既婚者の本音「結婚するメリット」6つ

近頃では多様な考え方が広まり、独身や事実婚を選ぶ人も増えてきました。あえて未婚を選ぶ人が雑誌やテレビで話題に挙がることも。そこで今回は、結婚するメリットを既婚者の本音から調査しました。結婚は必須ではないとはいえ、未来に希望が持てる面もあるはずですよ!

男女に共通する結婚のメリット6つ

好きだけじゃダメ! 結婚を決める際に注意すること4つ

結婚して感じたメリットの声を募ったところ、男女に共通した意見は以下の通りでした。

1.子どもを持てる

■愛する子供を持てたことが、結婚の1番のメリットでした。未婚でも子供はもてますが、日本では金銭的にも子育てがしにくい風習にあるように思います。(33歳/女性/エステティシャン)

■子供ができることです。最初は子供は嫌いだったので、いらないと思っておりましたが、自分の子は別で愛おしいです。(48歳/男性/接客業)

アンケートの中で男女ともに一番目立ったのが子どもが持てた喜びの声です。「親としてのパートナーの一面が見れた」「子育てをする中で自己の成長にもつながった」という声もありました。

2.心・体調のフォローをしてもらえる

■風邪や病気などフィジカル面で弱っているときや、仕事で失敗してメンタル面で弱っているときに、支えになってくれる。自分の居場所、心理的安全性の保たれた場所のある安心感。(35歳/男性/キャリアコンサルタント)

■私はいくつかの持病を抱えています。体調が悪い時には主人がしっかりサポートしてくれますので、安心して暮らすことが出来る点は結婚の大きなメリットです。(51歳/女性/専業主婦)

子どもの次に多く挙げられたメリットが、心と体のフォローをしてくれる人がそばにいる安心感を得られること。結婚は仕事ができなくなったときのリスクヘッジにもなります。

3.共稼ぎなら家賃・生活費の負担が軽くなる

■食費、光熱費が少なくすむ。2人暮らしだからひとり暮らしの2倍を想定していたが、実際には1.5倍以内に収まっており、家計が楽になった。(36歳/男性/介護業界)

■金銭面で、一人のときより確実にお金が貯まると実感した。税制面でもそうだし、家賃も折半、フードロスもなくなった。(48歳/女性/総務事務)

ひとり暮らしの経験があるカップルで共稼ぎなら、家賃や生活費を折半できるメリットを感じるでしょう。経済的に余裕ができ、将来のための貯金もしやすくなるはずです。

4.家事分担ができる

■主人は飲食店勤務、家でも進んで料理をしてくれます。私は料理が苦手なので、代わりに食後の片付けを担当。朝の仕込みで早朝出勤の主人には、早めに就寝してもらいます。(43歳/女性/塾講師)

■家事、育児は2人で手分けして出来るので、体調が悪い時や気分転換したい時は片方に任せることができます。ひとり暮らしだったときより、家事の負担が減り、生活が楽になりました。(27歳/男性/販売職)

男性だけでなく、女性からしても結婚して家事分担ができるメリットはあります。お互いにサポートしあえれば、負担は少なく済みますね。

5.年齢を重ねても支えあえる存在ができる

■人生の中でいろいろな困難にあったとき、お互いに助け合える。年をとったら近くにいて安心な存在になるメリットがある。(67歳/女性/主婦)

■将来的な面で退職後の第二の人生や年金の受給に関しても、お互いを助け合えるのはメリットだと思います。(45歳/男性/運送業)

忙しく仕事に奔走している現役時代が終わると、やがて第二の人生が訪れます。そんなときにふと隣にパートナーがいる幸せを感じるメリットもあります。

6.独り身の寂しさから解放される

■二人の時間は楽しく、独り身の寂しさはありません。特に今のような自粛が必須な世の中では、家庭があることで一人ではないと実感できます。価値観を共有できる人間がいることはありがたいです。(32歳/男性/営業)

■いつでもどんなことでも、気軽に相談できる相手ができた。今日もお酒が飲みたいなと思ったら、いつでも付き合ってくれる相手がいるため、毎日楽しいです。(35歳/女性/イラストレーター)

周囲誰もいない環境が続くと、ふと寂しくなるときはありませんか? 価値観にもよりますが、そうした孤独から解放されるのも一つのメリットです。

女性特有の結婚するメリットは「配偶者控除を受けられる」

■元々、非正規雇用として働いているので、配偶者控除を受けられるようになったのは大きな金銭的メリットと感じています。(34歳/女性/飲食業)

配偶者の扶養に入り、負担を減らしながら働けるのは女性ならではの結婚するメリットですね。年収103万の壁、150万の壁、201万の壁と段階があるため、どのくらい税金控除の恩恵を受けられるかは人それぞれです。

男性特有の結婚するメリットは「仕事の原動力になること」

4.家事分担ができる

■結婚したことで、社会的な信用を得られます。自分の親や会社などからも、自立したと認められるし、その信用を得たことで責任感も生まれ、社会の一員として頑張っていこうという前向きな気持ちになれます。(49歳/男性/保険業)

家族を養うために仕事に責任感が生まれ、モチベーションになる男性は多いようです。頑張る姿が社会的信頼につながることも。

結婚するメリットはいっぱい! 

4.家事分担ができる

自由な時間が制限される、姓が変わってしまうなどのデメリットもある結婚ですが、良い面もたくさんあります。物理的に負担が軽くなる側面と、気持ちの側面が挙げられるでしょう。結婚に迷ってしまったら、ぜひ既婚者の声に耳を傾けてみてください。

Written by 田中なお

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