【ラブホスタッフの上野さん】「もてない女はどうやって生きていけばいいですか?」

ご質問誠に有難う御座います。

ご質問者様は「公務員」ということですので、よほど何かをやらかさなければ「食うに困る」という状況にはならないことと思います。ですのでただ「生きていく」というだけならばそこまで難しいことはなく、今のまま仕事を続けていれば良いことでしょう。

ですが、言うまでもなく今回のご質問は「どうやって(生活という意味で)生きていけばいいのですか?」というものでは御座いません。もっと精神的な話、人生の心の拠り所をどこに求めればよいのか、というお悩みでしょう。「モテない」というのは表向きの話で、悩みの本質は「モテないので結婚が出来ない、そのため当然、子供もできない。それならば自分は何のために生きているのか」ということこそが今回のお悩みであるのではないでしょうか。

このまま「モテない女」として生活をしていく。

さすがに「食うに困る」ということは無いでしょうが、恋人も旦那も子供も出来ない。
心の拠り所の1つである「家族、両親」は恐らく自分より先に死んでしまう。
友人は結婚をすれば離れていく。
これといって趣味もない、仕事に凄まじいやりがいを持っているわけでもない。
老後なんていう遠い未来ではなく、ほんの数年先という近い未来に、一人ぼっちの自分の姿が見えてしまう。
いえ、もしかしたらすでに1人ぼっちかもしれません。

自分は一体何のために生きているのか。

そんな不安が今回のお悩みの本質でしょう。

生きる意味が見つからない、というお悩みなのだと思います。

さて、おそらく「生きる意味が見つからない」という相談をそれこそ友人やカウンセラーにでもしてみると「趣味を見つけましょう」とか「仕事を頑張りましょう」というような回答が返ってくるのではないでしょうか?

ご安心くださいませ、私はそんな難しいことは言いません。

「生きる意味」なんて言えるほどたいそうな趣味や仕事がそうそう簡単に見つかるはずもないではありませんか。そんなに簡単に「生きる意味」なんて言えるほどの趣味が見つかれば誰も困りはしないのです。もちろん何かしらの趣味が「生きる意味」と言えるほど好きなものになるのであれば、それは素晴らしいことですがそんなものそうそう見つかりは致しません。仕事もまたしかり。「自分は仕事が生きがいだ!」なんて言えるほどの天職に巡り合える幸運な方など、この世界ではほんの一部の方に過ぎません。そうそう簡単に見つかりはしないのです。

そもそも、人類の歴史を紐解くと「生きる意味」を探さなければいけない時代というのは、せいぜいここ100年くらいの話で、それまでの何千年間は「神のために」さえ生きていれば良かったのです。

なんとなく死にたくなって、自分の生きる意味を見失っても「まぁ、神が死ぬなって言ってるからなぁ……」で話が済んでいた。

それでは「神」が生まれる前はどうであったかと言えば「生きる意味」なんて考えるまでもなく、非常に簡単に人が死ぬ時代だったのです。動物を狩猟出来なければサクッと死ぬ。ちょっとした怪我や病気で、あっさり死ぬ。とくに理由もなく簡単に死ぬ。

そんな時代であれば「生き残るために生きる」という本能的な理由で人は生きていくことが出来たことでしょう。

良くも悪くも、人類はこれまで「生存本能」と「宗教」という2つしか生きる意味を作り出すことが出来ていません。

しかし今日、特に日本においては「神」は現実にほとんど現れないのです。この国に何人「まぁ、神が死ぬなって言うなら仕方ないか」という理屈で自殺を思い留まる方がいらっしゃるでしょうか。さらに貧困の問題こそあるものの、少なくとも「餓死」をする可能性もほとんどありません。

「生きる意味」=「子供」を作ること!?

そんな国において「生きる意味」を「簡単」に見つけるとしたら、これは「種の生存本能」である「子供」しかない。

別に私は「子供が育てられない人間は失格だ」と言っているのでは御座いません。良くも悪くも「子供」がいなければ「生きる意味を見出すのが非常に困難である」と言っているのです。ですので、もし「子供」無しで生きる意味を見出しているのであれば、それは全く問題ないのです。このことだけはご理解を頂きたく思います。

今日の事情を鑑みれば「子供こそが生きる意味だ!」なんて言ったら頭の古い差別主義者と言われることでしょうが、指を指されるくらいはどうでもいいので話を続けましょう。

今回のご質問者様に「子供」が出来るかどうかは分かりませんが、少なくともご質問者様は自分はモテないので子供を作ることもないだろう、とお考えのことと思います。そんなご質問者様に対して世間は「結婚や子供だけが人生じゃないよ、趣味も仕事も友人も家族もあるじゃない」と言ってくれることでしょう。

