「毎日がつまらない」「何か面白いこと起きないかな」ふと、そんな気持ちに駆られたことってありませんか?
「毎日がつまらない」と感じてしまうのは、たとえば仕事が退屈である、代わり映えしない毎日にマンネリを感じている、そうした思いが積み重なっている状態かもしれません。
仕事でもプライベートでも、つまらない状態を打破するには自分から楽しみを見つけることです。しかし、問題はどうやって探すか、ですよね。今回はつまらない毎日を楽しい毎日に変えるポイントを考えてみました。
「毎日がつまらない」と感じてしまうのは、まず人生の目標がないからかもしれません。ただ仕事をこなしている、休日をダラダラと過ごしてしまう――。これではつまらないと感じてしまうのもムリはないでしょう。
人生には目標が必要です。どんな小さなことでも構いません。目標があると、人はそれに向かって努力し、前向きに頑張ることができます。
たとえば、あなたのいまの仕事での夢や目標はあるでしょうか? 入社当時に描いていたビジョン、独立後の夢など――。なにか必ず「○○がしたい!」「○○のようになりたい!」といった目標があったのではないでしょうか。
慣れない仕事に奮闘するうちに、本来の目標を見失いがちな女性も多いでしょう。そんな時はちょっと肩の力を抜いて、自分は何をしたかったのか――。それを思い返してみて、いまの自分の気持ちと照らし合わせてみましょう。
プライベートな目標も同様です。「結婚したい!」「好きな人と一緒に暮らしたい!」「一戸建てが欲しい!」など。目標ができると、代わり映えのしなかった毎日に少しずつ刺激が感じられるはず。それが生きる糧になり、毎日が心身ともに疲れていても、生きている実感を味わえるのでは。
人生の充実感を味わうには、人とのつながりを実感することも大事なポイントだと思います。人は「人のために役に立っている」「貢献できている」と感じられることで、生きる喜びを見いだせると思います。
それは仕事をしていても同じではないでしょうか。普段の生活でも、店員さんに「ありがとう」と一言でもお礼を言うとか。「助かったわ」「美味しかった!」といった感謝の言葉を、同僚や後輩、恋人に言える癖がつくと、お互いに気持ちがいいですし、「相手の役に立てた」と充実感が得られるはずです。
自分のためだけではなく、人のために生きられると、生活に充実感が増えます。毎日の生活のなかで、そんなふうに動けていることってどのくらいあるでしょうか?
たとえばカップルであれば、相手のためにデートプランを考えてあげたり、好きなものをプレゼントしてあげたり。それが自然にできれば、お互いに幸せを感じられ、より相手のために尽くしてあげたいと思うでしょう。
仕事でもそれは同じだと思います。困っている人がいれば進んで手を貸してあげたり、カワイイ後輩のためにフォローしてあげたり。悩みを抱えている同僚のために「飲みに行こう!」と誘ってあげたりですね。
こうした行動は、自分の生活が充実していなければできないことです。自分自身が幸せだと感じていない人に、他人を幸せにすることはできません。時間がかかってもいいので、ぜひこうしたポイントを実行してみてください。きっと数か月、数年前の自分とは違う自分に出会えるはずです。
Written by 柚木深つばさ