それほど美人なわけじゃない、見た目は至って普通。なのになぜかモテる女性って、あなたの周りにもいませんか? 当記事では、彼女たちがなぜモテるのかその特徴をご紹介します。また、「私も普通女子だけど、モテるようになりたい!」という人にもちょっとしたヒントをお届けしますね。
もしも身近に女優やモデルかと見紛うような美人がいたら、「そりゃあモテモテでしょ」って思いませんか?
でも実際にモテる女性って、意外と普通だったりして。で、明らかな美人は「全然モテないよ」って言う。謙遜でもなんでもなく、本当にモテてないこともあります。
筆者も過去に何度か『モテる女性』を目の当たりにしたことがあります。彼女たちは、お世辞にも美人とは言えないし、スタイルも良いというわけではありません。容姿だけを判断基準とした場合、まさに「普通」だったのです。
けれど恋人は途切れす、常に複数の男性からアプローチを受け、同時進行で交際をしているケースもありました。
「なんで???」と当時ははてなマークで頭がいっぱいになったものですが、じっくりと観察してみると、実はそこにはいくつかの共通点があったのです。
では、見た目は普通なのになぜかモテる女性が持つ共通点、特徴について紹介しましょう。
まず圧倒的な親しみやすさ。モテる女性は人見知りをしない子ばかりでしたね。
筆者はガチガチの人見知りなので、初対面の人間と対峙すると精神的な距離がぐーっと遠いところから「ハジメマシテ」とご挨拶するタイプ。
ところがモテる女性は、その距離がもっとずっと近いんです。相手の懐に入るのが上手、仲良くなるのが上手なんですよね。
よく美人は高嶺の花、近寄りがたいなんて言われますが、これは親しみやすさとは対極にある特徴です。「美人だなあ、かわいいなあ」と遠くから眺めている分にはいいけれど、実際に声をかけて仲良くなろうとまでは思わない……それが美人の置かれやすい状況なのでしょう。
親しみやすさともつながりますが、圧倒的にコミュ力が高いのも特徴です。
モテる女性は基本的に人見知りせず、誰が相手でも分け隔てなくフラットに接することができます。
こういう対応をされると、人は「なんだかこの人とはすぐに仲良くなれそう」と感じます。また異性であれば、「この子、自分に気があるんじゃない?」と勘違いするケースも出てくるでしょう。
美人がなぜ意外とモテないのかと言えば、「あんなに綺麗な人が、自分なんか相手にしてくれるわけがない」とこちら側が思い込んでいるからです。たとえ本人がそうは言っていなくても、勝手にそう判断して距離を取ってしまいます。
しかし、普通の女性であれば手が届きそうな気がしますよね。そのうえ、コミュ力が高く会話も弾む。「あれ? この子とならもっと親密になれるんじゃない?」と相手が思ってもなんら不思議はありません。
この「もっと仲良くなれそう」「自分に気があるのでは?」という絶妙な親近感が、モテ要素と大きく関わってきます。
誰しも自分の話をするのが大好きなもの。聞き上手であることは、人間関係を円滑にするために重要なスキルです。
とくに男性は女性に比べて自己顕示欲が強い傾向があるため、「俺は、俺は」と話をしたがるものなのだそう。それを、うんうんと笑顔で聞いてくれる聞き上手な女性は、そりゃあモテます。
上記の「男女問わず誰からも好かれる要素」に加え、ちょっとした隙みたいなものが、モテる女性には共通していると筆者は感じています。
真面目さは美徳だし、いい子を見ていると応援したくなる。でも、それがモテとは直結しないですよね。
筆者が今まで出会った『見た目が普通だけどなぜかモテる女性』は、総じておおらかというか、ゆとりがあるというか……キッチリしすぎていないところがありました。
同時進行で複数人と付き合っていた子は(そのうちの一人は不倫だったのですが)「彼はここが、彼はあそこがそれぞれ素敵だから、みんなが大好き」みたいなことを、まったくの悪気なくさらっと言っていました。
ここまで吹っ飛んだ思考でなくとも、精神的な「遊び」を少し持っている女性の方が、きっとモテるのだろうと思います。
今回は、見た目は普通なのになぜかモテる女性の特徴について挙げてみました。
当然、見た目は他人からの印象を決める重要なポイントです。なので、まったく気にしなくていいというわけではありません。
ですが、ある一定のレベルをクリアしてさえいれば、あとは対人スキルを磨くことでモテる女性になることは十分可能です。
そのうえでより高みを目指すならば、「雰囲気美人」を目指しましょう。顔かたちそのものは変えられませんが、「美人っぽい」「かわいいっぽい」雰囲気を作り出すことは誰にでも可能なのです。
肌や髪を綺麗にケアする、メイクや服装をほどよく今っぽく・でも奇抜にならないようにアップデートする、など……少しの工夫で雰囲気美人は作れます。
モテを目指すならば、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
Written by 七尾なお