「収入が少ないから貯金できない……」と嘆いている人は多いですが、毎月得られる収入の金額によって貯金できるかどうかが決まるわけではありません。どれだけ稼いでいたとしても、貯金をする習慣がなければいつまで経ってもお金は貯まりませんよね。
この記事では、貯金ができない原因や貯金のコツについてご紹介します。計画的に資金管理をしたいのであれば、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
そもそもなぜお金が貯まらないのでしょうか? 実際に、貯金ができない原因を考えたことがある人はそう多くありません。ここでは、お金が貯まらない主な原因についてみていきましょう。
貯金ができない人は生活が乱れている可能性があります。生活が乱れると心の中も乱れ、自己管理が甘くなってしまうのです。浪費癖が付いてしまう恐れもあるため、一度生活習慣を見直すことが必要になります。お金を貯められるような環境をつくれるように意識してみてくださいね。
食費や携帯料金の支払いなどを節約したとしても、ほんの少しだけ節約する人はすぐに他の部分にお金を使う傾向があります。「いつも頑張っているからたまには贅沢しよう」という思考に陥りやすいため、注意しなければいけません。
また、特に目的があるわけではなく、将来のために何となく節約している人も要注意です! 強い意思を持たなければ貯金することは難しいため、何となくという気持ちで節約するのはあまり意味がないのです。
お金が貯まらない人は行動を起こすということを苦手としている人が多いです。貯金ができないという問題を解決するために、まずは改善策を練る必要があります。
何の改善策もなしに問題を解決しようとするのは難しいですよね。自分の日頃の行動を振り返り、原因となっていることを解決するようにしてください。
身の回りにあるモノの多くはお金が形を変えたものですよね。お金を貯められない人はモノに対する意識が低いのです。お金を大切にするように、モノも大切にできれば無駄遣いが減るはずです。
モノに対する考え方、意識を変えられるよう日頃から意識して生活してみましょう。
お金が貯まらない原因は人それぞれですが、貯金ができない人にはいくつか共通点があるようです。以下では、共通する特徴についてご紹介します。
お金を貯められない人の多くは、毎月いくら収入があるか、いくら使っているかを把握しきれていません。現状を把握していない場合、何をどのように改善すれば良いかもわからなくなってしまいますよね。
本来、どのようなことにお金を使うべきなのか考えておかなければいけないため、貯蓄体質になるためには毎月の収支を把握することが非常に重要です。収入、臨時収入、支出を記録した上で、お金の使い方を見直しましょう。
「毎月○○円貯金する」と、明確な目標を設定していない人がほとんどです。本来、貯金というものは何か目標を達成するためにするものですよね。
今後のビジョンが見えていないと、計画的に貯金するのは難しくなってしまいます。まずは、具体的に何をしたいか、どうなりたいか考えるところから始めてみてくださいね。
買っても使わないものがある人や、衝動買いをすることが多い人など、浪費癖があります。
無駄な支出は1ヶ月あたりで計算すると予想以上に大きな金額になっていることも……。また、安いからと言って必要ないものを買うことも避けるようにしましょう。
「お金を上手に貯めたい!」という人は、先取り貯蓄をしてみてください。先取り貯蓄とは、月初めに一定額を先に貯金することです。
どうしても毎月余ったお金を貯金してしまいがちですが、先に貯金する分の金額を決めておくことによって、確実にお金を貯められるようになります。
貯金できない人の多くは、収入が増えた分だけ使ってしまう癖があります。後先考えずにお金を使っていると、いつまで経っても貯まりません。貯蓄体質の人はすでに先取り貯蓄を実践していますよ。
これから先、お金が必要になる場面は数多くあります。いざという時にお金がなくて困るのは自分自身です。貯金方法を変えるだけでお金の貯まり方は大きく変わっていきますよ。ぜひ先取り貯蓄を実践してみてくださいね!
今回は、貯金ができない人の特徴についてご紹介しました。「老後は2,000万円必要」と言われる今、早めにコツコツ貯金しておくことが非常に重要になります。
「働いてもなかなかお金が貯まらない……」と悩んでいる人は、一度日頃の生活を振り返ってみましょう。余ったお金を貯金するのではなく、先取り貯蓄を意識してみてくださいね!
Written by 早紀