たくさんの人に振り向いてほしいから職場でモテたい!と願う男性は世の中にたくさんいるそう。「オトコの行動の根底には常に“モテ意識”がある」なんて言われているように、女性から注目を浴びるために頑張る人が多いですからね。
職場でモテたいと思うのなら行動の仕方を工夫すべき。成功すれば英雄ですが、一歩間違えれば自分の首を絞め上げる恐ろしい結果が待っています。ミスを避けるために、先輩たちの失敗談から大切なことを学びましょう。
職場でモテたかったのに“やらかす”男性は多いようで、彼らは頑張りが仇になってとんでもないミスを招いています。モテを意識しすぎて空回りしがちなので、肩に力が入ったままだと失敗の確率が上がりますよ。彼らと同じ道を歩まぬよう気を付けてくださいね。
モテるためにはまず、女性と接点を持たなければ話になりません。そう思って社内の女子グループに近づいた結果「ただの良い奴」になったAさん。
彼はもともと聞き上手で、持ち前の強みを活かし、女性陣の聞き役に回りました。そこから恋が始まるかと思いきや、“良き相談相手”、“女性同士の話を分かってくれる人”、“女子会に混ざっても違和感のない男子”と望まぬ立ち位置に!
要するに恋愛を意識する相手ではなく、普通のお友達になってしまったということ。ある意味女性人気は高いものの、別の意味の人気ですから“モテ”とは程遠いでしょう。女性社員と接点を持ちたいからといってコミュニティに入り過ぎてしまうと危険であるため、程よい距離を保つべきです。
女性に優しくすればモテると思い、必要以上の気遣いを心掛けたBさん。代わりにコピーを取ってあげる、率先して彼女たちの荷物を持つなどなど、とにかく優しさを意識したようですが……。
あまりのわざとらしさに女性陣が気づき、あからさまにキモがっている態度を見せつけられたとか。これはメンタルがやられますね。
でも女性って、男性の下心を察するのが得意な生き物です。また、男性って下心を隠すのが下手なんですよね。「モテたいから優しくする」が全面に出ているとやり過ぎ感があり、すぐに察されるので意味がありません。一度気遣いと本当の優しさとは何かをじっくり考えてみましょう。
仕事ができる男性は確かにモテますが、“できる”を勘違いしたCさんは自己主張激しめに業務へ取り掛かりました。
「上司に臆さず意見して、会議でも発言を多めに。あと女性社員の意見はできる限り尊重するように心掛けたんですよ。……これでモテると思ったんですが陰でウザい、媚びてるって言われまくってたことを知りました。本当にショックです」
どうやら頑張り過ぎて同性からもウザがられてしまったそう。意識高い系とまで言われ、会社に居づらくなってしまいました。“シゴデキ”の基準は人それぞれですが、自己主張してできるアピールをするのはまだまだ小物。どっしりと構えて淡々と取り組んでいる方が評価が高かったかもしれませんね。
モテるためにはまず仲良くなることが先決と思ったDさんは、女性社員へフレンドリーに接しました。新入社員への声掛けや、仲間に入れない人が出ないよう積極的に飲み会やレクリエーションの計画を立てたのです。
この動きは体育会系の上司(男性)からは非常に評判が良かったようですが、女性たちから大不評! 「Dさんって馴れ馴れしくない?」「余計なお世話だよね」と言われていることを知り、激しいショックを受けたとか。
「今まで普通に接していた女性社員からよそよそしい態度を取られ……。どこかで悪口大会が開かれていたのかもしれません。とにかく仲良くフレンドリーにを意識したんですが、見事に失敗してしまいました」
フレンドリーと馴れ馴れしいの意味を履き違えると取り返しのつかない事態を招くため、気を付けたいものです。
①~④は女性からの評判を上げるために努力したエピソードを紹介しましたが、⑤はまた異なった例。「モテを意識しすぎると格好悪い」なんて考えがあったEさんは、敢えて異性に興味がないフリをしました。
クールな方がモテると思っていたためわざとそっけなく接し、盛り上がる女性社員の輪には入らないことを徹底。しかし、この行動は自身の印象を薄くさせるだけ……。Eさんはそのことに気づかず、結果的に影の薄い人になったそう。
それどころかコミュニケーションが苦手な人だと勘違いされていたようで忘年会の際「話しかけるなオーラが出ている」なんて女性社員から言われてしまったとのことです。
5つの失敗エピソードをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? もしかすると自分に当てはまる例もあり、胸が苦しくなった方もいるかもしれません。
そもそもあなたはなぜ職場でモテたいのでしょうか?
・社内恋愛がしたいから
・結婚相手や恋人は身近なところで探したい
・ただ単に大勢からキャーキャー言われたい
など色々な理由があると思いますが、ヨコシマな気持ちを持っていればいるほど冷静な判断ができなくなるのでミスをしがち。社内でモテ男になれば人生バラ色ですが、逆の事態を考えると地獄です。先輩の失敗から学び、よく考えてから行動に移しましょう。
Written by たかなし亜妖