おばさん的にはよかれと思ってやっている言動でも、若い人から見ると「失礼な態度」に当てはまることって実はたくさんあるんです。
そもそも若い人が思う失礼な態度とはなにか、また失礼な人と出会ったときにどうすればいいのか、対処法をまとめました。
おばさんで多いのが、年下だと分かった瞬間偉そうにする人。
たとえば「え、そうなの!?」と急にタメ口になったり、アドバイスをされる機会でも「若いときとは違うのよ」と受け入れなかったり。
さっきまでは対等に会話ができていたのに、年下だと分かった瞬間に態度がガラッと変わると、失礼だと感じてしまう人は多いです。
歳を取ると経験も増え若者にアドバイスをしたくなる気持ちもわかります。しかし、どんなに相手が年下でも伝えるときは傷つけないような配慮が必須です。
「それ変よ」とバッサリ言ったり「ちょっとそれはおかしいよ〜」と笑いながら伝えたり。
言っていることは正しくても、伝え方一つで傷ついてしまうこともあるのです。
おばさんがやりがちな失礼な態度で多いのが昔と比べること。
「私たちの頃はこんな便利なものはなかった」「今は楽でいいわよね〜」と、おばさんは深い意味なく言っているかもしれませんが、若者は「昔と比べられても困る」という気持ちでいっぱいです。
特に育児の場面で直面する人は多いようで、実際に「昔と比べて今は育児が楽と母親に言われたけど、今精一杯育児してる人にそんなこと言うのは失礼では?」という声もあります。
長く生きていると自分の価値観や考え方がある程度固まってきます。自分の中だけで秘めていてくれるならいいのに、自分の価値観を押しつけてくるのは失礼な態度です。
「そんなのダメダメ、こっちのほうがいいわよ!」という言葉。親切心からかもしれませんが、若者世代は「おばさんの押しつけ」と感じてしまいます。
若い子はみんな「最近の子」とひとくくりにして、その人自身を見ないのは失礼です。たとえば「最近の子はこんな仕事嫌でしょ」と自分の若者像を勝手に当てはめたり「若い子はどうせすぐ辞めるんだから」と決めつけたり。
若者から見るとひとくくりにされるのはとても失礼な態度です。
新しい業務が増えるときに「私は歳だから若い子のほうが適任ね」と言う、いい出会いがありそうなのに「もう歳だから恋愛はいいわよ」と本心とは真逆なことを言うなど、年齢を理由に逃げているおばさんって実はたくさんいます。
体力面で無理といった物理的に難しいのが理由ではなく、年齢を断り文句にしてしまうのはおばさんあるあるです。
おばさんになると図々しくなる人が多いのはなぜでしょう。
たとえば「これもらえないの?」と遠慮なく聞いたり「どうせならこれもやってよ」と図々しくお願いしたり。
きちんとお金を払って買ってる人や、努力して自分でやってる人から見ると、それってすごく失礼な態度になります。
失礼な態度をとるおばさんと出会ったら、すぐに距離をおきましょう。
道を歩いていて「今は育児が楽でいいわよね」「赤ちゃんにこんな格好させて大丈夫なの?」など、おばさんから声をかけられる人って意外と多いようです。
失礼で無神経な発言をする人からはサッと離れるようにしましょう。
失礼な態度をとられたときは深く考えずに忘れることが1番。
「なんであんなこと言うんだろう」と考えたところでスッキリすることはなく、モヤモヤが募るばかり……。
知らないおばさんの言動で心が消費されるのはとてももったいないです! すぐに忘れましょう。
職場などで距離を取れない関係性の失礼なおばさんのことは「この人はそういう人」だと割り切るようにしましょう。
失礼なことを言われても「この人は余計な一言を言っちゃう人」「失礼な態度をとるのは私だけじゃないから気にしない」と割り切れるようになると、ストレスがかなり軽減しますよ。
多くのご年配の女性は優しくて素敵なマダムですが、一定数失礼な態度をとるおばさんはいます。そんな人と出会っても基本はスルーでOK。
深く考えずに「そういう人もいるもんだ」程度に捉えておきましょう。
そして自分が歳をとったときは失礼なおばさんにはならないよう、反面教師にするのです。自分自身も失礼で嫌味な人にならないように気をつけましょう。
Written by yuuki