職場において、「この人苦手かも」「嫌いだからあまり関わりたくない」と感じる人はいませんか? そう感じているのはあなただけではなく、職場の人全員が感じている可能性が高いです。職場で嫌われてしまう人にはどのような特徴があるのでしょうか? 自分自身が職場で嫌われないためにも、特徴について頭に入れておきましょう。
今回の記事では、職場で嫌われている人の特徴についてご紹介していきます。職場で嫌われている場合の対処法についてもご紹介するので、万が一該当していた方は実践してみてください。
まずは職場で嫌われている人の特徴についてご紹介していきます。当てはまる項目がないか、自己診断してみてください。
職場で嫌われている人は、人を見て態度を変えています。平等に接することがなく、自分が得をする人にしか親切な態度をしません。
例えば、社長や上司などの目上の人にはおだてるような態度をしているにも関わらず、部下や後輩にきつく当たっている人は要注意です。目上の人を敬うのは大切なことですが、自分より立場が弱い人に優しくできなければ意味がありません。
自分の損得勘定だけで動いている人は、周囲の人から嫌われている可能性が高いでしょう。
職場の人と話をする時、上から目線で話をしていませんか? 目上の人に上から目線な態度をする人は滅多にいないかもしれませんが、部下や後輩に対してこういった態度をする人は多いようです。
上から目線で会話をするということは、相手に「あなたを見下している」と伝えているようなものです。アドバイスをする時は上から目線にならないように注意し、相手の気持ちに寄り添って話をするようにしましょう。
他人には遅刻や納期について厳しく注意をしているにも関わらず、自分のことは棚に上げて何もできていない人は要注意です。「他人に厳しく、自分に甘く」の考えで動いている人は、周囲の人から嫌われてしまいます。
社会人としての基本的なマナーができていない人は“迷惑な人”と判断されるので、関わりたくないと思われてしまうのです。仕事をする時は他人に迷惑を掛けないように行動することが大切です。
職場で嫌われてしまう原因は言動や行動だけではなく、身だしなみも関係しています。人と関わる上では見た目が第一印象になるので、清潔感がない人には良い印象を持ちません。
内面を変えることも大切ですが、それと同時に身だしなみにも気を使うようにしましょう。
職場で嫌われている人の特徴についてご紹介してきましたが、当てはまるものはありましたか? 該当する項目があるからといって、既に嫌われているとは限りません。
手遅れにならないためにも、次にご紹介する対処法を試してみてください。
職場で嫌われていると感じるのであれば、なぜ嫌われているのか原因を考えてみましょう。「自分は悪いことをしていないし、勝手に嫌っているだけ」という人もいるかもしれませんが、よくよく考えてみると自分に原因があるかもしれません。
ここでご紹介した項目に該当している方は、改善できるように行動を変えていく必要があります。
職場の人に嫌われていると言っても、特定の人なのか、全員から嫌われているのかで行動は変わってきます。特定の人から嫌われているのであれば、他の人とコミュニケーションを取っていくようにしましょう。
職場には色々な人がいるので、すべての人と気が合うとは限りません。無理して仲良くする必要はないですし、辛い思いをしてまで関係を改善する必要はないでしょう。
関わりやすい人とコミュニケーションを取りながら、職場で孤立しないようにしていくことが大切です。
職場で嫌われていると感じたら、味方になってくれる仲間を作りましょう。全員に好かれようとすると逆に嫌われてしまう可能性があるので、味方は1人・2人で十分です。
仕事の愚痴や悩みごとを聞いてくれる人がいれば、安心して働いていけるはずです。いくら信頼できる人でも他人の悪口を言うと広められてしまう可能性があるので、職場の人の悪口はなるべく控えるようにしてください。
今回は、職場で嫌われている人の特徴や職場で嫌われている時の対処法についてご紹介してきました。職場には色々な人がいるので、性格や考えが合わない人もいるはずです。
なるべく嫌いな人を作らないことも大切ですが、嫌われないためにも周囲の人を気遣って行動しなければいけません。嫌われてしまう原因は性格などの問題もありますが、立ち振る舞いを変えるだけで改善できるものもあります。
嫌われている人の特徴に該当している方は、この記事を参考に自分の行動を見つめ直してみてください。そして、周囲の人とコミュニケーションを取り、いつでも味方になってくれる仲間を作ってみましょう。
Written by 早紀