ちょっとメモを取ったり、契約書にサインをしたり、封筒に宛先を記入したり……そんなときにチラッと見えた字が綺麗だと、好感度がぐっとアップしますよね。
世の男性たちは「この子、字が上手!」「なんか小学生みたいに下手くそだな」と、意外とシビアにチェックしているといいます。
「でも、オトナになった今からでも、字って上手になるの?」
もちろん、今からでも遅くありません。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、美文字に生まれ変わるのです。
そこで今回は、20~30代独身女性を対象に「綺麗な字」を書くために気を付けていることを徹底リサーチしてみましたよ。
「上手な人の字をみると、すべての字が気持ち右肩上がりになっている。あまりにも極端にすると変だけど、まっすぐより断然右肩上がりの方が綺麗に見える」(28歳/事務)
すべての横線を“気持ち”右肩上がりに書くのは、目の錯覚を利用した字を綺麗に見せるポイント。いつもの書く字をほんのちょっと右肩上がりにするだけで、上手に見えてしまうというから驚きですよね。
また、毛筆の筆の入れ方のように、文字の書き始めを強調する「打ち込み」をぐっと入れると、さらに美しい文字に見えます。あなたも「右肩上がり」×「打ち込み」で、美文字をマスターしてみて!
「ひらがなってよく見ると絶妙な形をしていて難しい。でも、文字の流れを意識して一筆書きをするように書いてみると、ビックリするほど整って見えるようになる」(27歳/IT)
曲線が美しいひらがなを上手に見せるには、文字の流れを意識して一筆書きをするように仕上げること。漢字に比べるとぐっと画数が少ないので、繋がりの悪い文字を書くと下手くそに見えてしまいます。
ここで注意したいのは、1つの文字に集中しすぎて、全体として見たときにバランスが悪くなってしまうこと。文字の真ん中を通る線を意識して、まっすぐ綺麗に書きましょう。
「漢字を書く時は字の中の隙間の大きさに気を付けて書くように心がけている。私は名前に『晴』という字が入っているんだけど、これがなかなか上手に見えなくて……でも、隙間を均等にするように心がけたら綺麗に書けるようになった気がする」(30歳/公務員)
文字のバランスを整えることも大切ですが、意外と見落としがちなのが、隙間の大きさ。「ちょっと見栄えが悪いな」と思った文字の隙間に注目してみてください。大きく開いているところ、詰まっているところがありませんか?
線と線の間にある隙間の大きさがバラバラになってしまうと、どうしても文字が歪んで見えてしまいます。隣り合う隙間の大きさを意識しながら綺麗な字を書くよう心がけてみてくださいね。
このほか、「ぐっと力強く強調する線を入れること」「文字の間隔に余裕をもって書くこと」など、綺麗な文字を書くためにはさまざまなポイントがあります。どんなに小さなメモでも、オフィスで綺麗な字を書くことを意識していれば、仕事も恋もスムーズにいくはずですよ。
あなたも今すぐ実践してみてはいかがですか?
(取材協力)
・20~30独身女性
Written by mook