「幸運を引き寄せたい!」と誰もが思うものです。しかし、ぼんやりしていると、幸運というものはするりと逃げていくものでもあります。今回は、幸運がおとずれる前兆3つと、幸せになるための10か条を紹介します。がっちり、この手で幸せをつかみとりましょう。
では、まず幸運が訪れる前にどんなことが起こりやすいかを紹介します。
幸運が訪れる前は、自分にとって辛いことが起こります。仕事などでいろんなトラブルがあるかもしれません。上司には怒られ、職場に居づらくなり、転職を考えたりすることもあり得ます。
けれど、こんなときが幸運が訪れる前兆なのです。まず、トラブルをしっかり乗り越えましょう。そうすれば、失敗や挫折を前向きに捉えることができるようになり、あなたの視野が広がります。そして、不思議と幸運が訪れるでしょう。
何か新しいことをしたくなったら、幸運が訪れる前兆です。幸運はあなたの普段の生活リズムと離れたところにあることが多いもの。
料理をしたことがない人が料理教室に行ったり、運動音痴の人がスポーツジムに入会したりと、新しいことにチャレンジしようと考えているときは気持ちが前向きになっています。幸運をつかむパワーが全開になっているのです。
突然の引っ越しや転勤など、予期せぬ環境の変化があったとき、幸運が訪れるかもしれません。新しい出会いが増えるので、その出会いの中に幸運が潜んでいる可能性が高いのです。それほど大きな変化でなくても、これまでの生活スタイルや人間関係が何か変わるようなことがあったら、幸運が訪れる前兆です。
では次に、幸運をつかむにはどうすればいいのか、スピリチュアルな観点から10個の習慣を紹介したいと思います。ぜひ実践してみてください!
睡眠は、潜在意識のクリーニングをする大切な時間で、心の奥にある感情を浄化してくれる時間です。睡眠はもっとも効率よく心や身体をデトックスしてくれます。寝具やパジャマにもこだわって、たっぷり睡眠をとるようにしましょう。
朝は、もっとも元気な「気」が満ちあふれている時間と風水では考えられています。できれば、朝5時から7時の間に起きましょう。この時間帯は、風水では卯の刻にあたります。卯は「東」を表しています。東は太陽が昇る方位。太陽が勢いよく昇っていくエネルギーが、身体にどんどんチャージされていきます。
汚れた空気やパソコンの電磁波など、私たちは知らないうちにマイナスの「気」を受けて暮らしています。観葉植物はマイナスの「気」を吸収して、さらにプラスの気を放出してくれると風水では考えられています。プラスの気で満たされれば幸せに近づけます。
ちょっとしたことにも、「ありがとう」とお礼を言うクセをつけましょう。ありがとうが言える人、ありがとうがあふれている場にいるだけで、運はいつもあなたの味方になってくれます。謙虚で思いやりのある人、感謝の心を持っている人のところに幸運は引き寄せられるのです。
「今日こんなことに感動したよ!」という思いを口に出したり、メールで伝えたりすれば、今日出会った幸せなことをもう一度味わうことができます。そうすると、また幸せな気持ちになれるでしょう。
夢とは、暗示やメッセージを通じて、自分に大切なことを伝え、心の奥深いところにある感情や欲望、またはストレスの原因を教えてくれるものです。もしも怖い夢を見たなら、「現実で起こったかもしれないことを、夢で終わらせてくれてありがとう!」と感謝しましょう。心が軽くなり、幸せに一歩近づけます。
掃除は幸運を引き寄せるための基本中の基本。部屋を清潔にして、不要なものを捨て、身の回りをスッキリとさせておくことは、幸運を呼び込むいちばんの近道。風の通り道が運の通り道だからです。
好きなものを見ているとき、好きな洋服や靴を身につけているとき、人は幸せな気分になれます。あなたの部屋を好きなものでいっぱいにしましょう。逆にいえば、嫌いなものはどんどん処分していくことです。
もし、旅行をするとしたら、幸運体質になるためには「温泉」がいちばんオススメです。地球の中心から、大地を通って湧き出てくる温泉には、「木」「火」「土」「金」「水」という人が生きていくために必要な要素すべてが入っているので、入ればパワーアップできると、風水ではいわれています。
身体にいいものを食べることは、身体をほめること。つまり自分へのご褒美です。食べることの喜びが、健康な身体はもちろん、豊かで幸せな暮らしへと導いてくれます。「おいしい!」と口に出して言うと、言霊効果でさらに幸運になれるでしょう。
生まれながらの幸不幸というものは、あると思います。けれど、運命は自分の力で変えられます。自分は不幸のもとに生まれたとあきらめずに、幸せになるためのアクションを起こせば、それまで動かなかった運命が動きはじめます。
Written by 紅 たき