連絡ツールとして欠かせないLINE(ライン)。うっかり世代間ギャップを感じるLINEを送ってしまうと、若い世代に「おじさん構文」「おばさん構文」認定されてしまうことも!
そこで今回は、18~22歳の男女に「おばさん構文」の特徴を聞いてみました。
「残念な女性だな」と思われてしまう前に、こっそりチェックしてみては?
「LINEで句読点なんて使ったことない。句読点つけてくるのは母親くらいかな」(18歳/男性/学生)
「バイト先のおばちゃんは文節ごとに点を打ってくる(笑)もしかして息継ぎのタイミング?」(19歳/女性/学生)
「明日は、楽しみにしてるね。」「体調には、十分気をつけてね。」など、どんなに短くても句読点のある文章を送っていると、おじさん・おばさん認定されてしまいます。
一息入れたいタイミングで点を打つのは間違いではありません。相手にとって読みやすい文章を送ることは優しさでもあります。
でも、LINEでは点を打つ前に「送信ボタン」を押してしまう若者が多いようです。
「LINEですべてを伝えようとするのが間違い。送られてくる文章がダラダラ長いとウンザリするからやめてほしい」(20歳/男性/学生)
「一文が長いとテンポが悪い。いつ返事をしたらいいのか迷うから」(19歳/女性/学生)
チャットのようにテンポのよいLINEを好む若者にとって、3行以上のダラダラ長文はちょっとダサい「おばさん構文」の1つ。長文を見ると「ウンザリする」「返事を送るタイミングを掴みにくい」と思うそうですよ。
LINEは気軽なメッセージのやりとりを楽しむものです。できるだけ簡潔な文章を送るよう心がけましょう。
『…』って困ったときに使うものじゃないの? 親父は何でもない文章の後に付けて余韻を楽しんでいる感じがするんだけど。これも世代間ギャップかな」(20歳/男性/学生)
「自分から進んで自虐ネタを送ってきておいて三点リーダーを使いまくりの母。やっぱりおばさんだなーって思う(笑)」(18歳/女性/学生)
若い世代にとって、三点リーダーは困っている様子を表すもの。返信に困ったとき、リアクションに困ったときに「…」を送るといいます。
だから「そうかも…」「〇〇だったりして…」など、余韻を表現するような文章を見ると「おじさん・おばさん構文だな」と感じてしまうとか。あなたも三点リーダーの使い方には十分ご注意を!
「1~2回だったら見逃せるけど、毎回のように誤字脱字のあるメッセージが送られてくると『おばさんっぽいな』と思う」(21歳/女性/学生)
「1文が長いから誤字脱字があると読みにくくて(笑)しかもなぜか平仮名とかカタカナの入力ミスが多いんだよね」(18歳/男性/学生)
テンポの良いやりとりが求められるLINEですが、スピード感だけクリアしていてもダメ! あまりにも誤字脱字が多いと、スマホの操作が苦手なおばさんっぽい印象を与えてしまいます。
じっくりチェックする必要はありませんが、送信前にサラッと確認する習慣を付けましょう。学生たちに「親世代のおばさん構文みたい」と言われずに済みますよ。
「絵文字ってそんなにたくさん使うもの? 私の周りでは使わないのが普通だから2個も3個も重ねて使われると戸惑う(笑)」(20歳/女性/学生)
「ビックリマーク(!)とかクエスチョンマーク(?)まで絵文字を使って送られてくるとおばさんだなと感じる」(21歳/男性/学生)
LINEのやりとりに絵文字や顔文字が多い女性は要注意! 学生たちの世代から「おばさん構文」だと思われているかもしれません。
ガラケー時代のメールをする感覚で、ハートの絵文字を連投するのはNG。LINEはシンプルで読みやすいやりとりがベストです。
ないとは思いますが、うっかり絵文字の後に「。」をつけることのないようご注意を……。
「文末が『〇〇だょ』って小文字になっている女性って若い頃ギャルだった証拠なの? 読みにくいし古臭いからやめたほうがいい」(19歳/男性/学生)
「バイト先の先輩から小文字の『ぁぃぅぇぉ』を使ったLINEが送られてきて初めて知った。こんな気持ち悪い日本語あるんだって(笑)だって『おはよぉ』『げんきぃ?』って送る必要ないでしょ」(22歳/女性/学生)
ひと昔前はに流行った「ぁぃぅぇぉ」が小文字やギャル文字。いくつになっても可愛いと思って使っていると、痛々しいおばさん構文になってしまいますよ。
「こんにちゎ」「私ゎ」「おはょぉ」などのメッセージは、読みにくいたけでなく古臭い印象を与えます。過去の流行はそろそろ封印してみてはいかがですか?
いかがでしたか? 今回ピックアップした「おばさん構文の特徴」に身に覚えのある方は、こっそり回避しておくのが◎。LINEの印象がガラッと変わりますよ。
取材協力:18~22歳の男女(学生)
Written by mook