ストレスが激減! 家事と仕事の両立がうまくいくコツとは

家事と仕事の両立、なかなか難しいですよね。世間の人はうまくこなしているように見えるのに「なんで私だけうまくいかないの?」と悩んでしまうこともあると思います。

家事と仕事の両立が難しいのは、実は「思い込み」のせいかもしれません。今回は、家事と仕事の両立がうまくいくコツについてご紹介します。

家事と仕事の両立がうまくいかないのはなぜ?

仕事量が自分のキャパを超えている

仕事量が自分のキャパを超えている

仕事量が自分のキャパを超えてしまうと、時間の余裕がなくなるのは当然です。生活の比重が仕事に偏りすぎていることが両立できない原因かもしれません。

仕事時間が生活スタイルに合っていない

交代勤務や長時間労働など、仕事の時間は生活スタイルに大きな影響を与えます。

たとえば、まだ子供が小さいのに夜勤ばかりでは、親子ともども大きな負担がかかりますよね。夫婦共働きでどちらも早朝出社・深夜帰宅という場合も、家にいる時間が短く家事は滞ってしまいがちに。

働き方に問題があるせいで、家事と仕事が両立できないのかもしれません。

「思い込み」も大きな原因かも

思い込みが自分を縛っている

人は誰でも完璧な人に憧れるものです。実際にテレビや雑誌などでは「家事も仕事も完璧! しかも容姿端麗!」という人がもてはやされています。

このような風潮を目にするたびに、私たちは無意識のうちに「完璧でなければいけない」と刷り込まれているのです。一度思い込んでしまうと、なかなかその考えから脱却することができません。これがいつの間にか自分を縛りつけていきます。

がんじがらめの思考の中にあると、どんどんストレスが溜まり、一層家事と仕事の両立がうまくいかなくなるのです。

世間は「自分らしくあれ」と言うけれど……

完璧な人がもてはやされる一方、「自分らしいスタイルを」ということもよく言われます。

ところで、「自分らしい」ってなんだと思いますか。

小さい頃から、お遊戯会、運動会、学級活動、部活動など集団行動を強いられ、風紀を乱すような振る舞いをすれば厳しい生活指導をされる学生時代を送ってきた日本人は、「自分らしさがわからない」という人が多いのです。

出る杭が打たれやすい日本において、学生時代に強烈に個性を発揮して、わが道を大股でズカズカ歩いていたという人はおそらく少ないでしょう。

周囲の目を気にしすぎているのかも

周囲の目を気にしすぎているのかも

「個性を!」「自分らしさを!」と言われても、実際は学校でも社会でも並列であることが望まれる日々。このような世の中では世間の目ばかりが気になり、思い通りに行動しづらくなってしまいます。

これではどんどんストレスが溜まってしまうでしょう。

思い通りにいかないこともストレスになる

自分が思い描く理想が高いと、思い通りにいかないことが増えます。

たとえばフルタイムで仕事をしている場合、家事をする時間はほとんどないでしょう。その中でも完璧にこなそうというのは本当に大変なことです。

「ちゃんとしないと」と思いすぎるあまりにがんじがらめになり、それがさらなる悪循環を生み出します。

思い込みを捨てるとストレスが減る

家事と仕事を両立させるためには、「思い込み」をやめることです。

思い込みや刷り込みは知らずのうちに精神的な負担に繋がり、何もかもが思い通りにいかなくなります。周囲の目や自分の中の理想を一切取っ払ってみましょう。

では、思い込みを捨てるためにはどのようにすればいいのか、次で詳しくご紹介します。

思い込みを捨てるためのコツ

自分の弱さを認める

「こうあらねばならない!」という高い理想を掲げている人は、プライドも高い傾向にあります。だらしない自分を認めることができず、ストレスが溜まりやすくなっているのです。

このような人は「自分にはだらしないところもあるんだ」と認めて、逆に手抜きを心がけてくださいね。

恐れない

恐れない

「ちゃんと両立できなかったらどうなるんだろう」と過剰に恐れていると身動きが取れなくなってしまいます。しかし、実際は両立できなかったとしても大した問題にはなりません。

ですから、日によって家事と仕事のどちらかを諦めましょう。たとえば「今日は仕事をほどほどにしておこう」とか「今日は家事を放棄しちゃおう!」など、その日の気分で諦めるものを選んでOK。

家事と仕事どちらにも全力で取り組むのではなく、うまく力を抜くことが大切です。

「家」をシンプルにする

家に不要なものを溜め込んでいませんか? 空間にモノが溢れていると、やるべきことが増えます。片付けも、掃除も、モノが少なければやることはぐんと減るのです。

「これがなきゃ無理!」と思っている家電、雑貨、服などは、もしかすると不要なモノかもしれません。しばらく使っていないのであれば、本当は必要がないのに思い込みで手放せないだけなのです。

自分のモノには自分の思いがこもっています。モノへの執着は、自分の考えへの執着でもあります。この際思い切って処分してスッキリしましょう。

部屋を整理して必要なものだけを置くと、やるべき家事が減り、思考もシンプルになります。

おわりに

家事と仕事を両立するには、思い込みを捨てて、頑張りすぎないようにすることです。食事はスーパーのお惣菜でいいし、掃除は毎日しなくてもいいのです。

この問題で悩んでしまうのは大半が真面目な人です。頑張りすぎる傾向にあるので、「手抜きは悪いことではない」と自分に言い聞かせましょう。

まずは心と体が健康であることが一番大切です。自分が心地よくいられるようにすることが、家事と仕事の両立がうまくいくコツかもしれません。

Written by さあや

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