「好きなタイプは?」
「優しい人!」
よく聞くお決まりの会話。なのに……実際は? 優しいだけでは全然モテないのが、現実です。どうして優しすぎる男は、女性からモテないのでしょうか?
実は、それにはちゃんとした理由があったのです! ここでは優しすぎる男がモテない理由、優しすぎる男のメリットとデメリットについて詳しくお話していきましょう。
優しすぎる男は、彼女をとても大切にして、悲しませるような事はしません。一見理想的に思えるのですが、そのような彼氏を持っていると平和すぎてつまらなくなってしまう女性も少なくないのです。
衝突がなく、刺激もなく、退屈……。優しすぎるは、つまり平凡すぎる感覚と近いのかもしれません。
優しすぎる男は、基本的に性格そのものが優しく穏やか。ですので彼女に対してだけではなく、誰にでも優しいのです。それではどれだけ優しくされても、特別感がありませんよね。
愛されている実感も、得にくいでしょう。ドキドキする優しさは、自分だけに向けて欲しいものですよね。
優しすぎる男は、相手に全て合わせてこようとします。何を聞いても「君の好きなようにして」と言うし、明らかにこちらが悪くても「全然いいよ」と笑顔を向けてくる。
一見ありがたく思えますが、それがずっと続くと本音を隠されているような気持ちになってしまうでしょう。
嫌なものは嫌だと言って欲しいし、本心をちゃんと伝えてくれないと怖くすらなってくるものです。
前述の③と重複しますが、優しすぎる男は相手に合わせます。「どこに行きたい?」と聞けば「どこでもいいよ」と言うし、「何が食べたい?」と聞いても「なんでもいいよ」と言う。
彼女を気遣っているつもりかもしれませんが、結局は女性が全てを決めなければならないと言うこと。
頼りがいがないし、正直面倒ですよね。デートはできれば男性にリードして欲しい、これが女性の本音なのです。
当然ですが優しすぎる男は、とっても優しいです。ちょっとした失敗では叱られないし、機嫌が悪くて八つ当たりしても怒らない。喧嘩をしたら謝ってくれるし、ワガママを聞いてくれる。
どれだけ遠くにいても迎えに来てくれるし、重い荷物は持ってくれる。えっ? メリットだらけですよね!
優しすぎる男は、思いやりに溢れ彼女をとても大切にします。だからこそ女性にしてみれば、本当の自分を見せやすいのです。
自己中だったり、思いやりに欠ける彼氏だと、一番に彼氏の気持ちを考えてしまう事になるでしょう。負担をかけたくないとも思うでしょう。そうすると気を使って甘えられなかったり、素直になれません。
優しすぎる男なら、恥ずかしがらず甘えられるし、むしろ甘えたら喜んでくれます!
優しすぎる男は思いやりに溢れ、常に彼女の意見を受け入れてくれます。だから彼氏の顔色をうかがう必要もないし、ご機嫌を取る必要もありません。
喧嘩することも振り回されることもなく、楽しく交際できるでしょう。ストレスフリーで付き合えるのは、優しすぎる男ならではですね。
優しすぎる男は、怒らないし呆れないし不機嫌になりません。だから彼女は安心して本心を伝えられるし、ありのままの姿を見せられるのです。
「こんなこと言ったら嫌がられるかな?」そんな心配をしなくていいのが、優しすぎる男。なかなかそんな相手、いませんよね。
優しすぎる男だって、当然怒りや苛立ちの感情を持っています。いつもニコニコしていたとしても、それが本心なのかは本人のみぞ知る。
彼女が優しさにつけあがり調子に乗っていると、もしかしたら我慢して怒りを溜め込んでいる可能性があるかもしれませんね。その場合、怒りのボルテージがマックスになれば……大爆発を引き起こすかも!?
普段怒らない人が本気で怒った時ほど、怖いものはありません。
何でも受け入れてくれるから、何でもしてくれるから、欲求も要求もどんどんレベルアップしてしまう……。それが人間ではないでしょうか。
優しすぎる男と付き合っていると、本来の性格よりもワガママになってしまう女性は多いです。優しすぎる思いやりの行動も当たり前と捉えてしまえば、気付けばかなり性悪女になってしまっているかも!?
優しすぎる男と付き合い、別れてしまった場合……また次も、優しすぎる男と付き合えるとは限りません。それなのに、彼女はもう優しすぎる交際が経験値に追加されてしまった状態。
そんな女性は、理想が高くなってしまう場合があるのです。次から出会う男性全てに対して、優しすぎた彼氏が残していった優しさフィルターをかけてしまうでしょう。
すると、どの男性も優しくないし、思いやりなく感じてしまうのです! 優しすぎる男と交際後の、思わぬ後遺症、または弊害ですね。
「別れなければ良かった……」と後悔しても、後の祭りなのですよ。
Written by みなみ