【結婚カウンセラーが分析】結婚できない30代女性が陥りがちな「3つの勘違い」

こんにちは。結婚相談所リスタ代表の山本麻美です。30代の女性で「結婚したい」けどなかなか出来ない人には、ある共通の考え方があります。それは、ちょっとした勘違いでもあるのです。でも、現実とのズレを少し修正するだけで、パートナーシップを築きたい女性として意識されるようになりますよ。今回はその3つの勘違いをご紹介します。

1、結婚していない女性が多いと思っている

バリバリ働く30代の独身女性は、よくこんなことを言います。「私の周りには、結婚していない女性がとても多いの。最近は、みんなそうよね。」さあ、果たしてそうでしょうか。

国勢調査によると、30代前半女性の未婚率は33%30代後半になるとなんと、一度も結婚していない女性は22%しかいないのです。同世代の女性がランダムに4人集まったら、結婚してないのは自分だけ!とは衝撃ではないですか? 独身女性はフルタイムや正社員として勤務しているので、同じような境遇の人が身の回りに集まっているだけ。主婦の周りは主婦ばかりだし、子育てママの周りは子育てママばかりなのです。

そして、会社という組織の中で10年も揉まれた女性は、知らず知らずのうちに、男性と張り合う“男性脳”の集団に染まっています。結婚していないバリキャリ仲間と女子会ばかりしていたら、ますます“オトコ化”が進んでしまいますよ。結婚している女友達と頻繁に会って、結婚生活の話を聞くことが、女性脳を取り戻すコツです。

2、恋の進展を男性に頼りきっていることに気がついていない

30代独身女性に好みのタイプを聞くと、ほとんどの人は「引っ張って行ってくれる人」と答えます。特に、何年も恋人がいない人にその傾向があります。恋がなかなか上手く行かないからと言って、ある日突然“引っ張って行ってくれる彼”が現れることを夢見ちゃいけません。少し強引な彼が、何もない日常から華やかな恋の世界に引っ張り出してくれることは絶対にないのです。そんな人は、既に結婚しているか、20代の美女たちとの恋愛で忙しく、頼りたいだけの30代女性には見向きもしません。

このタイプの人には、30代実家暮らしの女性が多いのも事実。親に頼ることを卒業したくて、結婚して今度は男性に頼ろうとする心理が見え隠れします。その甘さを自覚出来たら必ず良い出会いがあります。ちょっと頼りないけど優しい彼氏を、実はちょっと頑固なあなたが引っ張って行く、これも幸せの一つですよね。

3、結婚してメリットがあるのは男性だと信じている

結婚は、男女どちらにとって、メリットが大きいでしょうか? 多くの独身女性は、「結婚したら、男性のほうにメリットがある」と答えます。ですが、逆に「女性にメリットがある」と謙虚に答える人は早く結婚していきます。これは意識の問題なので、事実としては「双方にある」という答えになるでしょう。ですが、「頼れる、仕事を減らせる、生涯安泰」という結婚のオプションも実は期待しているのが女性。それに対して、プレッシャーが増えるのは男性です。逆に結婚したら、「頼られる、お金が自由に使えなくなる、家族を養う」ようになるのです。

「男なら当たり前、自分の父親もそうだった」と思うかもしれませんが、それは思い上がりです。最近では、留学経験のある女性も多く、男女は対等(むしろ女性のが上)という意識の国際感覚女子が増えています。それに比べて、男性は相変わらず保守的。「男性を立てる」ことも、まだまだ忘れてはいけない考え方です。

もっと欲張りな人生を!

昔は男性の三高なんて言葉もありましたが、今は、女性の高キャリアもモテる時代。結婚だけが全てではないからこそ、結婚できない代わりに仕事に生きる人生も本望ではないはず。

30代でキャリアを積み重ねて頑張る女性は、少し考え方を変えるだけで、仕事も恋も結婚も全部叶えられるはず!

 

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