美人なのになんだかおばさん臭い人っていますよね。もったいないなぁ……とか、若い時はモテたんだろうなぁ……なんて思いを巡らせてみたり。
実は美人なのにおばさんだなと感じる人には共通する特徴があったのです。詳しくご紹介していきたいと思います。
化粧を薄くすることがナチュラルメイクだと若い時から信じて疑わない女性は要注意です。
ナチュラルメイクとは=薄化粧ではなく、「ナチュラルに見えるような仕上がりのメイク」が答えです。
素肌にBBクリームや化粧下地だけのすっぴんメイク! が叶うのは20代前半まで。年を重ねたらコンシーラーでクマやシミをカバーしたり、ファンデーションの上にパウダーで仕上げたりして、重ねているけど厚塗りに見えないようなメイクを心掛けることが大切です。
ただ重ねるだけでは「おばさん化」してしまいますし、若い頃から肌はきれいだって褒められたから……とずっと同じメイクをしていると、隠せていないアラが見えておばさん認定! 美人で元はいいのにもったいないということになってしまいます。
大抵のアパレルブランドは、対象年齢を設定してデザインや色味を決めています。若い時から好きなブランドが変わっていないという人は要注意。
体重は変わっていないから以前から着ていた服が着られるという人も実はおばさん認定されているかもしれません。
ウエストが入るから、肩幅も大丈夫だからと若い子のためのデザインの服を着続けていると、いつの間にか体型が変わって「おばさんが無理して若い子向けの服を着ている」「娘の服を借りてきた若作りおばさん」なんて思われてしまうかも。
年齢を重ねると、体重は変わらずとも背中や下腹など体のラインは変わるもの。年齢に応じたデザインの服を着ることで美人なままでいられるのです。
年齢を重ねても若い人たちと同じように振る舞いたい! と意気込むのも要注意。流行の言葉はあっという間に古くなっていきます。若い人たちはそれに敏感ですが、大人世代の耳に入ってくる頃にはすでにもう古臭く感じることもしばしば。
若者言葉を使って会話している人を見ると、美人でも「頑張って若作りをしているイタい人」と思われてしまうかも。
また、LINE(ライン)などのコミュニケーションツールでも、若い人たちの真似をして絵文字を多くするとかえっておばさん臭く感じることもあります。スタンプや絵文字を使う時はわざと若く見せようと自分を作らないほうがいいかもしれません。
実は笑い方ってとても年齢が出るのです。ニコニコしたり微笑んだりする分にはいくつになっても差はないのですが、問題は大きな声で「ワハハ」と笑う時。
その声が「おばさんっぽい」と思われてしまうことが多いので注意が必要です。口を手で覆っても、ひらひらと手をかざしてみても声には年齢が出るのです。
せっかく美人なのに笑った途端に下品な感じがしてがっかりした、というような男性の意見も多く聞かれます。
「自分が若い時はこうだった」なんて昔話ばかりしている人もかなり危険信号。
自分が一番輝いていた青春時代の話を、聞かれてもいないのに話してしまうなんて、すでに自分は旬を過ぎたと言っているようなもの。
現役世代は昔の話よりも「今」やこれからの「未来」の話に興味があるのです。見た目が美人だと周りの人たちのひがみもあってか、「自分のモテ自慢がしたいだけの人」なんてありがたくない認定をされてしまうことも。
若い人たちに教えてあげたいという気持ちもわかりますが、自分の話ばかりするのはぐっとこらえることがおばさん化を避ける最大のポイントかもしれません。
人目をはばからず大声で話したり、店員さんに横柄な態度をとったりと、人が見ているのにデリカシーのない振る舞いをしていれば美人でも「おばさんだな」と思われてしまいます。
特になにかイラっとした時に、いつもは我慢できていることがつい抑えきれなくなる人が見受けられます。
一歩家から出たら、常に誰かに見られているものです。誰も見ていないからいいや……なんて気持ちは捨てましょう。
いつでも相手の立場に立って考えることも重要ですし、第三者の目には自分がどのように映っているか、客観的に見ることも大切です。
目下の人に対して、何か些細な問題点を見つけては、敢えて言うほどのことでもない指摘をするおばさんっていますよね。
ちょっと古い言葉ですがそれを一般的に「お局様」と呼びます。会社に一人はいるお局様ですが、プライベートでも何かにつけてチクチクと嫌味を言ってきます。
若い時は美人だったから、気が強くて言葉がきつくても大目に見られていた行為も、年齢を重ねるにつれてただの嫌味ババアと思われてしまうことが多いのです。
美人だと注意してくれる人がいても耳を貸さなかったり、周りの人も言いにくかったりしたかもしれません。気が付かないまま年を取って、気分は若い時のままの元美人のおばさんほどイタいものはありません。
美人のほうが自分を省みるチャンスは少ないのかもしれませんね。
Written by miichikin