子どもが生まれると、子育て広場から保育園、小学校、学童など、さまざまな場面でたくさんのママと出会う機会があります。
時には相性のいい人とのご縁があり、仲良くなることも。
もちろんママ友とのご縁は良縁ばかりでなく、歓迎したくないようなご縁が訪れてしまうこともあります。
特に「マウント気質なママ友」や「自己顕示欲が強いママ友」、「詮索魔のママ友」などは、できるだけ出会いたくないものです。
今回は、筆者が出会ったウザイママの、信じられないぶっ飛びエピソードを5つご紹介します。
ウザイママの対策方法についても解説するので、ウザイママ友に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
それでははじめに、ウザイママのぶっとびエピソードをご紹介します。
最初にご紹介するのは、旦那さんはもちろん、子どもすらも顧みずに不倫三昧だったママ友です。
平日はお子さんを保育園に預け、休日は旦那さんに預けて不倫相手と密会。
もちろん旦那さんとの夫婦関係は良好なわけがなく、離婚秒読みという状態でした。
もっとも衝撃的だったのが、不倫の様子を隠そうとすらしないどころか、なんと不倫相手とのラブラブ写真をSNSで公開していたこと。
妻や他のママ友をはじめ、不貞行為の被害者である当の旦那さんすら閲覧できるような状態だったから驚きです。
確かに旦那さんはデジタル機器やネットなどに疎いアナログな人間でしたが、最終的には周囲のサポートもあり、奥さんの不倫の証拠の数々を押さえて裁判離婚となりました。
ある日、妻が車での外出から帰宅すると、私にこんなことを報告してきました。
「〇〇さんってママ友いるでしょ?外出先で私を見ると、いつも「〇〇にいたでしょ!」って報告してくるんだよね。車で移動しているだけでも逐一連絡してくるの」
それに対し、私はこう返しました。
「何か問題でもあるの?」
すると、妻はこう続けました。
「さっきも連絡がきて、私が「その場所に行ったっかなぁ?」って返したら、「間違いないよ!ナンバーが同じだったもん!」って。ちょっと怖くない……?」
そう、実はそのママ友は、ママ友グループ全員の車のナンバーや自宅といった個人情報を記憶していたのです。
単に記憶力がいい方だったのか、あるいは何か意図があったのか……?
いずれにしても、不気味さを覚えるエピソードでした。
仲良くできそうなママとSNSでつながり、相互にフォローしたりする方も多いでしょう。
まさにそんな感じで、とあるママとつながった筆者の妻。そのママのアカウントを見てみると、実物とは似ても似つかないほどにしっかり加工されており、キラキラ系な自分を演出。
自画自賛系の文言も加わり、共感性羞恥を煽るような内容に筆者は辟易するしかありませんでした。
しかも、SNSを更新すると、LINEなどでママ友グループに更新を報告。周りのママ友も、そんな彼女の行動に失笑するしかないのでした。
長男と次女、2人のお子さんを持つママのエピソードです。
長男はとある問題行動により、施設に預けられている状態でした。月に何度か帰宅の機会があり、そのママがお子さんと一緒に過ごせる時間はほんのわずか。
さぞかしおつらいだろうと思いきや、ある時そのママがこぼした衝撃的な一言。
「次女も手がかかって本当にしんどい。次女も施設に預けちゃおうかな」
お子さんをやむなく施設に預けているものかと思ったら、実はそのママ自ら積極的にお子さんを施設に預けているのでした。
同じ親として、心の底から神経を疑った出来事でした。
気に入らないことがあると、フキハラで周囲を振り回すとあるママ友。
ある時、あるママのミスで迷惑を被ったということで、そのママに対して怒鳴り散らして恫喝し、土下座までさせる始末。
しかも、それなりに人通りが多い住宅街のど真ん中で、白昼堂々と……。
妻と一緒にその光景をたまたま目撃した筆者だけでなく、周囲の人たちもドン引きしていたのは言うまでもありません。
それ以来、恫喝ママからは人が離れていき、最後には孤立したと伝え聞いています。
ウザイママのぶっとびエピソードを5つご紹介しましたが、実はこの5つのエピソードに登場するやばいママは、すべて同一人物です。
筆者もこれまでさまざまな「やばい人」と出会ってきましたが、その中でも5本指に入るレベルで強烈な方でした。
さて、ウザイママへの有効な対策はただ一つ、「関わらない」に尽きます。
幼稚園や学校など子どものことですと、どうしても関わらずを得ない場合もあるでしょう。しかし、そういう場合でも「できるだけ話さない」「できるだけそばに寄らない」「できるだけ物事を共有しない」ということを意識していれば、関係性を最低限に留めることができます。
たとえ「感じ悪い人」という評価を下されたとしても、こちらの善意につけ込まれて振り回されるより、むしろ「感じ悪い人」と思われていた方が賢明でしょう。
世の中にはいろいろな人がいますが、一緒にいて疲れる相手や、何となくしっくりこない相手に無理に合わせることはありません。
自分軸をしっかりと持ち、人間関係に振り回されずに生きましょう。
Written by はるお