「不幸になりやすい人」と「幸せになりやすい人」の違いとは

「幸せになりたいのに、どうしてこんなに不幸なの……」そんなあなたは、知らず知らずのうちに『不幸になりやすい人』になっているのかもしれません。不幸になりやすい人の特徴を知り、幸せな人生への1歩を踏み出しましょう! 幸せになりやすい人の特徴も合わせて紹介します。

不幸になりやすい人の特徴は?

不幸になりやすい人の特徴は?

不幸になりやすい人は、思考や行動の癖が原因で、無意識に不幸を呼び込んでしまいます。幸せを求めて努力をしているはずなのに、なぜだかなかなか幸せになれない、そんな不幸になりやすい人に共通する特徴を紹介します!

ネガティブ思考

ネガティブ思考の人とポジティブ思考の人とでは、同じ出来事に対する受け止め方が大きく異なります。

例えば、『同僚にあいさつを無視された』場合、ネガティブ思考な人とポジティブ思考な人は、それぞれ次のように考えます。

●ネガティブな人:「わたし、あの人に嫌われてるんだ」「あの人に何かしちゃったのかも……どうしよう」
●ポジティブな人:「聞こえなかったんだな」「今日は機嫌が悪いんだな。嫌なことでもあったのかな」

ポジティブ思考な人が、無視をあくまでも『相手に原因がある相手の問題』として受け止めるのに対し、ネガティブ思考な人は『自分に原因がある自分の問題』と考えます。何かと自分を責め、悩みの種を育んでいるぶん、ネガティブ思考の人は自然と幸せから遠ざかってしまうのです。

過去にとらわれている

過去の記憶を何度もなぞっては、「あのとき○○しておくべきだった」「あの人が許せない」と、後悔や憎しみ、自己嫌悪のようなネガティブな感情に苛まれるのも、不幸になりやすい人の特徴です。

どんなに過去を悔やんでも、同じ時をやり直すことはできません。しかし不幸になりやすい人は、それを理解していながらも過去を過去として割り切ることができず、いつまでも苦しみ続けてしまいます。

常に後ろを向いているせいで、前からやってくる幸せのチャンスに気づくことができず、素通りしてしまうのが『不幸になりやすい人』なのです。

悪口・愚痴が多い

一般的に、人は一緒にいて楽しい気持ちになれる人に魅力を感じ、親しくなりたいと思うものです。一緒にいて暗い気持ちや不快な気持ちになる人とは、意識的に距離を置く人も少なくありません。

その点、悪口や愚痴が多い人は、一緒にいて暗い気持ちになる人・不快な気持ちになる人の最たるものです。

人から敬遠されてしまえば、人間関係を通じた幸せを手に入れることはできません。友情・恋愛・仕事、それぞれに悩みを抱えやすくなり、「どうして何もうまくいかないんだろう」「不幸だ」と感じることになってしまうのです。

人と比べがち

「どうしてわたしは○○さんみたいにキレイじゃないんだろう」「あの人はすごいなあ。それに比べてわたしは……」そんな、何かと人と比べがちな人も、幸せになりにくい人です。

人と比べがちな人は、幸せの基準が『人と比べて優れているか、劣っているか』になっています。この場合、どこまでいっても幸せを感じることはできません。というのも、どんな分野でも上には上がいて、いったん満足してもすぐに不満が生じるからです。

「○○さんよりキレイになったのに、△△さんには負ける」など、みずから不幸探しをしてしまうのが、不幸になりやすい人といえるでしょう。

幸せになりやすい人はこんな人!

幸せになりやすい人はこんな人!

「不幸になりやすい人でいるのは嫌だ」と感じたら、いったい何から始めればよいのでしょうか? 幸せな未来への1歩として、幸せになりやすい人の特徴を紹介します!

いつも笑顔

いつも笑顔の人は、自然と人を引き付けます。周囲に多くの人が集まる中で、人の縁がさらなる縁を呼び、数々のチャンスを引き寄せて成功や幸福を手に入れることができるのです。

「幸せになりやすい人になりたい」と思ったら、まずは笑顔を意識することから始めてみましょう。それだけであなたが周囲へ与える印象はガラリと変わり、あなたを取り巻く人間関係や運気も大きく変化していくはずです。

気持ちの切り替えが早い

どんなにポジティブな人であったとしても、悲しみや怒りのようなネガティブな感情を抱かずにいられない瞬間があるものです。

しかし、幸せになりやすい人の場合、そんなネガティブな感情を長く引きずることはありません。仕方がなかったこと・終わったこととして納得し、スッキリ気持ちを切り替えることができます。

事実は事実として受け止めながら、自分の感情をじょうずにコントロールできるのは、幸せになりやすい人の持つ大きな特徴です。

自分を持っている

幸せになりやすい人は、自分の価値観や考えをしっかりと持っています。人の価値観や考えはあくまで人のものとして割り切り、人の態度や言動に気持ちを振り回されることもありません。

たとえ失恋したとしても、一定の時間がたてば、「縁がなかったんだな」と相手の気持ちを尊重し、受け入れることができます。「わたしの幸せはわたしが決める」というスタンスで人生を楽しめるのが、幸せになりやすい人といえそうです。

「不幸になりやすい人」を卒業して幸せな毎日を

「不幸になりやすい人」を卒業して幸せな毎日を

不幸になりやすい人は、自分自身の手で悩みや不幸の種を作り出し、大きく育ててしまう傾向があります。

『ネガティブ思考』や『愚痴・悪口が多い』など、不幸になりやすい人の特徴を知ることは、自分自身を客観的に見つめ直し、新しいあなたへと生まれ変わる大きなきっかけになるでしょう。

『不幸になりやすい人』を卒業し、多くのステキな人に囲まれて過ごす『幸せになりやすい人』への1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

Written by やまだうめ

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