仕事のストレスを感じるあなたが、限界を迎える前にすべきこと

仕事でストレスを感じている人は決して少なくありません。ストレスの感じ方は人によって異なりますが、中には仕事上のストレスが原因で、身体的にも精神的にもボロボロになってしまう人もいます。

そこで本記事では、ストレスの原因や解消法・発散法を紹介すると共に、限界を迎える前にすべきこと、理解してほしいことを紹介します。

仕事のストレスの原因を知ろう

職場の人間関係

会社を辞める理由のナンバーワンは、「人間関係による悩み」だと言われています。人間関係の悩みは他人が絡むので、自分一人の力では解決が難しいのが実情。その為、抱えるストレスも大きくなります。

仕事量

もしかして、働きすぎていませんか?

「働き方改革」が叫ばれるように、日本人はちょっと働きすぎ。どんなに頑張ったって、一人がこなせる仕事量には限度があります。疲れが抜けない、ストレスで潰れそう……と思ったら、1度見直しを。

仕事量

責任感によるプレッシャー

昇進した、新プロジェクトのリーダーに抜擢されたなど、これまでと違った仕事や責任感を伴うタスクを任されて、プレッシャーを感じていませんか?
 
誰しも通る道ではありますが、変化には負荷が伴うもの。無理をせず、身近な人に相談を。

仕事のストレス蓄積度チェック

仕事でどれだけのストレスが蓄積しているか、簡単にセルフチェックできるサイトをご紹介します。
 
 
<参考元>
3分でできる職場のストレスセルフチェック|こころの耳
http://kokoro.mhlw.go.jp/check_simple/”
 
いずれも厚生労働省が制作したコンテンツなので信頼性が高く、またデータがサイト上に残ってしまうこともありません。安心してチェックしてみてください。

みんながやってる。仕事のストレス解消法・発散法

席を立って気分転換

職場でストレスを感じた時は、気分転換に席を立ちましょう。景色を眺めつつストレッチしてみたり、飲み物を取ってきたり、メイク直しにトイレへ行ったり、なんでもよいです。

ちょっとしたことですが、気持ちを切り替えるスイッチ的な役割を果たしてくれますよ。

スマホやパソコンから離れる

「デジタルデトックス」という言葉を聞いたこと、ありませんか?
 
休日には思い切ってスマホやパソコンから離れ、ひたすらゆっくりと過ごすんです。日帰り温泉など、非日常な空間で過ごすと尚良いですね。モヤモヤした気持ちをリセットし、自分の内面と向き合うきっかけにもなります。
スマホやパソコンから離れる

掃除する

意外と、イライラの解消やストレス発散に効果を発揮するのが掃除です。デスク周りをササっと、家の中を思い切って断捨離! などなど、なんとなーく気になっていたところを綺麗にしてみてください。
 
自分の目につくスペースが綺麗になると、気持ちも晴れ晴れとしてきますよ。

感動する映画を見る

涙活(るいかつ)という言葉もあるように、泣くとストレス発散になると言われています。いつも胸の奥に押し込めていた感情が、涙と一緒に流れ出ていく感覚……といえば、何となく伝わるでしょうか。
 
手軽に(?)泣くには、感動する映画を見るのがおすすめ! 心のデトックス、ぜひ試してみてください。

仕事のストレスが限界に達するとどうなるのか

多少のストレスは頑張る原動力になってくれます。ですがストレスが溜まりすぎると、それを受け止めきれなくなった体と心が限界を迎え、様々な影響が出てきます。
 
仕事でのストレスが限界に達した結果、
 ・朝起きて会社に行こうとしたら、涙が止まらなくなってしまった。
・いつものようにホームで電車を待っていたら、すーっと線路に引き込まれるような感覚になった。
 といった症状に陥った人の話を聞いたことがあります。
 
筆者自身も会社に行くと手が震えたり、帰り道にわけもわからず涙が出てきたりといった経験があります。今思えば、あれも体と心が発したSOSだったのかもしれません。
仕事のストレスが限界に達するとどうなるのか

仕事のストレスで病気になる前に

過度のストレスは、体や心を蝕む恐ろしい存在です。「よく眠れない」「疲れが取れない」「何もやる気が出ない」など、以前までとの自分と比べて何かおかしいな? と気づいたら、もっと酷い症状が起こる前に病院へ相談に行きましょう。

もし病院に抵抗があれば、カウンセリングでもよいです。とにかく一人で溜め込まず、相談できる・適切なアドバイスをくれる人を見つけるのが大切。

「心も風邪を引く」なんて言われますが、風邪と同じで早めに対策を取るのが、悪化を防ぐ重要なポイントですよ。

仕事のストレスが限界に達する前に、原因解明を

仕事をする上で、ストレスと無関係ではいられません。適度に発散しながら、上手につき合っていくことが大切です。

が、もし今回ご紹介した発散方法だけでは解消しきれないほどのストレスがある場合、もしくはストレスを発散する元気もない場合は、心身が限界に達する前に原因を解明して原因を取り除きましょう。

まずは一人きりで抱え込まないこと。心と体を守る為に信頼できる相談相手を見つけて、あなたが活き活きと働ける道を模索しましょう。

Written by 七尾なお

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