職場や友達との輪にいるとき、「なんとなく嫌われている気がする」と感じる瞬間はありませんか? 勘違いだと思い込もうとしても、一度気になりだすとどうしても不安になってしまうもの……。
そこで今回は、自分を嫌っている人を見分ける方法をご紹介。嫌われていると確信した後の付き合い方についてもまとめたので、人間関係に悩んでいる方はチェックしてみてください。
人間は基本的に話を聞いてくれる人に対して好感を抱きます。一方、こちらの話を一切聞かず、自分の話や自慢ばかりをしてくる相手には「我が強い」と感じて嫌気が差してしまいます。
特に自慢話は、周囲からマウント発言だと捉えられかねません。自分で自分の良いところを主張しても、あまり評価は得られないので控えておくのが賢明です。
面倒くさい仕事やややこしい事件が起こると、すぐ他人に押し付けてしまう人も周囲から嫌われがちです。
自分では要領よくやっているつもりかもしれませんが、周りは気付いているものです。面倒ごとは避けるくせに、他人に何か頼まれたら愚痴をこぼしていませんか? 自分に優しく人に厳しくしていると、周囲に誰もいなくなってしまいます。
自分を守るために嘘や言い訳を繰り返していては、人との信頼関係を築くことができません。
たとえば職場で何かミスを犯したとき。とっさに言い訳する人は上司からも反感を買ってしまいます。また、後輩や同僚に責任転嫁する人は、周囲から巻き込まれたくないと敬遠されるように……。結果的に疎ましく思われ嫌われていくのです。
自分が嫌われているかどうか確かめるには、会話中の反応を見ることが大切です。相手と目が合うか、よそよそしい態度をとられていないかを確認しましょう。
相手が自分を嫌っている場合、あまり真面目に話を聞いてはいないはず。話が広がらず素っ気ない返答しかもらえないことも。他の人への接し方とも比べてみてください。
誰だって、嫌いな相手とは長く会話しようとは思いません。もし相手が自分のことを嫌っているなら、こちらから話題を振ったときに不愛想な態度や気まずい表情を感じ取ることができるはずです。
相手からも会話を広げようとせず、端的に終わらせようとしているなら、あまり好かれていないと捉えて少し距離を置きましょう。
友達を遊びや食事に誘ってみたとき、適当な理由で断られたり、なんとなく話を流されたりしたら、もしかすると相手から嫌われているかもしれません。
ただし、本当に体調やスケジュールの都合で難しかった場合もあるので、敏感になり過ぎるのはNG。相手の状況や他の友達とどれくらい会っていそうかなどを見て相対的に判断しましょう。
どうしてももやもやが収まらないときや、仲の良い友達との関係性を確認したいときは、思い切って直接聞いてみましょう。
「なんとなく接しづらい気がするんだけど、私何かした?」とストレートに聞けば、案外すんなりと問題が解決するものです。
聞いても態度が変わらないなら、そもそも相手は関係を修復したいと思っていないのかも。スッと諦めることも肝心です。
相手が感じている不満や、なぜ嫌われているのかがわかっているなら、まずは原因を解決するために善処しましょう。自分の日頃の行いを見直し、悪い発言や行動などの間違いを改めることが大切です。
自分の欠点を認めるのはとても勇気がいるものです。仲の良い友人に思い切って自分の悪いところを聞いたり、どうすれば改善できるのかアドバイスしてもらうのもおすすめです。
「この人に嫌われている」と感じたときは、無理に関係を修復しようとせず一定の距離を置いてみることも大切。関わらない時間を設けることで、自然とお互い過ごしやすい関係性に落ち着きます。
また、単に相性が合わない、妬まれているなど理不尽な理由で嫌な態度を取られることもあります。一方的に嫌ってくる相手に対して、必要以上に神経をすり減らすのは時間の無駄です。
学校などの小さなコミュニティでは、自分を嫌ってくる相手ともうまく付き合わなければいけないと思うかもしれません。しかし、社会に出れば自分のことを大切にしてくれる人とだけ接することで、毎日を十分充実させることができます。
自分を嫌っていると感じる相手とは、必要最低限の関わりでOK! 本当に自分にとってプラスになる相手とだけ狭く深い交友関係を築き、自己肯定感が下がることのないストレスフリーな人生を送りましょう♡
今回は、自分を嫌っている人を見極める方法やうまい付き合い方をご紹介しましたが、いかがでしたか? 「最近嫌われている気がする」と感じる方は、まず周囲に嫌われてしまう人の特徴に当てはまる項目がないか確認しましょう。
自分を嫌う人というのは必ず一人はいるものです。無理に仲良くしようとせず、適度な距離感で上手な付き合いをしていきましょう。
Written by sumire