定年退職後の楽しみといえば、ある一定の世代までは「ゴルフ」や「盆栽」や「カラオケ」なんかが定番ではないでしょうか。
しかし時代は令和。
定年退職後も楽しめる“イマドキの趣味”がたくさんあります。
老後も楽しくイキイキと過ごすために、今回は「定年退職後から始められるイマドキの趣味5選」をご紹介します。
それではさっそく、定年退職してからでも始められる趣味をご紹介します。
SNS時代と言っても過言ではない現代において、インフルエンサーを目指すのはもはや若者だけではありません。世代や性別、国籍を問わず、あらゆる人がインフルエンサーを目指せる時代です。
ちなみにインフルエンサーとは、世間や多くの人に多大な影響を与える人のこと。
タレントや俳優、お笑い芸人などの芸能人をはじめ、近年は芸能とまったく関係ない一般人が、SNSで有名になってインフルエンサーとしての影響力を持つケースが増えました。
中にはもちろん年配のインフルエンサーもおり、さまざまなスタイルで老後のSNSを楽しんでいる様子です。
インフルエンサーになると多くの人から注目されるので、承認欲求が満たされたり、定年退職後の暮らしに張り合いが出たりするのでしょう。
また、影響力が大きくなればなるほど、ビジネスチャンスが大きくなるのもポイント。インフルエンサーをきっかけに、新しいビジネスを始めるという選択もあります。
ある一定の世代から上の方には、いまだに「ゲームは子どもが遊ぶもの=大人がやるものではない」という固定観念を持った方がいるかもしれません。
しかしそれはとっくに時代錯誤もいいところです。
現代ではむしろ大人向けのゲームが多数開発されていますし、ゲームを競技として競う「E-スポーツ」は、既にオリンピックで2度も開催されています。
さらにゲームは認知症予防にも効果的と考えられているため、まさに定年退職後に始める新しい趣味にぴったりです。
今までスマートフォンやパソコンなどのモバイル機器や通信機器をほとんど使ったことがないという方は、まずはニンテンドースイッチやプレイステーションなどから始めてみるのもいいでしょう。
オンラインゲームを楽しめる環境を整えると、離れているお孫さんと一緒にゲームを楽しんだり、ゲームを通して交流したりできますよ。
1995年以降に加速したIT革命から、既に30年近くが経とうとしている現代ですが、いまだにインターネット技術やコンピューター技術は目覚ましい進化を続けています。
コンピューターは今後もさらに発展し続けていることが予想され、当然ながらIT開発者であるプログラマーやシステムエンジニアのニーズもいっそう高まっていくでしょう。
また、プログラミングができると、アプリ開発やシステム開発、Webデザインなどさまざまな可能性が広がります。
定年退職後に自分の新しい可能性を模索するのに、うってつけの分野ではないでしょうか。
定年退職後は、退職金などを利用して起業してみるのもいいでしょう。特にこれまで長らく勤め人として頑張ってきた方には、かなり新鮮な体験になるはずです。
まして、定年退職する頃には社会的な能力も熟達し、企業のヒントになるようなアイデアや経験をたくさんお持ちのはず。
無理に資金繰りをしなくても、今はクラウドファンディングで資金調達ができる時代です。
イマドキのツールやサービスを存分に駆使し、新しい人生に舵取りしてみてはいかがでしょうか。
あまり表立って目立ちませんが、意外な盛り上がりを見せているのが「ドローン」です。
ドローンとは、無線操縦できるプロペラ式の無人機のこと。わかりやすくいうと「超高性能な飛行型ラジコン」で、ホバリングなどの滞空飛行など変幻自在な飛行ができたり、撮影用カメラやさまざまな計測器などを搭載できたりするのが特徴です。
ドローンを自在に扱うには、航空法や道路交通法、小型無人機逃避行禁止法など各種法律についてしっかりと学ぶ必要があったり、資格や免許を取得したりする必要がありますが、もしこれらのハードルを越えられたら、さまざまなシーンで役立つスキルになるでしょう。
趣味の幅がいっそう広がるはずです。
「勉強しようにも、何から手をつければいいのかわからない……」という場合も心配無用。
ドローンのことを一から教えてくれるドローンスクールがあるので、まずはそうしたスクールに入会してみるのもいいでしょう。
人生100年時代といわれる現在、定年退職してもまだまだ元気に遊び回りたいという方が多いのではないでしょうか。
今回は、定年退職後から始められるイマドキの趣味を5つご紹介しました。
先入観や固定観念にとらわれず、定年退職後も現役世代に負けじと人生を存分に楽しんじゃいましょう!
Written by はるお