長い付き合いの友達なのに、会う約束が近づくたびに気が重くなる……。「昔からの仲だし」と自分に言い聞かせながら、なんとなく関係を続けている人も多いはずです。今回は、縁を切ってもいい人に見られる特徴と、上手に距離を置くためにできることを紹介します。
縁を切ってもいい人の特徴としてまず挙げたいのが、こちらの喜びを素直に受け取らない態度です。実は以前、転職が決まったことを友人に伝えたら、「へえ、でもそこって給料安いって聞くよ」と真っ先に返されたことがありました……。お祝いの言葉を期待していたわけではないのですが、その一言で浮かれていた気持ちが一気にしぼんでしまったんです。
一度なら聞き流せても、毎回こうだと「この人に話すのはやめよう」と思ってしまいますよね。
縁を切ってもいい人は、約束を軽く扱いがちです。当日になって「ごめん、今日無理になった」とだけ送ってきて、理由の説明も埋め合わせの提案もなし。
たまたま体調を崩すことは誰にでもあります。ただ、それが何度も続き、しかもこちらが予定を空けて待っていたことへの配慮がないなら、あなたの時間を大切にしていないサインです。「またか」と思いながら許し続けるうちに、次の約束を入れること自体が億劫になっていきます。
縁を切ってもいい人の中には、口が軽いタイプもいます。「ここだけの話ね」と相談したことが、いつの間にか共通の知り合いに広まっていた、なんて経験はありませんか。
本人は悪気なく「心配だったから話しちゃった」と言うかもしれません。でも、信頼して打ち明けた話を守れない人に、この先も本音を話すのはなかなか難しいもの。
縁を切ってもいい人は、こちらの都合よりも自分の気持ちを優先します。仕事や家の用事で誘いを断っただけなのに、「最近付き合い悪くない?」「前はもっと来てくれたのに」と、罪悪感を持たせるような言い方をしてくるんです。
断るたびに気を遣って言い訳を考えなければいけない関係は、対等とはいえません。誘いを受けるかどうかを、相手の機嫌をうかがって決めるようになっていたら要注意です。
縁を切ってもいい人の特徴として見逃せないのが、こちらの大切な人を平気でけなすことです。「あなたの彼氏、ちょっと頼りなくない?」「旦那さん、家のこと何もしなさそう(笑)」と、冗談めかして否定してきます。
本人は軽いノリのつもりでも、言われた側は自分の選んだ相手まで否定されたようで、胸がチクッと痛みますよね。
いきなり連絡を絶つと、共通の友人を巻き込んだトラブルになることもあります。大切なのは、角を立てずに少しずつ距離を広げていくことです。
すぐに返していたメッセージを、半日後、翌日……と少しずつ遅らせていきましょう。内容も「そうなんだね」「了解」など短めにすると、相手も自然とやりとりの頻度を落としていきます。
既読スルーやブロックのような急な変化より、ずっとトラブルになりにくい方法です。
距離を置きたい相手には、恋愛や仕事、家族の悩みなど、踏み込んだ話はしないと自分の中でルールを決めておきましょう。
会話は天気や流行りのドラマなど、当たり障りのない話題にとどめるのがコツ。話すネタがなければ、相手もあなたを誘う理由が少しずつなくなっていきます。
「その日は予定があって」「最近ちょっとバタバタしてて」と、理由を詳しく説明しすぎずに断るのがポイントです。
細かく言い訳をすると、「じゃあ別の日は?」と食い下がられるすきを与えてしまいます。短く、でも丁寧に断るくらいがちょうどいいんですよね。
距離を置く相手に使っていた時間を、一緒にいてラクな友人や家族との予定に回してみてください。カレンダーを先に大切な人との予定で埋めてしまえば、断る理由に悩むことも減ります。
気の合う人と過ごす時間が増えると、「あの人に合わせなくても、私には居場所がある」と自然に思えるようになるもの。距離を置く罪悪感も、少しずつ薄れていきます。
縁を切ることに、罪悪感を覚える必要はありません。付き合う相手を選ぶのは、自分の心を守るための立派な選択です。
迷ったときは、その人と会ったあとの自分を思い出してみてください。「楽しかった」より「疲れた」「なんだかモヤモヤする」が続いているなら、少し距離を置いてみてもいいタイミングかもしれません。
モヤモヤする関係に使っていた時間とエネルギーを、一緒に笑える人のために使っていきましょう。
Written by 早瀬ゆず