女性と年齢は、切っても切れない永遠の課題かもしれません。例えば、戦前の女性の生き方は結婚して子どもを持ち、50代にもなったら控えめな服装と物腰に徹するのが美徳という観念があったことでしょう。
ところが、現代に生きる女性は必ずしも結婚や子育てを選ばなくても良く、50代になっても自分らしく生きて問題ない時代になりました。しかし、50代で若く見える女性と見えない女性がいることは確かです。
この記事では、50代で若く見える人の特徴をご紹介します。50代になってもナチュラルな若さを目指しましょう。
女性のライフスタイルが多種多様になった昨今。それに伴い、結婚適齢期や女性はこうあるべきだという考え方が変化してきました。同時に、年を重ねると地味なファッションをする必要がある、若い=幼稚という縛りも緩やかになっています。そのため、20代で年配に見える女性がいる一方で、50代になっても若く見える女性もいるのです。
つまり、年齢と若さは必ずしも比例しないケースが多くなったと言えます。年齢だけで女性を判断するのは、現代においては危険だと捉えることができるでしょう。
年齢だけで女性の若さを測ることはできません。しかし、50代でも若く見える女性には次のような共通の特徴が挙げられます。
50代でも、美しい肌を持つ女性は若く見られます。また、肌をキレイに保つためには、洗顔が大変重要です。例えば、洗顔をおろそかにすると、分泌した皮脂やほこりなどが顔に残ったままとなります。それが原因で、ニキビや肌荒れ、乾燥によるシワが生じることも。つまり、カサカサしてどんよりした肌になると、若くは見えません。
さらに、きちんと朝の洗顔をしている女性は、潤いのあるきめ細かな肌を維持しているケースが多いものです。実は、老廃物の分泌は寝ている間が一番活発になると言われているので、朝にしっかりと汚れを落とすことが必要になります。
肌は丁寧なお手入れをすると、しっかりと期待に応えてくれるパーツでもあります。洗顔の後にはたっぷりの化粧水で肌を潤し、乾燥しないようにクリームで保湿をするとよいでしょう。
しかし、若く見られる50代女性のすべてが高価なスキンケア用品を使っているわけではありません。デパコスは美容成分が多く含まれることはあっても、プチプラコスメと大幅な成分の違いはない場合が少なくないとされています。
この情報をしっかりと理解して、自分に合ったコスメを使っている女性こそ、「50代とは思えない」肌の持ち主なのです。
笑顔が素敵で表情が豊かな女性も、若々しく見られます。明るい雰囲気を醸し出す人は、周りからフレッシュなイメージを持ってもらえますよね。
また、日常的によく笑う人は副交感神経が優位になり、ストレスの解消が行いやすいとも言われています。つまり、ストレスを溜めにくいことで、メンタルの不調も生じにくくなるのです。メンタルが安定していると、ハツラツと過ごせますし、年老いたイメージから遠ざかります。
一方、健康的な雰囲気を持つ女性も若見えするケースが多いです。例えば、姿勢が良い、やせすぎず太りすぎず、スタイルのバランスが良い人も挙げられます。50代になってもこのようなイメージを放つ女性は、偏った食生活をしない、適度な運動をする、睡眠をしっかり取るなどを心がけていることでしょう。
年を重ねると、ベーシックで落ち着いたファッションを選ぶ方が良いと言われることがありますよね。確かに、そのようなファッションは十人並みするので、無難だと言えます。しかし、50代でもフリルやリボン、レースなどがデコレートされた若見えファッションを好んだり、マッチしたりする女性も。
例えば、お笑い芸人・かつみ♡さゆりのさゆりさんは50代ですが、ピンクや赤の少女らしいカラーやフリルのスカートなどが違和感ないほど似合っていますよね。また、歌手のアグネス・チャンさんも60代とは思えないほど、レースがあしらわれた洋服を清楚な10代のように着こなしています。
年齢を気にせず、その人が好きなものだったり、似合っているファッションを身にまとったりすることで、自分らしさが引き出され、結果的に若く見られることが多いのです。
若さを保つには外見を磨くことばかりに気が取られるかもしれませんが、日頃から心と体はつながっているものです。確かに、肌のお手入れを丁寧にしたり、好きな洋服を着たりすることで、美しい見た目が得られるでしょう。
しかし、笑顔で過ごしたり、健康的なマインドがなかったりしたら、ナチュラルな若々しさとは異なるものになるのです。
50代でも若く見える人は、心と体のバランスを上手く取れているからこそ素敵に映ります。これらのバランスを取りながら、輝く50代になりましょう。
Written by 久木田(くきた)みすづ