頑張れないときの対処法7つ|頑張りたいのに頑張れない理由とは?

頑張りたいのに頑張れないという状態になることはあります。そのような状態に陥ってしまった場合には正しい対処法が必要になります。そのため、頑張りたいのに頑張れないという状態になったときに備えて、正しい対処法を把握しておきましょう。

 

頑張れないときとは

頑張れないときとは

仕事や勉強など、頑張らないといけないことがあるとわかっていても、なかなかやる気が起こらない、行動に移せないなどという場合があるでしょう。

このとき、決して本人は頑張りたくないと思っているわけではなく、頑張りたくても頑張れないという状態に陥っていることもあるのです。このような状態になってしまうと、無理に頑張ろうとしても逆効果になる可能性があります。

そのため、頑張りたいのに頑張れないという状態を改善するためには、その理由を把握し、正しく対処することが必要です。

頑張りたいのに頑張れない理由6つ

頑張りたいのに頑張れない理由6つ

頑張りたいのに頑張れないという状態を改善するためには、まずその状態になっている理由を把握しておく必要があります。その原因を把握できていなければ、正しく対処することができません。

そのため、まずは頑張りたいのに頑張れないという状態になってしまう理由には、どのようなものがあるのか知っておきましょう。

1:頑張る目標や目的がない

仕事で良い結果を出したい、勉強して資格を取得したいなどの目標や目的があると、それらを達成するために頑張ることができます。

しかし、このような目標や目的がなければ、具体的に何を頑張れば良いのか判断することができません。そのため、頑張ろうにも何をすれば良いかわからなくなってしまいます。

また、目標や目的がなくても、目の前にある仕事や勉強などをとりあえず頑張るという人もいます。しかし、目標や目的がないことで、いくら頑張っても達成感が得られず、モチベーションを維持できなくなってしまうこともあるでしょう。

2:心身ともに疲れている

いくら頑張ろうという気持ちが強くても体に疲労が溜まっていると積極的に動くことはできません。また、体は元気でも心が疲弊していれば積極的に行動できません。

そのため、頑張らなければいけないと思っていても、心身が疲れていると思うような行動ができず、頑張れない状態になってしまうこともあります。

3:失敗することを恐れている

物事は頑張れば必ず良い結果が得られるというわけではありません。どれだけ頑張っても失敗する可能性はあります。その失敗の可能性を恐れることで、ネガティブな感情が強くなって思うように行動ができなくなってしまうことがあります。

また、少し頑張らなかった部分を作ると、失敗しても気を抜いた時期があった、本気で頑張らなかったなどの言い訳をしてしまうでしょう。その言い訳を作っておくことで失敗に対するプレッシャーを和らげようとしてしまうこともあります。

4:やりたいことができていない

目標や目的があることで頑張ることができるという人は多くいます。しかし、いつでも自分が望む目標や目的に向かって頑張れるというわけではありません。

場合によっては自分がやりたくないと思っていることも、やらなければいけないことは多々あります。やりたいことができていない状態では、目標や目的がない状態と同様に、モチベーションを維持することが難しくなってしまうでしょう。

そのため、やりたいことができない状態が続くことで、頑張れない状態に陥ってしまうこともあります。

5:頑張り方がわからない

目標や目的があれば頑張れるという人もいます。しかし、目標や目的を作ったとしても、それらは何を、どのようにすれば達成できるのか、その方法がわからないという人もいるでしょう。

目標や目的の達成方法がわからなければ、いくら頑張っても達成に近づいていることが実感できません。そのため、目標や目的があって頑張らなければいけないという気持ちはあるものの、気がつくと頑張ることを諦めてしまっていることもあるでしょう。

6:自分を過大評価している

自分のことを過大評価している人は、自分がこれだけ頑張ったのにこれだけの成果しか得られていないと感じることがあります。

もし、その成果が実力と努力に見合った相応のものであっても、自分を過大評価していることで、本当はもっと良い結果が得られたはずと思ってしまいます。

そのため、頑張っても頑張っただけの成果が得られない状況にあると思ってしまい、やる気を失ってしまうこともあるでしょう。

頑張れないときの対処法7つ

頑張れないときの対処法7つ

頑張りたいのに頑張れないという状態になってしまった場合は、無理に頑張ると逆効果となってしまうでしょう。

そのため、頑張りたいのに頑張れないという状態になった場合は、精神論や根性論で無理にやる気を出したり行動を起こしたりするのではなく、適切な対処法によって改善する必要があります。

