温厚な人は、キレることが滅多にありませんよね? 怒ったとしてもそこまで怖くないと感じるケースが多いと感じた経験がある人もいるでしょう。しかし、温厚な人でもキレることはあります。今回は、温厚な人の特徴や本当に切れにくいのか、どうすれば温厚な人になれるのかなどについて解説していきます!
最初に、温厚な人の特徴からご紹介します!
温厚な人は、穏やかなので滅多に怒りません。嫌だと感じる出来事があったとしても、マイナス思考が続かないので、メンタル面にも余裕があるからです。穏やかな雰囲気をまとっていることもあり、初めてあった人でも萎縮しないというのも温厚な人ならではの特徴なんです。
温厚な人の中には、のんびり屋な人が多いのも特徴的なポイントです。周りが慌ただしそうにしていても、落ち着いた行動や言動をするので、周りを和ませて癒やしてくれます。ゆったりとした立ち振る舞いを見せるので、常に余裕があるような印象も周りから持たれます!
競争心がなく、周りと争いたくないと思っているのも、温厚な人の特徴だと言えます。できるだけ口論などをしたくないと思っていて、穏便に解決できる方法はないか考えます。
周りでもめ事があっても加わろうとせず、黙ってみていることが多いです。また、間に入って止めようとする場合もあります。
温厚な人は、悪口を言うこともありません。多少の愚痴を言うことはあっても、いつまでも言い続けることはないと言っても過言ではないでしょう。
なぜなら、そのような行動で気持ちいい気分になる人はいないと分かっているから……! 悪口などを言う前にどうすれば改善できるか考えるのです。
温厚な人は滅多にキレることがありません。しかし、怒ってしまうポイントがあることも知っておく必要があります。では、普段キレにくい温厚な人が怒ってしまうのはどのような時かみていきましょう。
温厚な人は、どのような人でも受け入れてくれると思われがちです。確かにそれも間違いではありませんが、あまりにも自己中で協調性がない人に対して嫌悪感を抱く場合もあります。チームなどの集団の輪を乱す人に対して怒る場合もないとは言い切れませんね。
プライベートを侵害された場合も、キレることがあります。誰でもプライベートな領域を侵害されるのは嫌だと感じるはずですが、温厚な人はそれがより顕著です。普段滅多に怒らないからと言って、何をしても良いというわけではありません。
自分自身が短気だと自覚している人の中には、温厚になりたいと考える人もいるでしょう。最後に、温厚な人になる方法についてご紹介します。
不快感を覚える出来事があると、どうしてもイライラしてしまうもの…… それは仕方のないことですが、温厚な人になりたいならイライラしないように気持ちをコントロールできるようになりましょう。
イライラすることがあったら、心の中で数を数えるのがおすすめ! それだけでも、少しずつと気持ちが落ち着いていきます。
温厚な人と仲良くなることで、どのような特徴があるか、どのような行動をとっているかなどを把握できます。行動や言動を真似してみるとあなた自身も温厚な人へと変化していけるはず!
周りに温厚だと感じる人がいるなら、その人と仲良くなれるように関わりを持ってみてください。
温厚な人は笑顔が印象的です。あなた自身も笑顔を心掛けるようにするとメンタル面が落ち着いていき、温厚な性格へと変化していきます。ニコニコしている人に対して険悪な言葉をかける人は滅多にいません。そのため、笑顔を心掛けるようにすれば、あなたの周りには穏やかな空気が流れるようになるでしょう。
仕事中であれば部下をコントロールしたいと思ったり、子育て中であれば子どもをコントロールしたいと思ったりする場面もあるでしょう。そのような気持ちになるのも分かりますが、他人をコントロールすることはできません。
コントロールできると思い込んでいて実現できないとイライラしてしまいますが、初めから他人をコントロールできないと理解していればそうなることはないはず!
お互いに違う価値観の持ち主であることを念頭に置いた上で接すると穏やかな態度や言動になりやすいです。
温厚な人は、周りからの印象も良いので、そんな風になりたいと思う人も多いでしょう。しかし、元々短気な人はどうすれば温厚になれるのか分からないというケースも……
そんな時は、今回紹介した温厚な人になるための方法を実践してみてください! 人間は簡単に変われるものではないので、すぐに変化するとは言い切れませんが、少しずつ変わっていくことはできるはずです。温厚な人を目指したいならぜひ実践してみましょう。
Written by 早紀