地味なのになぜかモテている女性……もしかするとそれは、にじみ出る色気があるからかもしれません。
メイクもファッションもパッとしない印象なのにいつも男性が注目しているのは、男性を魅了する色気をまとっているということです。ここでは、地味なのに色気がある女性の特徴についてご紹介します。
色気とは、人の心をそそる魅力のことです。
色気がある女性は、本人が意図しなくても男性の心に何らかの「衝動」を起こさせます。この衝動とは、もっと女性のことを知りたいとか触れてみたいなど、女性に対する好奇心からくる欲望です。
心を惹きつけられた男性は、色気のある女性から目を離すことができなくなります。
色気は、しばしばセクシーと混同されがちです。しかし、両者は根本的に違います。
色気とは、見た目の美しさと併せて言動など内面からにじみ出るもの。セクシーとは、ファッションやメイクなどの表面的なものから醸し出されるものです。
セクシーであるだけなら、簡単に飽きられてしまうでしょう。表面の美しさだけを取り繕っていると、年齢を重ねるにつれて痛々しく見えてくるからです。
しかし色気は、年齢や経験値を重ねるごとに輝きを増してきます。内側からの美しさが外見を輝かせるため、周りの人を飽きさせない魅力を放つようになります。
色気は磨けば光るのです。だからこそ目指したいのは、色気のある女性です。
ここでいう「スタイルがいい」とは、バストが大きいとか脚が細いということではなく、バランスの取れた健康的なスタイルであるということ。スタイルがいい女性は、どんなにメイクやファッションが地味でも色気十分です。
男性にとって、痩せすぎている女性はあまり魅力的ではありません。不健康な感じがするし、外面ばかり気にするような神経質な人に見えてしまいます。
健康的なスタイルの女性は、内面が充実しているように見え、「一緒にいて楽しそう」「話しかけてみたい」など、ポジティブな印象を抱きやすくなります。
一つひとつの動作が丁寧な女性は上品ですよね。落ち着きを感じさせる女性には、色気があります。
物を取るとき、立ち上がるときなど、最後まで動きをおろそかにせず、手先、足先まで意識をして動く様は、男性をドキッとさせる魅力があります。
また、こうした所作の美しさは、周囲への気遣いをも感じさせます。男性が「素敵な人だな」と感心する気持ちが、次第に好意に変わっていくこともあるのです。
「口は災いの元」というように、対人関係において言葉遣いというのは非常に大切です。
言葉は、その人の内面を表す鏡です。早口だったり、汚い言葉ばかりを使う女性は、「一緒にいると疲れそう」「下品」などとネガティブな印象を持たれて、敬遠されるようになります。
逆に、丁寧で正しい言葉遣いをするだけで、見違えるほど印象は良くなります。うつくしい言葉遣いで、十分な色気を醸し出すことができるのです。
色気のある女性は、動作や話し方がゆっくりです。これは、自分の心が落ち着いている状態であるということの表れで、相手が自然と心を開き、次第に親近感を覚えるようになります。ですから、落ち着きがある女性に男性が惹かれるのです。
落ち着いた雰囲気のある女性は、おっとりして見えて、実は内面は肝が座っています。このようにゆらぎのない凛とした女性の姿が、言いようのない色気を感じさせます。
地味なのに色気がある女性には、肌がきれいな人が多いです。
肌の内側からうるおいに満たされているようだったり、手が吸い付いてしまいそうなきめ細やかさだったり、「この手で触れてみたい」と思わせる肌質が、男性の心に衝動を覚えさせる色気となります。
また、きれいな肌は健康的な印象です。「自己管理がきちんとしているんだろうな」と、男性を安心させる要素にもなります。
香りは、人の記憶に強烈に残ります。なぜなら嗅覚は直接脳に届く感覚だからです。色気のある女性は、自分がまとう香りにも気を遣っています。
男性が色気を感じる香りは、ナチュラルでほのかに香るものです。どんないい香りでも、強すぎると不快に思われてしまうので、注意が必要です。
ミステリアスな女性とは、多くを語らず、言動に含みがある女性のこと。何でもかんでもあけっぴろげにするのでなく、口数自体が少ないので、男性が「どんな人なんだろう」と追いかけたくなる魅力を持っています。
ミステリアスな女性は、決して無愛想なのではありません。口数は少なくても、聞き上手だったり、質問のタイミングが絶妙で会話が途切れなかったり、相手が気持ちよく話すことのできるコミュニケーションが得意です。
ミステリアスな女性は相手に主導権を握らせるのが上手であることも多いです。
地味なのに色気がある女性の最大の特徴は、内面の美しさです。人への気遣いや感謝、自分を律することのできる芯の強さなど、人として素敵な女性からは、外見を飾り立てなくても色気が溢れています。
色気のある女性になりたいなら、内面の美しさを目指すことが近道かもしれませんね。
Written by さあや