育ちの違いで結婚生活に亀裂が?育ちの違う相手と結婚して幸せになる方法

幸せな結婚生活を送るためには、できるだけ自分と同じ価値観を持ち、育った環境が似ている方を見つけることが大切だと言われています。育ちの違いはそこまで結婚生活に大きな影響は与えないだろうと軽視していると、小さな違和感から我慢できないレベルの問題にまで発展する恐れもあるんです。

そこで今回は、育ちの違う相手と一緒になるとどうなるのか、幸せになる方法などをご紹介しましょう。

育ちの違う相手と結婚するとどうなる? 幸せになれるかどうか

まずは、育ちが違う相手と結婚すると感じる違和感やストレスなどを見ていきます。

食生活

食生活や食習慣は各家庭によって異なるため、自分にとって当たり前のことが相手からすれば「信じられない」こともあります。家族で食卓を囲む際、一人前ずつお皿に盛り付けて配膳する家もあれば、テーブルの中央に大皿を置いてそれぞれが取り分けるスタイルの家庭もあるでしょう。

また、家庭によっては貧乏臭いからと前日の残り物を食べない、朝食は絶対に和食、冷凍食品は許さない所もあります。前日多めに作っておいて、次の日も同じものを食べる生活を送ってきた方にとって、毎日何品も料理しなければならないのは苦痛に感じてしまうかもしれませんね。

食事は毎日するものなので、些細な違いであっても大きなストレスを感じやすい部分です。たまには外食や冷凍食品で楽しみたくても、相手が許してくれないとうんざりしてしまうケースは少なくありません。

金銭感覚

育ちが違うと金銭感覚の差も生まれやすいです。稼ぎがたくさんあってもなるべく貯金したい方にとっては、お金を自由に使う方と一緒に居るのは苦痛に感じやすく、その逆も言えますよね。

好きなものを自由に買いたい方からすれば、自分が働いて稼いだお金の一部しかお小遣いとしてもらえないのはストレスになるでしょう。

金銭感覚の違いは普段の生活でも違和感を覚えやすく、相手とは育ちが違うとわかっていても許容できないケースもあります。しかし、金銭感覚はそう簡単に変えられないため、夫婦間に亀裂が入りやすいと言えるでしょう。

衛生観念

育った環境によって、衛生観念も異なります。似たような衛生観念を持っていれば良いですが、2人の考え方が大きく違うとストレスにつながります。

例えば、相手が厳しい家庭環境で育ってきた場合、あなたの掃除や洗濯方法、食料品の取り扱いなどに文句を言われる可能性があります。逆に、あなたの方が清潔な環境だった場合は服をリビングに脱ぎっぱなしにしたり、トイレの蓋を閉めなかったりする行動に不衛生さに不満を感じやすいです。

綺麗か、汚いかに対する感覚は人それぞれであるため、一緒に暮らしてから衛生観念の大きな違いに気付く夫婦は少なくありません。綺麗好き過ぎて文句を言われるのも、不潔な行動をする相手を見るのも我慢できず、離婚したいとまで考えるケースもありますよ。

育ちの違う相手と結婚して幸せになりたいなら長期的な視点で歩み寄るべき!

衛生観念

育ちが近い方が良い夫婦になれるとわかっていても、どうしても釣り合わない好きになってしまうこともあります。最後に、育ちが違う相手と幸せになるためのコツをご紹介します。

今すぐに育ちの違いを解決したいとは考えない

相手と自分の育ちが違っても、一緒にいる時間が長くなるほどに問題は自然と解消されていくでしょう。育ちの違いが少ないほど結婚生活のトラブルは発生しにくいですが、それでも全くのゼロではないんです。

そもそも自分と全く同じ価値観を持った人間は存在せず、育ちばかり意識して恋愛していると選択の幅を狭めたり、結婚のチャンスを逃してしまったりする恐れもあります。

結婚相手を選ぶ際に大切なのは相手の本質を理解したうえで、その人と永遠に一緒に居たいかどうかです。育ちや価値観の違いを理解した上で、少しずつお互いが歩み寄っていけるような夫婦を目指してくださいね。

違いを楽しむ

育ちの違いを逆に楽しんでしまうのもおすすめです。育ってきた環境が近いと相手を理解してあげる必要がないため、意見を尊重する気持ちや謙虚さなどを忘れてしまうこともあります。

しかし、育ちが違えば相手を知る楽しみや新しいことに挑戦するドキドキ感が味わえ、激的な毎日が送れるでしょう。自分の価値観ばかりを押し付けず、相手の生活スタイルに合わせて楽しんでみようという余裕が大切なんです。

おわりに

違いを楽しむ

育ちの違う相手と一緒にいるのはストレスを感じやすいため、結婚前に相手の価値観や育ちをチェックすべきだと言われた経験のある方もいるでしょう。しかし、実際に一緒に暮らしてみないとわからない考え方の違いもあり、結婚後に相手の驚くべき習慣や生活に気付くケースもあるかもしれません。

また、どうしても育ちの違う相手を好きなってしまう時もあります。そのような時は、自分の価値観ばかりを押し付けず、逆に違いを楽しむ柔軟な気持ちを持つことが大切です。育ちの違いばかりに注目せず、あなたが本当に一緒に居たい相手と幸せになりましょう。

Written by 早紀

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