ちょっと黙ってくれ…‼ 立派な「会話泥棒おばさん」の特徴3選

集団で話していると、途中から会話をかっさらってしまう人っていませんか。

誰かが話題の中心だったはずなのに、気づくと同じ人が延々と喋っているという事態が起きると、聞き手は退屈さを覚えます。

なぜか女性は年齢が進むと口数が増えて喋りまくり、会話泥棒をやってしまいがち。気を付けていないと「付き合いづらいおばさん」になってしまうため、泥棒にならないためのコツを押さえましょう。

「会話泥棒おばさん」はこうやって会話を奪っていく

会話泥棒おばさんがいるだけで、その場の空気が何とも言えないものになるでしょう。

会話はお互いが譲り合わないと「聞く人/喋る人」の比率がやたらと偏ってしまい、苦痛な空間と化すからです。

会話泥棒をする人は、とにかく配慮が足りません。むしろ自分が話し上手だと勘違いし、どんどん喋り続けて周りを置いてけぼりにするからこそ、嫌われてしまうのです。

相手の話を聞かない/黙っていられない

相手の話を聞かない/黙っていられない

話していて疲れる相手は、本当に人の話を聞いていませんよね!

聞き手に回ることが苦手なのか、はたまた黙っていられないのかはわかりませんが、とにかく口を開いていないと気が済みません。「話を聞かない」とは耳を傾けられないだけではなく、オチまできちんと聞いていなかったり、要所要所を抜かしているなども含まれます。

それでいて的外れなリアクションや、途中で横から口を挟む女性も立派な会話泥棒と言えるでしょう。

すぐに自分の話題にすり替える

「AよりもBの方が面白いわよ。Bのストーリーは……」とすかさず自分の話題に持って行ってしまうのが、会話泥棒おばさんです。

話題を持ち込んだ人の話をきちんと聞き、相手が話し終わってから「私はね」と始めるのなら構いません。しかし、泥棒は本来中心となり得る人物を押しのけてまで喋り、本当に話したかった人を妨害してしまいます。

また、自分が知らない話題が出た時に黙っていられず、聞き手に回れない→自分の得意な話題にすり替えるのも立派な会話泥棒。

「聞く」というのはコミュニケーションをする際にとても重要な行為なので、それができないのは“基本がなっていない”といっても過言ではないでしょう。

主語が多い

会話泥棒は主語が多く、「私は嫌だった」「私はこうした」など、とにかく先頭に「私」がきがち。

自分語りをずっと聞かされるだけでもゲンナリなのに、さらに会話を奪われたら……もうその女性とは関わりたくないと思うのも、無理はありません。

主語が多い人は自分の話を聞いてほしいがあまり、前のめりになっているケースが大半です。

周りが嫌な顔をしていても気づかず、延々と自己満足トークを続けるのなら完全に空気が読めていませんから、その手のタイプとは距離を置いた方が良いですね。

会話泥棒おばさんになる理由

「若い頃は人の話を聞けたのに、年齢を重ねるとともに口数が増えて黙っていられない……。」

「会話泥棒をしたつもりはないけど、娘に“すぐ自分の会話にすり替えるのやめて”などと怒られた」

会話泥棒おばさんの中には自覚を持つ人もいれば、周囲の注意により気づかされた人も多いようですね。

誰かの話を奪おうと思い、故意的に実行する女性はまずいないと思うので、泥棒になってしまうにはきちんとした理由があるのです。

日常的な会話量が減るから

年齢を重ねると新しい体験が減り、付き合いの範囲も狭まるせいで、日常的な会話量が減っていきます。

家族ともあまり話さず、友達とも会わず、コミュニケーションの場が限定的になると会話に飢えてつい喋り過ぎてしまうとか。

“ここでしか話せない”と一点集中型状態になってしまうと、会話泥棒おばさんになる確率が高まるので気を付けたいところ。

年齢を重ねても人付き合いを大切にし、会話の飢えを感じないような生活を送れるように心がけてください。

図々しくなるから

相手の話を聞かない/黙っていられない

人生経験が増えると、ちょっとやそっとのことでは動じなくなるせいで、人間は少しの図々しさが身につきます(笑)

多少なら可愛いものですが、あまりにひどいと周りは振り回されるので疲れるでしょう。

けれども当の本人は図太い現実に気づいていませんから、図々しく&我が強くなる→会話泥棒おばさんへ進化……といったところ。

周りの目を気にしすぎるのも×ですが、全く視界に入れないのも大問題です

「おばさんだから図々しくて当たり前」ではなく、謙虚さを忘れないことが会話泥棒への発展を防ぐカギですよ!

同世代とばかり付き合い、会話泥棒同士で話す機会が増えるから

コミュニケーションに飢えた同世代同士でつるむと、見事に会話泥棒おばさんの集いが完成。

喋りっぱなしの人は他人の話に耳を傾けていないため、一方的に会話を続けます。

その環境に慣れ切ると、NOT・会話泥棒な相手と話した時も、話題をかっさらっていくのが当たり前に!通常の「会話の感覚」をすっかり忘れていますから、会話泥棒が当たり前になってしまうんですよね。

年齢が上になると、様々な年代の人と話す機会が減りがち。

できることなら職場などでも若い世代などとまんべんなく接し、考えや感覚が凝り固まらないように努めましょう。

会話泥棒おばさんにはなるな!好かれるのは「聞き上手」

会話泥棒おばさんが集団に1人いるだけで、とても接しづらい状況が生まれます(苦笑)

若い人たちは年上に対して遠慮するせいでどんどん喋らせてしまい、聞き上手な人も注意するのが面倒なため、一方的に会話を続ける人が野放しに。結果的にあなたが孤立するという悲しいオチが待っているでしょう。

会話とは、キャッチボールの繰り返しです。

1人だけがずっと口を開くのではなく、順番に気持ちよくやり取りをするからこそ、楽しい時間を過ごせるのですよ!

いつも会話を奪ってしまう人や、話題の中心にいないと気が済まない人は、まず引き算をしてください。誰かの話に耳を傾け、最後まできちんと聞けるクセがつけば喋り過ぎることなく、会話泥棒おばさんにもならずに済むと思います

Written by たかなし亜妖

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