「は?」と思わず言いたくなるほど、男性の言動にイラッとする瞬間、ないでしょうか。きっと誰しも、1度はこんなことがあると思います。当記事では、女性が男性に対してイラッとする瞬間のあれこれを集めて紹介します。女性にとっても男性にとっても、より良いコミュニケーションの参考になれば幸いです。
女性はおしゃべりが大好き。好きな人といろいろな情報や感情を共有したい、という気持ちが強いです。しかし男性も同じテンションで会話に応じてくれるとは限りません。時には「はいはい、また始まった」「ちょっとうるさいなあ」なんて思っていることも。
上手に隠してくれればまだいいですが、それができない男性も多いです。視線を合わせず、スマホをいじりながら生返事……。これ、女性がイラッとする瞬間の殿堂入り項目ではないでしょうか。
ちゃんと話を聞いてくれないと思わされた女性は、だんだんと話すことをやめてしまいます。コミュニケーションの機会が減れば、それだけ二人の仲は冷え込んでいってしまうでしょう。
会話自体を楽しむ傾向が強い女性のおしゃべりには、「オチ」がないことがあります。あっても、だいぶ後の方で明かされる場合も多いでしょう。
男性は、「この話は質問なのか、それとも別の何かなのか?」がわからず会話が進行すると、とてもストレスを感じます。先に結論を知り、それから詳細を聞きたいわけですね。
この感覚差は、女性同士でも起こりますが、男女となった場合にとくに顕著だと言われています。女性の話の進行方向が見えないので、つい男性は「で?」「結論から言って」と指摘してしまうのですね。
このケースでは男性もイライラしているでしょうが、結論を急かされた女性も同じように、イラッとしています。
会話において、女性は「共感」を求める気持ちが強いと聞いたことがないでしょうか。
「今日こんなことがあってね、本当につらかったの!」と女性が言った場合、大体が「そっか、大変だったねー!」「わかるよ、私も会社で同じことがあったから!」といった「共感」を求めています。
しかし男性はこの「共感」のスキルが女性に比べて低いのが特徴。そして「共感」の代わりに、「それはきみにも問題があるでしょ。まずすべきことは……」なんて、これっぽっちも求めていないアドバイスを始めてしまったりするのです。
男性はよかれと思って言っているのですが、悲しいかな女性にとってはイラッとする瞬間以外のなにものでもなかったりします。
決断力のある男性と、優柔不断な男性では、おそらく前者の方が女性人気が高いでしょう。しかし、だからといって何でもかんでも相談なし、男性の独断で決められてはたまったものではありません。
とくに2人に関わることについては、「きみはどうしたい?」と意見をちゃんと聞いてほしいもの。このコミュニケーションがないと、女性は「大切にされていない」「自分の気持ちをないがしろにされている」と感じてしまいます。
自分の決断に絶対的な自信を持っている、男らしいところを見せたい、サプライズで驚かせたい、などなど男性にも言い分はあるでしょう。
性別を問わず自慢話をするのが好きな人はいますが、男性はとくに「優れたところを見せたい」という気持ちが強いです。それが自慢話になることも少なくありません。多少の自慢であれば「すごいね!」と反応できますし、なんならそういうところもかわいいな、と思えなくもないです。
しかし延々と自慢話を聞かされ続ければうんざりもしてきます。そのうえ、自分を上げて周りを下げるタイプの自慢は聞いていて嫌な気持ちになるもの。聞かされる女性としても、どんどんイライラが募っていくでしょう。
令和の時代に男尊女卑が存在するとは思いたくないですが、残念ながらそうした思想を持つ男性も存在します。
女性は男性よりも立場が弱く、男性に従うべきだという考え方ですね。そこまであからさまでなくとも、言葉や行動の端々ににじむことも多いです。
本来対応であるはずの相手に、上下関係を想像させるような態度を取られたどうでしょうか。イラッとしないはずがないですよね。ナチュラルに人を見下す癖のある男性に対して、女性は常にストレスをためています。
女性が男性に対して、イラッとする瞬間を集めて紹介しました。状況によっては、一概に男性だけが悪いとも言えないケースも少なくありません。性別にかかわらず、自分以外の他人と完全に分かり合うことは不可能です。話をしていて、ときにはイラッとすることもあるでしょう。
そんなとき、「むかつく!」で終わらせずに、歩み寄れるチャンスがないかを探ってみると良いですね。例えば求めていないアドバイスにい苛立つことが多いなら、事前に「アドバイスはいらないから、うんうんって話を聞くだけにして」とお願いしてみるなど。
そうした建設的なコミュニケーションを続けることで、イラッとする瞬間を少なくできるはずですよ。
Written by 七尾なお