どちらが幸せ?「恋人いないけど友達いる」or「友達いないけど恋人いる」

世の中には、恋人はいないけど友達には恵まれているという人や、友達はいないけど恋人はいるという人がいます。もちろん、どちらもいる人やどちらもいないという人だっているはず。そこで今回は、それぞれの幸せについて、心理カウンセラーのわたくし千桜ミモザがお話しをしていきたいと思います。

友達がいないけど恋人は途切れない人の運命

友達がいないけど恋人は途切れない人の運命

決して少なくないのが、友達はいないのに恋人がひっきりなしに出来るという人です。友達がゼロという人もいれば、ごく浅い付き合いのみの知り合いはいて、恋人は途切れたことがないという場合もありますね。恋人さえいれば、休日は充実をしているし、毎日のLINEだって寂しさを感じないという人が多いかもしれません。

ただ、恋人と永遠に付き合っていくことができずに、別れを迎えることだってあるはず。
そうなると、当然心にぽっかりと穴が開いたような感覚になって、寂しさに押しつぶされそうになるのではないでしょうか。また、恋人さえいればというタイプの人は、恋人に依存をしている状態になりやすいため、早く次の恋人を作ろうとします。

もっと言ってしまえば、恋人がいるうちから次の恋人候補を作っている人だっているのです。恋人にしか意識が向かなければ、偏った人間関係の構築しかできないので、長い人生の中で寄り添った話しが出来る存在を作ることができなくなってしまいます。

友達がいないけど恋人が途切れない理由

では、なぜ友達ではなく途切れることなく恋人ができるのでしょうか。その理由は、ひと言で言うと「恋愛体質」ということが当てはまるかもしれません。恋人と一緒にいることに、人生の楽しさを見出し、友達といるよりも恋人といることを優先するでしょう。

また、こうした傾向の強い人は、異性からどういう風に自分が見られているのかを気にするので、ファッションや持ち物、しぐさなどの勉強を惜しみません。結果的に、女性としての魅力にあふれ、常に異性の視線を集めて出会いを逃さない自分を確立するのです。

人が幸せを感じる瞬間とは

人が幸せを感じる瞬間とは

人が感じる幸せは、十人十色です。誰かは、カフェ巡りをして、素敵なカフェを見つけた瞬間に気持ちが高揚して幸せを感じるかもしれません。またある人は、片思いをしている人の笑顔を見るだけで、幸せを感じるかもしれません。

このように、生まれ育った環境によって価値観が異なるのですから、人の幸せなんて誰にもわからないものなのです。彼氏がいないなんてかわいそう! 友達がいないなんて寂しいだろうに! なんていうのは、そう思った人の考えであって、本人にはまったく関係のない「感想」ですよね。

結局幸せになれるのはどちら?

人の幸せはそれぞれで、定規で計ったようにたったひとつの正解があるわけではありません。「Aは幸せだけど、Bは不幸せ」などのように、勝手に人の幸せを決め付けるのはナンセンスです。結局「幸せ」というのは、本人が得る充足感であって、いかにしてポジティブな感情を抱いて自己現実を叶えているかによるといっていいでしょう。

1人で行動するのが楽で好き!という人もいますし、友達や恋人と行動するのが好き!という人もいます。恋人であっても友達であっても、信頼関係を結ぶ学びやいろいろな経験を得られることができれば、幸せと言ってもいいかもしれませんね。

ただ、友達がいなくて困った時の相談相手がいない…… という場面に出くわしたら、恋人に相談するのもいいですが、カウンセラーなどの専門家に相談するのもおすすめですよ。

おわりに

おわりに

恋人がいる方が幸せ、友達がいる方が幸せというのは、個人がそう感じて心が健康的でいられればそれが一番です。ひとつだけいうとしたら、友達はゼロよりもたったひとりでいいので、笑顔でいられる人を大切にしましょう。

また、友達や恋人のピンチに知恵を貸したりすることも喜びになって、あなたの中の幸せの引き出しがどんどん増えていきます。幸せになる方法は、無限にあるということを頭の片隅でいいのでおいてみて下さいね。

Written by 千桜ミモザ

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