1:頑張れない自分を受け入れる

人には調子が良いときもあれば、悪いときもあります。もし、調子が悪いときに頑張ろうとしても、思うような行動ができなかったり、やる気が起こらなくなったりしてしまいます。

そのため、調子が悪いときには何をしてもうまくいかないと割り切って、そのときの自分を受け入れるようにしましょう。頑張れないと割り切ってしまうことで気持ちが楽になることもあります。

2:無理に頑張ろうと思わない

調子が悪いときに無理して頑張ってしまうと、思うような結果が得られなかったり、やる気が起こらなくなったりして、さらに調子を落としてしまう可能性があります。

人は常に全力で頑張り続けることはできないので、頑張ることができない時期もあると受け入れて、無理に頑張らないことも大切です。少し休憩をすれば、調子も戻りやすくなる可能性があります。

3:目標や目的を明確にする

目標や目的がなければ、モチベーションを維持できなくなってしまう可能性があります。そのため、目標や目的がない人は、まずそれらを作るようにしましょう。目標や目的があることで、頑張ることのモチベーションを維持しやすくなります。

また、目標や目的を作る際にはその達成方法もしっかりと考えるようにしましょう。達成方法がわからないと頑張り方がわからず、結局モチベーションが維持できなくなってしまう可能性があります。

4:信頼できる人に話す

頑張りたいのに頑張れないという状態で、無理に頑張ろうとすると空回りしてしまう可能性があります。そのため、1人で頑張って解決できないと思った場合は、信頼できる人に相談してみましょう。

誰かにその悩みを相談することで、自分だけでは見つけられなかった解決のヒントを見つけられる可能性があります。また、解決のヒントが見つからなくても、悩みを誰かに聞いてもらうだけで気分が楽になるでしょう。

5:楽しみながら頑張れるように工夫する

いくら調子の良い時期であっても、頑張り続けていると心身が疲弊してモチベーションの維持が難しくなってしまうこともあります。そのため、頑張れる状態を維持するためには、頑張ろうと思い過ぎず心身の様子を気遣うことも大切です。

心身を疲弊させないためにも、適度に休むことを意識したり、頑張った後には自分にご褒美を準備したりするなど、自分なりに楽しみながら頑張れる工夫をしましょう。

6:自分が評価される環境に身を置く

いくら頑張って良い結果を出したとしても、それを誰にも評価されなければ、何のために自分が頑張っているのかわからなくなってしまうことがあります。そのため、評価が得られない努力はモチベーションを維持することが難しくなってしまうでしょう。

そのようなことを避けるために、自分の頑張りやその結果などが評価される環境で努力しましょう。

7:頑張らなくてもいい方法を考える

頑張りすぎは心身を疲弊させてしまう可能性があります。そのため、今の自分が頑張りすぎていないか、目標や目的、生活などを見直してみましょう。

これらを見直すことで、頑張らなくても良い部分まで頑張っていることを発見できることもあります。全力で頑張らないことは手を抜くことと思ってしまう人もいますが、頑張るためのモチベーションを維持するために、頑張らない部分を作ることは手を抜くことにはならないでしょう。

どうしても頑張れないときは心身を休めることを最優先にする

どうしても頑張れないときは心身を休めることを最優先にする

頑張りたくても頑張れないときに、無理をして頑張ってしまうと思うように物事が進まず、ネガティブな感情を強めてしまう可能性があります。また、頑張りすぎることで心身が疲弊してしまうこともあるでしょう。

そのため、どうしても頑張れないというときは、無理に頑張ろうとせずに心身を休めることを優先させましょう。心身の回復を優先することで、結果的に効率的な行動ができることもあります。

頑張れないときの対処法を知ろう

頑張りたいのに頑張れないという状態になってしまうことはあります。そのような場合に無理してしまうと、状態が悪化してしまう可能性があります。

頑張りたいのに頑張れないという状態となった場合には、正しい対処法によって改善することが望ましいでしょう。そのため、頑張れなくなってしまったときに備えて、正しい対処法を知っておくようにしましょう。

Written by 松本 ミゾレ

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