これまでのデートで、相手に対して「最悪!」と思ったことはありますか? ステキな男性だと思っていたのに、いざデートをしてみたら予想外の言動が!? 腹が立ったり、がっかりしたことがある人は多いかもしれません。
今回は、私が実際に経験した最悪デートのエピソードを紹介していきたいと思います。
相手はちょっといいなと思っていた大学の同級生でした。居酒屋の個室で、いい雰囲気で楽しくお酒を飲んでいたのですが、徐々にベロベロに酔っていく彼。そして私の身体を触り出したんです。その流れで告白をされました。
酔った勢いでの告白というのが、何だかバカにしているというか、酒の力を借りないと告白できない気の弱さも嫌になり一気に冷めてしまいました。「付き合えない!」とお断りして帰宅。
すると1時間後に家のチャイムが鳴ったんです。こんな夜中に誰? と恐る恐るのぞいてみると、彼が大号泣しながらの再告白。やめてと言っているのにチャイムの連打。しばらく無視していたら帰ってくれましたが、正直警察を呼ぼうかと思ってしまいました。
仕事のできる職場の先輩と、仕事終わりにデートしました。お店は雰囲気のいいイタリアンで、おいしく楽しく食事をしていたのですが、ワインがすすむにつれて彼の自慢話が始まりました。
すごくいい車に乗っているとのことで、その車の写真をスマホで見せながら「ここのフォルムがさ~」と説明し始めたのです。それから、何本も持っているという趣味のギターの話が始まり、それも自慢。
そして最後はバイク。「今度後ろに乗せてやるよ」と、これまたスマホの写真を見せながら、いくらしたとか、こういうところがかっこいいんだと延々聞かされました。
自分の話ばっかりで、私の話なんか聞くつもりがないような雰囲気を出してくる彼に、デート終わりにはすっかり気持ちが冷めてしまいました。
合コンで知り合った彼。連絡先の交換をしてしばらくメールのやりとりをし、デートをすることになりました。ブランド服をオシャレに着こなし、さっそうと現れた彼でしたが、あることを発見。それは彼の鼻毛がボーボーに伸びていたことです。
オシャレにキメていて顔もスタイルもいいだけに、デート中は鼻毛が気になって仕方がありませんでした。外見はいいけど、清潔感のない人なのかなと思えてしまい気持ちがトーンダウン。この人との付き合いは無しだなと、ランチを終えたらすぐ帰ってきてしまいました。
友達の友達だった相手とデートをしました。彼は3歳年上で大手企業勤務。「美味しいご飯のお店知ってるから一緒に行こう!」と言われたんです。
デート当日、彼が連れていってくれたお店は雰囲気もとても良く、目の前でシェフが鉄板で高級なお肉を焼いてくれるようなところでした。ステキな場所に連れてきてくれた彼にトキメキながら、話も盛り上がりました。
問題は会計の時です。彼がスマートに支払いをしてくれて、さすがだなと思っていました。でも店の外へ出た瞬間、彼はレシートを見ながらスマホで計算をして、「君の分7,556円ね」と言ってきたんです。1円単位までキッチリ割り勘!
そんな高いお店に行かなくてもいいから、初デートの時くらい多めに出してくれるか、おごってくれるかしてもらいたかったです。
毎回奢れとは言いません。でも、これってあまりにセコすぎるし、これから付き合うかもしれない相手に対してマイナス感情を持たれるって気づかないのかな~と思い、それ以来会いませんでした。
建設現場で肉体労働をしている男性と、SNSを通じて仲良くなりました。メッセージのやりとりが盛り上がり、今度食事でも一緒にしようかという流れになったのです。
当日、待ち合わせをして向かった場所はなかなかセンスのいい居酒屋。私が焼き鳥が好きだというのを知って、彼は焼き鳥のおいしいお店を選んでくれたらしいのです。
そこまではよかったのですが、カウンターに並んで座り生ビールで乾杯した時、私はギョッとしてしまいました。
なぜなら、彼のツメが真っ黒だったから。泥汚れみたいなのが爪の間に入っていて、とても汚らしい印象を受けてしまいました。彼は肉体労働で今日は仕事場から直行してきた。これは仕方がないのかもしれませんが、その後のお酒や料理のおいしさが半減してしまいましたね。
彼の話を楽しく聞く気にもなれず、彼も私の雰囲気を察したのか、それっきり会うことはなく、SNSでのやりとりもなくなりました。やっぱり清潔感って大事ですね。
一度最悪なデートを経験してしまうと、もう二度とその相手と会いたいと思わなくなってしまいます。けれど、なぜ最悪と思ったのか、気持ちを伝えることができて、彼がそれを直してくれる様子があるなら、完全に切ってしまうのはもったいないかもしれません。
もう絶対嫌! と気持ちがすっかり冷めてしまったなら、ハッキリと会うのを断るのが正解。察しのいい男性なら、脈無しだと感じ取ってくれると思いますけどね。
Written by 紅 たき