最近では、SNSを利用する人が増えたことも影響して、他人と自分を比べてしまう機会が多くなりましたよね。しかし、一見すると充実しているようでも、実は充実していない人も中には存在します。
この記事では、実は充実していない人の特徴と、本当に充実している人との違いを紹介していきます。
「隣の芝生は青い」と言われるように、日常生活において他人のことが気になる時は多いもの。しかし、キラキラして見えていても、実は充実していない人もいるのです。
充実していない人の特徴には、どういった共通点があるのでしょうか?
まず1つ目は、SNSでの充実アピールがすごいという点が挙げられます。たとえば、ランチの写真が高級ホテルやレストランの料理ばかりだったり、私物紹介がいつもハイブランドのものばかりだったりして、「充実しています!」とのアピールが多いのが特徴です。
また、特にその料理やブランドについての説明を詳しく紹介しているわけでもなく、「ただ単にアピールするためだけ?」と感じてしまう写真ばかり投稿されているケースも多いでしょう。
2つ目は、自慢話ばかりするということが挙げられます。具体的には、「異性にモテて困ってしまう」と言ってきたり、旦那さんから頻繁にハイブランドのプレゼントをもらったりというように、別に聞いてもいないのに勝手に自慢話ばかりをしてくる人は、実は充実していない人の可能性が高いでしょう。
3つ目は、趣味がなく友達もネットでの交流が中心であるという点が挙げられます。実は充実していない人は、打ち込める趣味もなく、平日は職場と家の往復だけで過ごしてしまうタイプが多いです。
また、実際の職場などでの人間関係よりも、ネットの世界の方が自分を表現しやすいケースが多いため、ネット上での友達が多いのも特徴です。
そして4つ目は、充実している人を過度に批判するという点が挙げられます。実は充実していない人は、本心ではキラキラとした生活に憧れていながらも、実際の生活では自己肯定感が低く、目立たないようにしているタイプが多い傾向があります。
そのため、本当に充実してそうな人を見ると、嫉妬やイライラが沸き起こり、必要以上に批判するという特徴があるのです。
実は充実していない人がいるように、世の中には本当に充実している人もいます。本当に充実している人は、次のような特徴があるので、チェックしてみましょう。
まず、充実している人はわざわざ自慢話をしません。本当に充実している人は、普段の生活に自分自身が満足しており、それを誰かに自慢する必要性をそもそも感じていないのです。
そのため、わざわざ聞かれてもいないのに自慢話はしないという特徴があります。
2つ目は、聞かれた時しか恋愛の話はしないことが挙げられます。恋愛話は、聞く相手によっては嫉妬の対象になりやすく、人間関係がギクシャクしてしまう要因にもなります。
充実している人は、自分が幸せならばそれで十分だと感じており、人に自慢するような話題とも感じていません。また、大切なプライベートを守るという意味もあり、必要以上に自分の恋愛の話はしない傾向があるのです。
そして3つ目は、基本的に聞き役でいる点が挙げられます。本当に充実している人はその日常が普通なので、わざわざ積極的に自分から発言・発信しようとしない人が多いです。
そのため、人と話している時は聞き役に徹し、聞かれたら自分のことも話すというスタンスで生活しているタイプが多いと言えます。
本当に充実している人にとっては、それが普通と感じており、人にわざわざプライベートの出来事を伝える必要がないと思っています。そのため、わざと自分の充実ぶりを発信する必要もなく、「自慢する」という概念もありません。
一方、実は充実していない人は、努力してその状態を手に入れているので、それを誰かに認めてほしいという感情が起こりやすく、人に認められたり羨ましがられたりすることで、自分の欲求を満たそうとしています。
このような部分が、実は充実していない人と本当に充実している人とでは、大きな違いとして現われると言えるでしょう。
今回は、実は充実していない人の特徴と本当に充実している人との違いをお伝えしました。実は充実していない人は、もともと自分に自信がなく、誰かに認められることで満足感を得るため、必要以上に自分を大きく見せたり、取り繕った姿を発信し続けたりする特徴があるのです。
普段の会話やSNSなどで、「無理してそう」と感じるようなキラキラな日常をアピールしている人がいたら、それは実は充実していない人かもしれませんね。
Written by 久木田(くきた)みすづ