最近、SNSや漫画などで「メンヘラ」や「ヤンデレ」という言葉を耳にする機会が増えました。「メンヘラはなんとなく知ってるけど、ヤンデレって何?」「どっちも知ってるけど違いが分からない」と思っている人も多いのではないでしょうか?
実は、メンヘラとヤンデレは似ているようで全く異なる言葉です。そこで今回は、メンヘラとヤンデレの違いやどちらが男性にモテるのかを解説していきます。
まず始めに、メンヘラとヤンデレがどう違うのかから解説していきます。メンヘラとヤンデレはどちらも精神が病んでいますが、病み方が大きく違います。どのように違うのか比較してみましょう。
メンヘラは、「メンタルヘルス」が変化した言葉だと言われています。精神が不安定になり、自分で感情を上手にコントロールできない状態のことを指します。
最近では、承認欲求が強いメンヘラのことをメンヘラと言う人が多いです。周りに構ってほしいがために、悲劇のヒロインのように振舞ったり怪我をしてみせたりすることもあります。
メンヘラは孤独が苦手で、「可愛いね」「好きだよ」と言ってくれる人を常に探しがち。そのため、恋愛において浮気をすることも多いタイプです。
「愛すよりも愛されたいタイプ」と言えます。
・周りが構ってくれないと精神を病む
・愛してくれるなら誰でもいい
・追いかけられたい派
・駆け引きして相手の気持ちを確かめようとする
・自分が1番じゃないと気が済まない
ヤンデレは、「病んでデレデレ」の状態の人のことです。病気の「病み」ではなく、精神的に病んでいる状態の「病み」を意味します。
相手を好きすぎるがあまり、執着心や独占欲が強いのが特徴です。好きな人に病的なほど愛情表現をします。「自分のことよりも好きな人が1番」なのがヤンデレです。好きな人に構ってほしいタイプのため、浮気の心配はありません。「愛されるよりも愛したいタイプ」と言えます。
・好きな人が他の女性のことを考えたり一緒にいたりすると精神を病む
・好きな人を愛したいし好きな人だけに愛されたい
・追いかけたい派
・病んだ時には好きな人や周りの人に過激になる
・自分よりも好きな人が1番大事
このように、メンヘラとヤンデレは似ているようで似ていません。
メンヘラは、周りが構ってくれなかったりちやほやしてくれなかったりすると精神を病みます。ヤンデレは、「好きな人に嫌われたらどうしよう」という恐怖や妄想から精神を病みます。
それでは、男性からモテるのはメンヘラとヤンデレどちらなのでしょうか?
正解は、ヤンデレです。なぜなら、メンヘラは自分が愛されるなら相手は誰でも構わないという傾向にあります。それに対し、ヤンデレは相手が誰でもいいという訳ではありません。好きな人以外には興味がなく、好きな人に一途です。
そのため、一途に自分を思ってくれるヤンデレの方が男性からモテるのです。人によっては、独占欲が強いヤンデレを可愛いと思う人やヤンデレの彼女が可愛いすぎると感じる人もいます。
やはり自分のパートナーには自分だけを好きでいてもらいたいと思うのは当然のことでしょう。「誰でもいいから付き合いたい」というメンヘラよりも「あなただから付き合いたい」と思ってくれるヤンデレを選びたくなるものです。
また、ヤンデレは好きな人に尽くす傾向があるのも男性にモテるポイント。男性は尽くしてくれる女性が好きという人が多く、ヤンデレはまさに好条件なのです。
一途で浮気をしなくて自分に尽くしてくれるので、病んでいない時には非常に良い彼女になれるのです。同棲していない場合、ヤンデレは妄想が進んでヤンデレ化しやすいですが、同棲していればヤンデレ化しにくくなります。デレの部分が多くなるだけなので、ヤンデレの欠点を感じにくくなるでしょう。
「男性側も独占欲が強く、他の人には興味がない」という場合にはヤンデレ女性は相性ぴったりなのです。
しかし、男性の独占欲がそれほど強くなく、女性の友達や知り合いが多い場合にはヤンデレも注意が必要。好きな人の周りにいる女性を排除しようとしたり心中しようとしたりしないように気を付けなければなりません。
いくらメンヘラよりもヤンデレの方がモテるとしても、漫画のように過激なヤンデレになってしまうと好きな人に嫌われてしまうかもしれないからです。
メンヘラとヤンデレはどちらも精神が病んでいますが、病む原因や思考は大きく違います。
メンヘラは自分が1番で、周りに構ってもらえないと精神を病んで構ってもらおうとします。ヤンデレは好きな人が1番で、好きな人が自分を嫌いになったのでは? と感じると精神を病んで過激な性格になります。
メンヘラとヤンデレのどちらが男性にモテるのかは、ヤンデレの方がモテます。メンヘラは愛してくれるなら誰でも良いと考えていますが、ヤンデレは好きな人に一途で尽くしてくれるからです。
このような違いを参考にしつつ、もし自分がメンヘラかもしれないと思う方でなかなか男性にモテないのであれば、考え方を少しでも変えていきましょう。
Written by 早紀