仕事を効率よくこなす人や、トラブルに対して臨機応変に対応できる人の姿を見ていると、「頭の回転が早いな〜」と感じますよね。頭の回転が早い人は、どんなことが起きても冷静に対応できるので、とてもスマートに見えます。
そんな頭の回転が早い人に憧れている必見! 本記事では、頭の回転を早くする方法を紹介していきます。まずは頭の回転が遅い人と早い人の特徴を紹介していきますから、自分と照らし合わせて確認してみましょう。
では、「頭の回転が遅い人」というのはどのような人のことをいうのでしょうか? 具体的な特徴を挙げていきましょう。
・物事の優先順位をつけるのが苦手:複数のことを比較分析するのに時間がかかる為、目の前の選択肢の何かで何を優先すべきかの判断が遅れがち。
・パニックになりやすい:ものごとの筋道を立てることが苦手な為、何から手をつけるべきか、どうすればいいのかが分からず混乱してしまう。
・決断が遅い:物事の良し悪しやメリット・デメリットの判断に時間がかかる為、決断が遅れる。
・気持ちの切り替えに時間がかかる:自分の気持ちを整理するのに時間が必要で、大きく感情を揺さぶられた後に引きずりやすい。
次に、「頭の回転が早い人」の特徴について見ていきましょう。
・決断が早い:頭の回転が早い人は、一瞬で様々な側面から状況の判断を下すことができます。その為、結論までにかかる時間が短いという特徴があります。
・考え続ける癖がついている:考えることが得意なので、常に何かしらに注意を向けて頭を働かせ続けます。その為、常に的確な状況判断ができ、ベストパフォーマンスを発揮できます。
・スムーズに物事の優先順位をつけられる:複数の物事を比較し、分析する力が優れている為、優先するべきものをスムーズに決断できます。
・コミュニケーションが得意:自分の持っている引き出しから必要なものを迅速に引き出すことができるので、ユーモアに富んだ、相手を楽しませる会話ができます。
「頭の回転が早い」というと、良いことのようだけれど、なんだかよく分からないと感じる人も多いのでは? ここで、頭の回転が早いことで得られるメリットを具体的に見ていきましょう。
・トラブルへの対応力が高い:何かトラブルが起きたとしても、その場の状況を瞬時に見極め、適切な対処法を見い出すことができる。
・認められやすい:高い判断力や思考力によって様々な面で活躍する機会が多く、周囲に認められやすい。
・同時に複数の作業をこなすことができる:切り替え能力が高いので、同時進行でたくさんのことを実行できる。
・仕事で成果をあげやすい:上記のメリットをそれぞれ発揮した結果、仕事面でも高い成果をあげやすい。
では、「頭の回転の早さ」というのは生まれつきのもので、後天的に獲得することは不可能なのかというと、決してそんなことはありません。日々の心がけで、誰でも頭の回転の早い人になることができます。
ここで、頭の回転を早くする方法について紹介します。
・時間内で作業を終えることを心がける:常に期限を意識して行動することで、その時間内で最大のパフォーマンスする習慣が身に付きます。状況判断や優先順位の決定などが自然とスムーズになっていくでしょう。
・作業する場所を常に整理整頓しておく:高いパフォーマンスの為には環境も大切です。周囲が整えられていない環境では、ついつい気が散ってしまいがち。デスク周辺を整理することは、頭の中を整理することと同じと考えましょう。
・考え続ける癖をつける:何事も練習を重ねて初めて上達していくものですが、頭の回転の早さも同じです。対象はどんなものでも構いません。日々考え続けるで、徐々に頭の回転が早くなっていくのです。
日常的に実践できる頭の回転を早くするトレーニングの一つに、「過去の記憶」を利用するという方法があります。
試しに、一週間前に着ていた服は何だったのか、2日前の夕食は何だったのかを思い出してみましょう。パッと思い出すのはなかなか難しいでしょうが、これもトレーニング次第でだんだんとできるようになってきます。
最近では、頭の回転を早くすることを目的としたトレーニングアプリも多数提供されているので、色々と試してみてもいいですね。
仕事ができる人を見て、「頭の回転が早いなあ、すごいなあ」と感じることもあるでしょう。確かに、頭の回転が早いということには、仕事面だけではないたくさんのメリットがあります。
もしもあなたがそんな「頭の回転が早い人」になりたいと思うのならば、今からでも遅くはありません! 日々のトレーニングやちょっとした意識の変化で、充分に頭の回転を早くすることができるのです。
ぜひ今回の記事を参考に、憧れの「頭の回転が早い人」を目指してみてくださいね。
Written by 安藤うめ