「あの人がいるといつも揉め事が起こる……」トラブルメーカー気質の人は、いるだけで嵐を引き起こす中心人物になりがち? 自分は無関係と思っている方ほど、実は注意が必要です。今回は、トラブルメーカーの特徴についてご紹介します。
トラブルメーカーとは、よく揉め事を起こす迷惑者を意味します。どちらかと言うと悪い意味で使われることが多いです。職場などで問題を頻繁に起こして、周りをうんざりさせてしまう人は、トラブルメーカーに当てはまるかもしれません。
ここでは、トラブルメーカーの特徴についてご紹介します。
トラブルメーカーは、自分のミスを決して認めない頑固な一面があります。自信家でありながら実はガラスのハートの持ち主! プライドが傷つくことを無意識のうちに避けようとします。
時には「〇〇さんが、余計なこと言わなければ成功したのに……」と言い訳めいたことを口にするケースも。反省しないのでまた同じミスを繰り返すことがあります。
絶対に「ごめんなさい」と謝らないのも、トラブルメーカーの特徴です。ミスを指摘された時も、苦し紛れに言い訳します。
「いや、だって……」「あの時は仕方なくて……」と一度は否定しないと気が済みません。追い詰められた時こそ「……謝ればいいんでしょ?」と逆ギレすることもあります。トラブルメーカーは「謝るのは恥ずかしいこと」と感じる方が多いです。
仕事で報告・連絡・相談を重要視していないのもトラブルメーカーの特徴です。根本的な理由は「めんどくさいからしない」であることも多いです!
相手から聞かれた時に言っても遅くないだろうと、楽観的に物事を考えていきます。指摘を受けたら「言うの忘れていた」とあっけらかんとした態度を取ることもあります。
周囲の人と意思疎通を図ろうとしない方は、トラブルメーカーに当てはまりやすいので注意が必要です。
トラブルメーカーの特徴として、気分屋である方も挙げられます。行動を起こす基準は「自分のその時の感情」を軸にしていることが多いです。
自信を持って引き受けた仕事も、やる気がなくなったら「これ、任せても良い?」と他人をあてにします。その場のノリで行動することも多く、早朝に大事な予定があるにも関わらず、誘われたら迷わず飲みに行くことも……。
気分屋の周りにいる人は振り回されることが多いので疲れやすいです。
つい、人のことに首を突っ込む方もトラブルメーカーの素質があります。困っている人をみると放っておけず、なりふり構わず手を差し伸べてしまいます。自分をよく見せるために無理した行動を取ることも多いです。
恋愛話に対して「私が取り持ってあげようか?」と頼まれてもいないのに役割を買って出ることもあります。また、自分が良いことをしたという意識があるので、感謝の言葉がないと怒ります。おせっかいな人は、逆に揉め事を起こしやすいので注意が必要です。
目先のことしか考えない方も、トラブルメーカーに当てはまりやすいです。「今自分がしたいこと」に注目した上で行動するので、問題が山積みになります。
重要な仕事を後回しにして、手軽な作業から取り掛かることもあるでしょう。結果、納期ギリギリになって周囲の人に迷惑をかけることがあります。
「今が楽しければ良い」というポリシーも仕事となれば良く思われません。何とかなるという明るい性格が裏目に出ている方でもあります。
息を吐くように嘘をつく方も、揉め事を起こしやすいです。発言と行動に矛盾があるのでトラブルに発展することが多いです。
自分を守るためにあり得ない嘘も平気でつくことがあります。見栄を張るために「実家がお金持ちで〜」「素敵な恋人がいて〜」と口を滑らせてしまうこともあるでしょう。
嘘がバレた時、周囲からの信頼度もガタ落ちとなり、距離を置かれやすいです。
内緒話も我慢できずに他人にすぐ打ち明けてしまう方も、トラブルメーカーに当てはまりやすいです。テンションが上がると自制が効かなくなって、口も軽くなります。秘密の話を他人と共有することにも喜びを感じる方でもあります。
しかし、巡り巡って当の本人にバレてしまうことが多いです。「もう言わない」と心に決めても、喉元過ぎれば熱さを忘れるということわざがあるように、同じ過ちを繰り返すことがあります。
そのくせ、自分に内緒話をしてもらえないと拗ねてしまう方でもあります。口が軽いと、責任がある仕事を任せてもらえないので気をつけましょう。
今回は、トラブルメーカーの特徴についてご紹介しました。自分のミスを決して認めず謝ろうとしない方は揉め事を起こしやすいと言えます。
自信家な方が多く、自分のプライドが傷つく行動は無意識のうちに避けることもしばしば……。また、トラブルメーカーこそ、自分でそうだと気がついている方は、実はほぼいません。
客観的な目線を持ち、先を見通す慎重さを身につけることが大切です。
Written by 森野有