仕事を終えて帰ってきた時に、誰にも「おかえり」と言ってもらえない絶望感。熱があって寝込んでいても、自分で食事の準備をしなければならない寂寥感(せきりょうかん)。寂しさと隣合わせに一人暮らしをしている女性は少なくないはずです。
「私って、一生寂しい人間なのかも……」
そんな孤独感を感じている女性の為に、今回は「一人暮らしの寂しさを紛らわすコツ」をご紹介します。
「LINE(ライン)で繋がっていても、寂しい気持ちはちっともなくならない。だから一人暮らしで寂しい時は、誰かに電話をかける。恋人でも、友達でも、両親でも、誰でもいいからとにかく話をすると気が紛れるから」(28歳/事務)
一人ぼっちの部屋でメールやLINEをしていると、寂しさが募ってしまうもの。一人暮らしの孤独感に押しつぶされそうになった時は、誰かに電話をかけてみましょう。
表情こそ見えないものの、心許せる相手の声を聞いているだけで、心のわだかまりがスーッと消えていくのを実感できるはずですよ。
「帰ってきた時に部屋が真っ暗だと気分が萎えるでしょ? だから私はタイマー付きの照明器具を買って、帰宅時間に合わせて点灯するように設定した。たったこれだけで、一人暮らしの寂しい気持ちが軽減した」(27歳/IT)
一人暮らしをしていると、真っ暗で静かな部屋が孤独感に拍車をかけてしまいがち。「このまま一人ぼっちのまま……」なんて不安を抱えてしまう女性は少なくありません。
寂しいと思った時は、思い切って全ての明かりを付けて、テレビやお気に入りの音楽をかけてみましょう。心が落ち着いてくるはずです。
「寂しいな……と思った時は、近くに住んでいる一人暮らしの友人の家に泊まり行ったり、泊りに来てもらったり。定期的にホームパーティーを開いて寂しさを紛らわせている。仕事仲間だと活動時間も同じだし、気兼ねなく付き合えて心地いいしね」(26歳/看護師)
一人暮らしの寂しさを分かってくれるのは、やっぱり一人暮らしの友人だけ!「泊りに来てー!」「寂しいから行ってもいい?」なんてヘルプができるのも一人暮らしの仲だからできることなんです。
あなたも近くに住んでいる一人暮らしの友人と仲良くなって、お泊りを計画してみてはいかがですか? 同じ悩みを分かち合う学生時代のような距離感で付き合えること間違いなしですよ。
「一人暮らしってこんなに寂しいと思わなかった……」自由と引き換えに手に入れたはずの一人暮らしがもらたす孤独感。
でもちょっとしたコツを抑えるだけで、寂しさは解消できるものです。あなたも「寂しい」と感じた時、今回ご紹介した方法を試してみてはいかがですか?
(取材協力)
・20~30代独身女性
Written by mook