素敵な意見で御座いますね。非常に真っ当できわめて平等でリベラルで現代に即した意見で御座いますね。

そんな綺麗で真っ当な意見で納得が出来たのならば、私に悩み相談などしない。
そのことを決して忘れてはいけません。

そんな綺麗で真っ当な意見など、この世界の至る所に存在しているのです。
こんな普通な意見を言って「そっか!子育てだけが人生じゃないんだ!目から鱗だなぁ」なんて言うはずが無いではありませんか。

ですのでそんな綺麗で真っ当な意見は、もしかしたら「論理的に正しい」のかもしれませんが、今回のご質問者様に対して何の意味もない意見でしかないのです。

「モテない女」が生きがいを見つける方法

それでは「モテない女」であるご質問者様はどのようにして生きれば良いのでしょうか。

まず非常に分かりやすい手段として

「何らかの手段で子供を作る」
「仕事に生きがいを見出す」
「生きる意味と呼べるほどの趣味を作る」

という3つの方法がご提案できますが、この3つは端的に言って「それが出来るなら苦労しない」という手段で御座います。勿論、出来るものならば非常に有効な手段であるので、暇つぶしがてら探し続けても良いのですが、そうそう簡単にこの3つを達成することは難しいでしょう。ちなみにこの3つであれば圧倒的に「何らかの手段で子供を作る」が簡単であると私は思います。

それでは次の方法をご提示させて頂く前に、ご質問者様に1つ忠告をさせて頂きます。

端的に申し上げて、今のご質問者様は「神を欲している」状態にあると言えるでしょう。

ようするに自分に「生きる意味」を与えてくれる存在を欲しがっているということで御座います。

このことをどうかご理解くださいませ。

と言いますのも「生きる意味」をお金で買うとしたら、それはとんでもない金額になってしまうことが殆どなので御座います。逆に言えば詐欺師にとって「生きる意味」を失っている方というのは格好のターゲットに他なりません。

ですので「自分は今、詐欺に遭いやすい立場にある」ということをどうかご理解くださいませ。

という前ふりをした上でお伝えする方法は「神のために」生きるという方法で御座います。

ようするに宗教の教えに従って生きるということ。少なくとも数千年間「人類」に生きる意味を与えていた実績ある方法で御座います。

なお私個人としてオススメする特定の宗派は特に御座いませんが、歴史とブランドのある宗教を選ぶことだけは強くオススメさせて頂きたく思います。神様選びを間違えると、せっかく善行を積んでも、あの世に行く前にとんでもない地獄を見ることになってしまいますので。

4つの方法、いずれも実践できない場合……。

さて、これまで4つの方法をご提案させて頂きましたが、この4つのいずれも実践できないご質問者様に最後の手段をお伝えさせて頂きたく思います。

やはり最後に行きつくのは「本能」

「死ぬのが怖いから生きる」という「生きる意味」で御座います。

特に何がしたいわけでもない、趣味もない、友達もいない、仕事にやりがいも感じない。

だけど死ぬのが怖いから生きる。

生きる意味は確かに存在いたします。
だって嫌なことを先送りに出来るのですよ?
こんな嬉しいことはそうそうないではありませんか。
私なんて歯医者の予定を1週間遅らせる電話をするだけでかなり幸せになれます。

そんな人生が楽しいのか、とお考えになるかもしれませんが「生きがい」と「楽しさ」は別腹でしょう。
私は「野球」が生きがいだと思ったことは1度たりとも御座いませんが、野球を見ているときは楽しさを感じます。「生きがい=楽しさ」なんていう堅苦しい考えは間違っているのではないでしょうか?

最も、こんなしち面倒くさいことを考えずに生きていければ1番簡単なのですが、1度考えてしまったら、考えないということが出来なくなってしまうのが人間の不器用なところなのかもしれませんね。

そして最後に1つだけお伝えさせて頂きます。
神の教えに従うかどうかはご質問者様にお任せいたしますが、私にご質問をされた方に関して言えば、いかなる事情があろうとも自殺を認めません。

理由は簡単で御座います。
私が気に食わないから。

論理なんかより、私が気に食わない、などというただの感情の方が役に立つこともあるもので御座いますよ。

 

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Written by ラブホスタッフ 上野

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