不倫関係とはいえ、大好きな彼……。しかし、愛人として一生添い遂げる覚悟や奥さんから奪う情熱があるわけではないなら、いつかは別れなくてはなりません。ただ、せっかく好きになった人ですから、恨んだりせずキレイにお別れをしたいもの。
とは思うものの、不倫がバレたら修羅場はさけられないかもしれません。今回は、実際にあった不倫カップルの修羅場を紹介していきます。
M子さん(28歳/事務職)は、同じ職場の男性(38歳/営業職)と、半年ほど不倫関係を続けていたそうです。あまりひんぱんには会わない、香水はつけない、職場では距離を置くことなどを気を付けていたそうですが、相手の奥さんに勘付かれたようです。
ある日、二人でホテルに入っていく写真を、相手が奥さんから突き付けられました。どうやら、奥さんは確実な浮気の証拠をつかもうと興信所に調査依頼をしたようなのです。その間、奥さんは夫を問い詰めたりすることもなく、泳がせておいたのです。
その後、奥さんは離婚を切り出し、慰謝料をたっぷりもらったそうです。しかし、それでは飽き足らず、M子さんのほうにも慰謝料の請求をした奥さん。多額のお金を失ったM子さんは、それで相手の男性への愛情も冷め、不倫はもうしたくないと思ったのです。
A美さん(25歳/販売職)は、よくお店にくる既婚男性客(43歳/トラック運転手)と不倫関係に。会うのはいつも、A美さんの住むマンションだったそう。
ソファでイチャイチャしている時に、「宅急便です~」という声がしたので、チェーンをかけてドアを開けたら、鬼の形相の女性が立っていたそう。ドアの隙間から自分の夫の姿を確認したら、ドアをどんどん叩いて「開けろよ!」と怒鳴り出したのです。近所迷惑にもなるし、「やめてください」と言って、一応部屋にあげてあげたとのこと。
しかし、ここからが修羅場。なぜ家がわかったのか聞いたら、夫の後をこっそりつけて行動範囲を把握したそう。妻の執念ですね。その後、A美さんは、不倫関係を解消しました。こんな恐い奥さんのいる男性とは付き合いたくないと思ったそうです。
R子さん(30歳/美容師)は、職場のオーナー(45歳)と不倫関係に。毎日お店が終わってから、技術を磨きたいからと居残り練習をしていたR子さんに、オーナーが惚れて口説いて不倫関係に持ち込んだそう。
いつもデートは、お店のオーナーの部屋。他の店員がみんな帰った後、二人でイチャイチャしていたのでした。そんな中、R子さんは、生理がだいぶ遅れていることに気がつき、オーナーに相談。
「私、妊娠したかも」と言った時、オーナーは「頼むから、産むなんて言わないでくれ」の一点ばり。お金はいくらでも払うからと、頭を下げてきた。そう言われて、やっぱり遊びだったんだなと痛感したR子さん。
結局妊娠はしていなくて、事なきを得たのですが、オーナーの本心がわかって不倫関係を解消する決心がついたそう。お店も辞めて、別のお店で働くことにしたとのことです。
夫のいるS代さん(35歳/専業主婦)は、SNSで知り合った男性(40歳/公務員)とW不倫をしていました。SNSでのやりとりが楽しく、こっそりメッセージを送り合う仲になり、とうとうリアルで会うことに。
ホテルの喫茶ルームで「はじめまして」をして、そのまま相手がとってあったホテルの部屋で結ばれたそう。その後、同じホテルで何度か逢瀬を重ねていたら、ホテルでばったり夫に会ってしまったのです。それも、不倫相手と手をつないで部屋に向かおうとしているところで。
夫はS代さんの手をとり、「家に帰ろう」と言って二人で帰ったそう。その後、家では夫にさんざん問い詰められたため、不倫していたことを自分から暴露。S代さんと夫は離婚することになりました。一方不倫相手のほうもS代さんとは縁を切りました。奥さんにバレなかったので、今でも結婚生活を続けているそうです。
・奥さんの留守中に不倫相手の家に行ったら、奥さんが帰ってきて鉢合わせした
・職場の人二人と不倫をしていたが、二人にバレて会社に居づらくなり退職した
・突然不倫相手の奥さんから電話があって怒鳴られた
・不倫相手の奥さんから、実家の両親に連絡をされて、大騒動になった
・不倫相手の奥さんから慰謝料を請求されて、貯金がすっからかんになった
・不倫相手から、妻が妊娠したから別れて欲しいと言われた
などなど。
軽い気持ちで始めた不倫でも、修羅場になってしまったら、その代償は大きいかもしれません。思い切って関係を清算しましょう。寂しいのは少しの間だけ。
不倫の恋にとらわれていた自分を冷静に振り返って反省すれば、独身男性と新しい恋へと進めるはずです。今度は、みんなに堂々と紹介できる男性と付き合いましょう。
Written by 紅 たき