お金が貯まる人とお金が貯まらない人がいます。その差は大きいようにも思えるかもしれませんが、日常のちょっとした習慣が、明暗を分けているのです。あなたはお金が貯まるほうですか? 今回はお金が貯まらない人がついやってしまう行動をいくつか紹介します。
お金が貯まらない人は、自分が何にどれだけお金を使っているのかを、毎月しっかり把握していない場合が多いです。つまり、財布にあるだけお金を使い、お給料日前にはお金がピンチになるパターンです。
自分が何にお金を使っているのかを把握するには、家計簿をつけるのが一番ですが、これは面倒くさくて続かない人が多いかもしれません。手書きではなく、家計簿アプリを活用するなどすれば、手間なくお金の管理ができるので、オススメです。
ボーナスをもらったら、普段は買えない高価なブランド物の洋服やバッグを買ったり、旅行につぎ込んだり、家電製品を買ったりする人はお金が貯まりません。
ボーナスを受け取ったら、あらかじめ「本当に必要な物」を書き出しておき、ボーナスを受け取ったタイミングで必要な金額だけを残し、あとは全額貯金へ回すようにしましょう。
外食をよくする人もお金が貯まらない傾向があります。週に何度も外食をしてしまうと、それだけで一ヶ月の食事代が数万円ほど余計にかかってしまいます。ただ、友達や職場の人に食事に誘われたら、なかなか断りづらいもの。
しかし、お金を貯めたいなら、何回かに一度は断るなど、マイルールを決めましょう。外食を減らし、自炊を心がけるようにするだけで、驚くほど食費が浮きます。浮いたお金はもちろん貯金に回すようにしましょう。
洋服、バッグ、アクセサリーなどを、つい衝動買いしてしまう人はお金が貯まりません。また、コンビニで新しいスイーツが出たから、お気に入りのキャラクター物のグッズを見かけたからなど、お金を使うつもりではなかったのについつい財布の紐を緩めてしまう人も、お金が貯まらないでしょう。
無駄使いは、チリも積もれば山となります。毎月何に使ったかわからないけど、なぜかいつもお金がない。そんなふうに思いがちな人は、やはり衝動買いが多いのです。お金を貯めたかったら、本当に必要なものだけに絞って買うようにしましょう。
高価な買い物をする際、ローンやリボ払いなどの分割払いを利用していると、お金が貯まらないどころか手元からどんどんお金が飛んでいきます。これらは、一言でいえば「借金」と同じで、使えば使うほど返済額が積み重なっていく一方です。
また、非常に高い金利が設定されていることも多いので、返済額がどんどん増えてなかなか完済できないといった状態になってしまいます。そんな状態になってしまえば貯蓄どころではなくなってしまうので、これらを利用せずに住むのであれば基本的には利用しないようにしましょう。
すでにリボ払いや借金がある人は、繰り上げ返済をするなどしてなるべく早いうちに完済することを心がけてください。
ここからは、風水の観点からお金の貯まらない人がよくやりがちなことをあげていきます。
お金が貯まらない人の家は、台所、トイレ、お風呂、洗面所が汚れていることが多いです。他人が見ても「掃除していないな」とわかるのに、当の住人は汚いことに慣れてしまっていて、それが普通になってしまっています。
健康を司るトイレやお風呂などが不衛生だと、気力、体力が奪われて、日々のパワーダウンにつながってしまいます。パワーがなければお金は貯まりません。お金を貯めたかったら、水回りの掃除を熱心にやりましょう。「風水」の基本は風通しと水の流れをよくすることですから。
お金の貯まらない人のキッチンでよく見られるのが、冷蔵庫に磁石で何かを貼っていること。冷蔵庫は熱を出すことで物を冷やすため、「気」が乱れやすいと風水では言われています。
そこに磁石でメモなどを貼っては、ますます「気」が乱れます。「気」とはその人が持っているパワーの波動や運気を示します。気が乱れると、お金の流れも滞り、お金が貯まらない状態になってしまうのです。
風水では、太陽の光と新鮮な空気を取り入れることが、住人のパワーにつながると言われています。カーテンは窓から入る空気が一番最初に触れるもの。カーテンが汚れていたら、せっかくの新鮮な空気も汚れてしまいます。お金を貯めたかったら、カーテンをマメに洗濯しましょう。
今回お金が貯まらない人がやってしまう行動をあげていきましたが、どれも改善するのにそう難しくはないことばかりではなかったでしょうか。あなたがお金を貯めたいと思っているなら、できることからひとつひとつやっていきましょう。
Written by 紅 たき