カサカサの手荒れに悩んでいる人は必見!
冬はただでさえ乾燥で手荒れがしやすいのに、して洗い消毒をしたり、水仕事をしたり、職場で紙や段ボールに触れたりと、手荒れする要素がたくさんあり、手荒れ予防が難しい季節です。
冬の手荒れ防止には、こまめな保湿が大切です。そこで、日常で簡単にできる効果的な手荒れ防止ケアについてご紹介します。
冬の空気は夏に比べてとても乾燥しています。空気が乾燥していると、肌の水分が蒸発しやすくなり、皮脂の分泌量も減るので、肌が乾燥しやすくなります。
乾いた肌は、まるで砂漠のような状態。肌に潤いがある時は、肌を守るバリア機能がうまく働いて多少のダメージであれば守られます。
ですが、乾いた肌はバリア機能が衰えており、外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。
気温が下がると体の血行が悪くなり、特に指先は冷えやすくなります。末端冷え性の人にはつらい季節ですよね。
肌細胞にとって必要な酸素や栄養は、血液によって運ばれます。
血行が悪くなると、肌が栄養不足になってみずみずしさや弾力を失って乾燥しやすくなり、黄みや黒ずみなどのくすみも目立つようになります。
このように血行不良になると、手荒れしやすくなります。
冬の手荒れ防止に一番効果的なのが保湿です。保湿をすることで水分の蒸発を防ぎ、なめらかで柔らかな肌を作ります。
ハンドクリームを塗る目安は、1日に3回から5回程度。ハンドクリームは、シーンによって使い分けると効果的なので、何種類か用意しておくといいですよ。
昼間、作業の合間や仕事中に塗るのなら、仕上がりがべとつかずサラッとしたタイプがおすすめ。
夜寝る前には、保湿力が高いものを選びましょう。保湿成分や美容液成分が豊富な夜専用のハンドクリームもあるのでぜひ試してみてくださいね。
他の保湿には、オイルも効果的です。
ハンドクリームもオイルもどちらも保湿をするものですが、一般的にオイルの方が浸透しやすく、肌を柔らかくしてうるおいを与えてくれます。
アロマの香りによる癒し効果も期待できるので、日中のちょっとしたリラックスにもおすすめ。
ハンド専用のオイルのほか、フェイス用、ボディ用オイルなどでもOKです。スピッツ付の瓶タイプ、スプレータイプなどは持ち運びに便利ですよ。
顔にパックをするのと同じように、たまのスペシャルケアとして手のパックをすることもおすすめです。
手のパックは、ハンドパック、ハンドマスクなどの名前で販売されています。手袋状になっているものが多く、初めての人でも使いやすい仕様で、日常のケアに取り入れやすいでしょう。
ハンドクリームやボディ用のオイルを手にたっぷり塗って、使い捨てのビニール手袋で覆うオリジナルパックも効果的です。
使用時間は、15分から20分が目安です。
ハンドクリームやオイルでも、やはり乾燥した冬の空気に触れると、手荒れしやすくなります。そこで手荒れ防止に有効なのが、手袋をはめることです。
肌のことだけ考えて選ぶならシルクがおすすめ。シルクのなめらかな質感は肌に余計な刺激を与えず、繊維そのものに保水効果があるので、しっとりと手を包んでくれます。
ただ、シルク100%の手袋は薄手のものが多いので、防寒目的なのであれば内側がシルク素材になっているものか、上に保温力の高い手袋を重ねばきするといいですよ。
寝る時に、たっぷり保湿した手に薄手のシルク手袋をはめることもおすすめです。
肌の健やかさを保つには、血行を良くすることです。
血行が良くなれば手荒れしにくくなり、もし手荒れしたとしても回復が早くなります、
血行を良くするためには、内臓を温めること。温かいものを食べるようにして、根菜、発酵食品などを日頃から意識して摂るようにしてくださいね。
肉では、赤みの牛肉や脂肪燃焼効果のあるラム肉がおすすめ。レバー、あさり、ほうれん草など、鉄分が豊富な食品は、貧血や冷え症の予防にいいですよ。
顔はしっかりとUV対策するのに、手はしていないという人は多いと思います。
紫外線は肌の刺激になり、乾燥している肌に紫外線をたっぷり浴びると手荒れすることがあります。
手荒れして炎症を起こしている場合は、炎症がさらにひどくなることがあるので、手にも紫外線対策はしっかりとしましょう。
外にいる機会が多いとか、日当たりのいいデスクで仕事をしているなら、UVカット効果のある日焼け止めがおすすめです。
紫外線は一年中降り注ぎ、春になるにつれて紫外線量はぐんぐん上昇します。
手袋をはめられる時はなるべくしてくださいね。
冬の手荒れ防止には保湿が1番大切です。
ただうるおいを与えるだけでなく、食べ物などで体の中から温めることも意識してくださいね。
たっぷり保湿と合わせて、これから春に向けて紫外線対策にも取り組みましょう。
Written by さあや