イイ雰囲気の男性からフラれたときの受け止め方

勝ち戦であることを確信して臨んだにも関わらず、まさかの敗北を喰らったときのショックってハンパないですよね。そう、いわゆる「イイ雰囲気」の男性に思いを伝え、絶対にオッケーの返事がもらえると思っていたのに、「ゴメン、キミとは付き合えない」……。さて、どう受け止めるべきなのでしょうか?

思わせぶりな態度に腹を立てるその前に……

イイ雰囲気だった男性からフラれた直後、ほとんどの女性は「思わせぶりな態度をとりやがって!」と、ブチ切れることでしょう。筆者も、若かりし頃に何度か経験しておりますので、そのお気持ちは痛いほどよくわかります。

でもね、今後同じ過ちを繰り返さないためにも、いったんクールダウンしましょう。そう、「イイ雰囲気」と解釈していたのは、自分だけってパターンもあるのです。「そんなことはない、同コミュニティのメンツからも『2人は付き合っているのか?』とツッコまれていた」という人もいるでしょう。要するに、自分だけの勘違いではない、と。はい、これまた筆者も何度か経験しているのですが、周囲からどう見えているかという部分は、全くあてになりません。

辛いですが、こんなふうに考えましょう。男性には狩猟本能があります。いかに現代男性の草食化が著しいとはいえ、なんだかんだで彼らは狩りをする生き物なのです。恋愛感情を持ってくれていたのなら、とっくに告白してくれたはず。そうではなく、イイ雰囲気の期間がダラダラ続いていたということは、残念ですがそこに恋愛感情はなかったのでしょう。

相手を責めても虚しいだけ

以上を踏まえると、当然のことながら、お相手に対して、「あのときの『頭ポンポン』は何だったの?」など、責めモードになるのはご法度。自分が惨めになるだけです。男女関係において、「温度差」ほど切ないものはありません。先方はなんとも思っておらず、自分だけが盛り上がっていた……悔しいですよね。責めれば責めるほど、温度差が際立ちます。大人の女性として、冷静に受け止めましょう。

お断りされた理由は聞くべき?

ここからが運命の分かれ道。きっぱり諦めるか、リベンジするか……。諦めるには、納得できる「理由」が必要ですよね。なぜ「ゴメン」なのか、お相手に理由を聞くのもアリでしょう。「ほかに好きな女性がいる」など、わかりやすい理由もあれば、「キミのことは決してキライじゃないんだけど……モゴモゴ」のように、曖昧な返答で、腑に落ちない場合もあります。

そう考えると、「理由」は聞かないほうが、むしろフッ切れるのかもしれませんね。もしかすると、本当の理由を言うことで、あなたを傷つけてしまうという優しさから、曖昧な表現になっていることもあるでしょうし。

リベンジを狙うなら、「これまで通り」に徹するべし!

リベンジするならば、明るく・爽やかに・朗らかに、「了解!」と受け止め、それ以上は引っ張らないのが無難です。そして、これまで通りの関係性を続けましょう。「フラれたから気まずい」と、妙な距離のとり方をするのはNG。

表面的にはこれまで通りの関係性でも、お相手の内面には確実に変化が起きています。「俺に好意を持っているかもしれない女友達」だったあなたが、「俺に好意を持っている女友達」に確定したのですから。「かもしれない」の部分がなくなっただけで、お相手の意識はだいぶ変わってくるでしょう。

これまで通りのあなたの言動にも1つ1つ意味づけするようになり、そこから「気になる感情」が芽生え、それがやがて恋愛感情に繋がる可能性も大! 一朝一夕にどうのこうのというわけにはいきませんが、お相手の気持ちの変化にのんびり期待しましょう。

written by 菊池美佳子

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