素敵な女性だな、品がある女性だな、と感じるのは、その人がマナーが良い女性だから。基本的なマナーが身についており、行動や仕草に心遣いや美しさがあることによって素敵な上品さが生まれているのです。
上品な女性って、同性からも憧れの対象になりますよね。
今回は、マナーが良いと思われる女性の秘密についてご紹介していきます。素敵なレディを目指して、基礎マナーから確認していきましょう!
きちんとした挨拶や返事は、小さい頃からよく言われることですよね。大人になってからもとても大切なことです。むしろ、社会人として適切な挨拶や返事ができないと、一気に印象が悪くなってしまいます。
まずは日頃から挨拶や返事をしっかりすること、そしてなるべく笑顔を忘れないこと。当たり前のことですが、この2点を改めて意識するだけでも「感じのいい人だな」「素敵な人だ」と思ってもらえるようになります。
二つ目は「ルールを守れる」ことです。
私たちは生きていくうえで、所属しているコミュニティの中でのルールや、街のルール、利用する施設のルールなど、さまざまなルールとともに生活しています。
まずは設けられたルールをしっかり守れるという最低限の規律が、マナーの良い女性の印象へと繋がっていくのです。
マナーをしっかり守っていたとしても、言葉遣いの悪さが目立つと印象は悪くなってしまいます。
マナーの良さを感じさせるには、まずは正しい言葉遣いが大切です。環境や話す相手に合わせて、適切な言葉選びができるよう気をつけましょう。
また、世の中には、「よく使われているけれど実は間違っている表現」というものがあります。皆が普通に使っているけど実は二重敬語だったり、人に対して失礼にあたる表現だったりということもあるのです。
正しいと思っていた言葉も意外と間違っていることがあるので、一度自分の言葉の常識を疑ってみる、見直してみるのもおすすめですよ。
続いて、マナーの良さに加えて上品さもプラスできる仕草、行動をご紹介しましょう。
まず一つ目は「ゆっくり話す」ことです。
それだけ? と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。意識してゆっくり話すようにするだけで、余裕があるように感じさせることができます。
また、一つひとつの言葉がしっかり届くことで、より上品な印象に繋がっていくのです。
人に何かを渡す際に、片手でもできるところを両手で渡したり、物を拾うときに一度屈んでから手を伸ばしたり。
必ず必要ではなくても、より相手への気遣いになったり、きれいに見えたりするような丁寧な所作ができると上品に見えるものです。
すべての動作において丁寧さを意識するというのは、簡単なように見えて実は難しいこと。まずは、何かをしようと思ったとき「丁寧にやろう」と心がけることから始めてみましょう。
身だしなみを整えることは、大人として、社会人として基本的なマナーです。
そこにより上品さをプラスするポイントは、「こまめに」というところ。朝ちょっと身だしなみを整えるだけでなく、その整った状態をなるべく維持することが大切なのです。
仕事中に気づいたら髪が乱れていた、メイクが崩れていた、なんてこともありますよね。
上品な女性になるためには、トイレに行ったら必ず鏡で身だしなみもチェックする、または都度手鏡で確認する、こまめに口紅やリップを塗り直すなど、一日を通して身だしなみを意識することが重要です。
マナーが良く、上品な女性は、おおらかで笑顔が多い傾向があります。感情が安定している印象があり、すべてを包みこんでくれるような「包容力がある女性」だと感じられるのです。
落ちついていて精神的な余裕がある雰囲気は、上品さにもつながっていきます。
おおらかな女性を目指すためには「人には人の考え方、事情がある」と認識しておくことが大切です。そうすることで、感情的になりすぎず、冷静に物事を受け止めながら処理していくことができます。
おおらかでいること、なるべく笑顔でいること。まずは、できることから意識してみてくださいね。
今回は、マナーが良いと思われる女性の行動や仕草についてご紹介しました。
まずは世の中の「当たり前」に向き合い、しっかりとマナーを見直してみましょう。基本的なマナーが身につけられたら、上品さをプラスできるポイントも意識してみてくださいね。
何事にも丁寧でおおらかな女性を目指していきましょう!
Written by ゆきみ百花