不倫の恋に落ちてしまう危険は誰にでもあります。まさか自分が不倫なんて! と思っている女性でも、好きになってしまったら、相手のことしか目に入らなくなってしまうものです。しかし、不倫の恋にはいつか終わりがくるかもしれません。それも、悲惨な終わり方をすることが多いのです。今回は、不倫をした後の悲惨な結末を紹介していきます。
E美さん(29歳/医療事務)は、勤務先のクリニックのオーナー医師(39歳)と不倫関係に。毎日仕事が終わってから、オーナーがE美さんの部屋に来るようになり、その流れで不倫関係に。いつもお泊りは、E美さんの部屋。オーナーはお金を持っていると思いきや、奥さんに全て収入を管理されているおこづかい制。そのため、ろくにデートもできない状態。
そんな中、E美さんは、生理がだいぶ遅れていることに気がつき、オーナーに相談。「私、妊娠したかも」と言った時、オーナーは「頼むから、産むなんて言わないでくれ」の一点ばり。そう言われて、やっぱり遊びだったんだなと痛感したE美さん。
結局妊娠はしていなくて、事なきを得たのですが、オーナーの本心がわかって不倫関係を解消する決心がついたそう。もし妊娠していたらと思うと、ぞっとするとE美さんは思ったとのことです。不倫相手の本性がわかってよかったですよね。
Y子さん(32歳/クリエイティブ職)は、同じ職場の男性(29歳/営業職)と、半年ほど不倫関係を続けていたそうです。あまりひんぱんには会わない、職場では距離を置くことなどを気を付けていたそうですが、相手の奥さんに勘付かれたようです。
ある日、二人でホテルに入っていく写真を、相手が奥さんから突き付けられました。どうやら、奥さんは確実な浮気の証拠をつかもうと興信所に調査依頼をしたようなのです。その間、奥さんは夫を問い詰めたりすることもなく、泳がせておいたのです。
その後、奥さんは弁護士を立ててY子さんに慰謝料の請求をしてきました。その間、不倫相手の男性は知らんぷりを決め込んでいたそう。多額のお金を失ったY子さんは、相手の男性への愛情も冷め、不倫はもうしたくないと思ったとのことです。会社も辞めて、今はフリーランスのグラフィックデザイナーとして働いています。
A子さん(35歳/金融)は、中学校の同窓会で再会した元彼(35歳/建設業)と不倫関係に。元彼には奥さんと3人の子どもがいました。しかし、懐かしい甘い思い出がよみがえり、同窓会の後二人きりで二次会をしたそうです。だいぶお酒が入ったこともあり、そのままホテルへ。以来、仕事の後待ち合わせてホテルへ行くという関係が、週に一回ほど続いたそう。
ある日、A子さんの実家の両親から、「おまえ不倫してるのか!?」という電話があって仰天。なんと、元彼の奥さんは、夫の行動が怪しいと思い、夫が寝ている間スマホを探ったそうです。そして、A子さんという元同級生と不倫しているとわかり、同窓会名簿からA子さんの実家の電話番号を探り、「お宅の娘さんうちの夫と不倫してますよ」と言ったのです。A子さんは、親を悲しませることはこれ以上できないと思い、元彼との不倫関係を解消しました。
H美さん(39歳/フリーのSE)は、自身の保険の担当外交員と恋に落ちました。しかし、彼には妻も子どももいたのです。彼は外回りの仕事だったので、昼間二人で待ち合わせをして、ホテルへ行っていました。そんな関係が五年ほど続き、気づけばH美さんは四十歳手前に。このまま彼との関係を続けていっていいのか。結婚はあきらめるのか。
そんなことを悩んでいた矢先、妊娠がわかったのです。しかし、H美さんはもともと生理不順だったので、妊娠に気づいたのはかなり遅く、中絶手術がもうできない時期に入っていました。もう産むしかない。そんな状態に。
しかし、彼は「君とは結婚はできない。悪いけれど一人で産んで育ててくれ。金銭的なことはできるだけ何とかするから」という、なんともひどい返事。その言葉で目が覚めて、H美さんは彼とは別れることにしました。子どもはどうするの? と思いましたが、もう産むしかない。年齢的にも母親になる最後のチャンスかもしれないと思い、決死の覚悟で子どもを産み、一人で育てることにしました。彼からは、搾り取れるだけお金をとり、今子育てと仕事の両立に奮闘中です。
相手が結婚をしているとわかっていても、止められないのが恋心。それは十分にわかりますが、以上のような大変な結末が待っているとは、不倫を始めた当初は誰も考えてはいなかったのではないでしょうか。不倫がバレた時の代償は大きいです。自分の心も傷つきますし、周りの人の心を傷つける可能性も大。おまけに多額のお金を失うことだってあり得るのです。不倫の恋に手を出しそうになったら、ブレーキをかける勇気を持って!
Written by 紅 たき