心理学的に嘘を見抜く方法。相手の嘘が丸分かり?

小さな嘘に大きな嘘、優しい嘘に悪意のある嘘。嘘にも色々と種類がありますが、なかなか人の嘘を見抜くというのは難しいもので、初めから疑ってみなければ騙されてしまうことも多々あります。

さて今回は、「嘘を見抜く方法」を簡単にご紹介。「むむむ。コイツ怪しい」なんて人に試してみるのもあり。

目を合わせないのは嘘を付いている証拠……というが嘘?

目は口ほどにものを言うなんて言葉がありますが、さてさて実際のところどうなのか怪しいところ。その行動が失礼かどうかはさておき、世の中には「相手の目を見て話すのが苦手」という人もいるわけで、その全員が嘘をついているというわけではないはず。

また更に言えば、「相手の目を見て話さない」という行動に対して我々が感じるのは、「この人自信なさそう」という印象です。だから「目を見て話さないのは嘘をついている」のではなく、「この自信なさげな感じを信じて良いのか分からない」という印象を受けているだけ。

まあもっと言ってしまえば、大抵の人には「目を見て話さないのは嘘をついている証拠」なんて考えがありますから、嘘を付く場合には意識して相手の目を見るくらいのことをしても不思議じゃないわけです。だからこそ「嘘をついている」=「目を見て話さない」ってのは少し判断が早いわけですね。

目を合わせないのは嘘を付いている証拠……というが嘘?

目が右上に動いたら「嘘」をついてるかも

上記した内容をひっくり返すようですが、目で嘘を見抜く方法もあったりします。それが目の動きを見るという方法。

自分が何かを問いただし相手が喋っている時、その相手の眼球がどこに向かっているかを見てみましょう。もし相手の眼が右上に向かうのであれば、それは「過去にあった出来事を想像している」ということ。この場合は「ホント」のことを喋っている可能性が高いのです。試しに自分で「一昨日の晩御飯」を思い出してみましょう。なんとなく右上に動きませんか?

そしてその逆。相手の眼が左上に向かっているのであれば、それは「嘘をついている可能性」があります。この場合は「体験してないことを想像」していたりする動作ですので、もしかすると過去を捏造している可能性あり。妄想や空想している時って、確かに目左上に向いている気がしませんか?

目が右上に動いたら「嘘」をついてるかも

肩を抱く、髪を撫でる、相手の間にものを置くのは「嘘」をついてるかも

詐欺師とは嘘をつくプロであり、「本当かも」と思わせる力が強いわけですね。ですが、我々のような普通の人間が嘘をつくのは至難の業。嘘を付く時は「バレないように、バレないように」と考えてしまい、不安になってしまうものです。

で、そんな不安は言動として現れるわけで、それは例えば「肩を抱く」とか「髪を撫でる」なんて行動に現れたりするわけですね。このような行動はある意味において「慰め」的な行動であり、不安を紛らわそうとしているということ。だって親しい人にハグされたり、頭を撫でられるってのは安心できるものじゃありませんか? だからこそ、嘘をついている自分の不安を紛らわす為に「肩を抱いたり、髪を撫でたり」するわけ。

あとは、机の上のものを動かして相手との間にものを置くというのも、「嘘」から生じる不安を消そうとしている可能性があります。追求してほしくないから壁を作りたいという気持ちの表れが、疑似的な慰めの形として「相手との間にものを置く」という形で出現しているわけですね。

でも実際、嘘をついた時を思い出してみると「自分もそんな行動をしていたなぁ」なんて共感していただけるはず。

肩を抱く、髪を撫でる、相手の間にものを置くのは「嘘」をついてるかも

嘘を見抜いても指摘しない方がいい場合もある

さて今回は、「心理学的に見る嘘を見抜く方法」というお話でした。結論として「相手の目が左上に向かう時」&「肩を抱く、髪を撫でる」&「テーブルの上のものを動かして、相手との間に置く」を見てみようということでした。ですが、この方法を知って「相手が嘘をついている」と分かったとしても、それを指摘するのが良いかどうかは皆様にお任せします。

 

Written by センチネル

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