目線で助言を始めます。
おじさん本人は親切のつもりでも、若者からは余計なお世話ととられかねません。
どんなに若者への接し方に気を付けていても、身だしなみがだらしないと嫌われてしまいます。
スーツのしわや汚れ、崩れたヘアスタイルが不潔な印象の原因となっていることに、おじさん本人は気付いていないのです。
また、一番嫌われるのが加齢臭や口臭です。
臭いを放っていると、交通機関や公共の場でもおじさん扱いされやすくなります。
おじさんは、若者と仲良くなろうとつい距離が近くなってしまいますが、馴れ馴れしい態度や発言が嫌われる原因となる可能性があります。
例えば、職場で執拗にプライベートな話を根掘り葉掘り聞いたり、自分の世代のノリで絡んだりする行為は、若者のストレスになりやすいです。
仲良くなろうと飲み会やゴルフに誘い過ぎるのも、負担に思われる危険性が高いので要注意です。
若者に嫌われるおじさんは、人の話を聞きません。
長年の経験や実体験で凝り固まった固定観念が強いため、なかなか周りの意見を取り入れることができないのです。
自分の非を絶対に認められないので、指摘されると理不尽に怒りパワハラやモラハラに繋がってしまうことも……。
何でも他人のせいにしてしまい、気付けば誰からも距離を置かれる存在となっています。
「俺が若かったときは残業なんて当たり前だった」「今の世代はこんなこともできないのか」など、過去と今を比べるおじさんも若者に嫌われます。
全て自分基準なので、時代の変化についていけず、いつまでも過去の栄光にしがみついて若い世代へ自慢して自分を大きく見せようとします。
新しいことを覚えられないので、現代では自分がお荷物になっていることにも気づいていないことがほとんどです。
若者に嫌われないおじさんは、他人との適度な距離感を掴むのが上手いです。
職場での関係なら、仕事上必要なこと以外むやみに踏み込んで詮索しようとしてはいけません。
また、飲みの誘いもガツガツ自分からはあまりせず、誘われたときや大きな歓送迎会のみ参加した方がスマートに見られやすいです。
少し寂しいかもしれませんが、むやみに輪を広げようとせず同僚や友達との仲を大切にしている方が若者には好かれやすいです。
おじさん扱いされている大きな要因は、身だしなみです。
どうしても年齢とともに臭いや野暮ったさは強く出てしまうもの……。
だからこそ、人一倍清潔感を意識することで同世代と差をつけることができます。
日頃から食生活を見直し、適度な運動をしていると、特別なことをしなくてもスッキリとしたダンディな大人の男性に近づけます。
おじさんの自分語りほど面倒くさいことはありません。
つい相談されると、自分の経験談や知識でアドバイスしたくなってしまいますが、グッとこらえることで嫌われるおじさんを卒業できます。
特に若者は、意見よりも共感を求めている場合だってあります。
頭ごなしに自分の意見を押し付けるのではなく、まずは聞き役に徹して相手を受け入れる姿勢を見せましょう。
嫌われる特徴を持ったおじさんとの人間関係に悩んでいる方は、あえて冷静に向き合うことが大切です。
感情的になって対向しようとすると、相手の逆鱗に触れ関係が修復不可能になってしまいます。
一度俯瞰してみてみると、相手の思考や行動のパターンが見えてくるかもしれません。
また、たとえウザくても自分より経験値が高いことは確かです。
必要なときは相談してみると、意外と頼りになることもあるので毛嫌いするのはやめましょう。
若者に嫌われるおじさんは、自分勝手で人の意見を受け入れられない性格を持っていることが多いです。
年齢にとらわれず、新しい価値観や技術にも目を向け自分自身もアップデートしていけば、自然と周りから慕われる存在になるはずです。
また、身だしなみにも気を付けると、かっこいい大人の男性にきっと近づけますよ。
Written by sumire