好かれるぶりっ子と嫌われるぶりっ子の違いとは

女性には評判最悪のぶりっ子ですが、案外男性からの人気は高いもの。ということはつまり、ぶりっ子はモテると言えそうです。

女性からすると、「あんなぶりっ子に騙されて、本当に男って奴は……！」とため息をつきたくなりますが、男性側も、それがぶりっ子だとわかっている場合も少なくありません。

ただ、「ぶりっ子でもなんでも、かわいければいいじゃん」「ぶりっ子してまで俺の気を引こうとしてくれるなら嬉しい」と考えていたりします。

とはいえ、すべてのぶりっ子が男性に受け入れてもらえるわけではありません。では、好かれる・嫌われるぶりっ子のそれぞれの特徴とは？

まず、好かれるぶりっ子について。ぶりっ子は女性の敵と思われがちですが、中には性別問わず愛されるぶりっ子も存在します。

ニコニコと笑顔を絶やさず、いつも愛くるしい女性は好感度抜群。たとえそれが、多少の計算だったとしても、です。

笑顔は他人との距離をぐっと縮めてくれるものなので、ここに性別は関係ありません。

いつ見てもムッとしている美人より、ニコニコと愛嬌があるぶりっ子の方が愛されるのです。

好かれるぶりっ子には、適切なポイントで適切に褒められる、褒め上手が多いです。褒めて嫌な気になる人はいませんよね。なので、女性にも愛されます。

もちろん、男性も喜びます。モテるのは言わずもがな、でしょう。

好き嫌いが分かれる大きなポイントはこれです。一般的なぶりっ子といえば、やはり「男の前では甘えて媚びてかわいこぶって、女性の前では別人……」なイメージがあるのはないでしょうか。

逆に言えば、誰とでも分け隔てなく接する人は、たとえそれがぶりっ子のなせる業であっても、不思議と敵を作りにくいのです。

なぜぶりっ子になるのか。それは、自分をかわいく見せて相手の気を引くためです。

「実はたいしてかわいくないのに、あざとい素振りでそう見せてる」と見られるから、とくに女性に嫌われます。

しかし、かわいい自分をキープするためにストイックに努力し続けていたらどうでしょうか。ちょっと、彼女を見る目が変わるかもしれませんね。

ここでは反対に、女性からはもちろん、男性からも嫌われるぶりっ子の特徴を紹介します。

甘え上手や褒め上手なぶりっ子はわりと好かれる傾向にありますが、それもあまりにわざとらしくなると逆効果。

「計算でやってるなあ……」感が見え見えだと、さすがに男性側も嫌悪感を抱きます。

例えばあいづちが大きくオーバーリアクション、ボディタッチが多すぎる、上目遣いで見つめがち……

などなど、明らかに自分をアピールしようとする思惑が透けて見えると、男性も女性も引いてしまいます。

上でも触れましたが、接する相手によって態度を大きく変えるタイプのぶりっ子はとことん嫌われます。

とくに、誰であっても男性の前に出ると一様に声が2トーン高くなるなど。

男性であっても自分の興味のない相手や、女性の前では塩対応になるなど豹変する様子は、端から見ていてとても怖いもの。

お近づきになりたくない……と思われても仕方のないことでしょう。

男性と少し目が合ったくらいで「私のことじっと見てましたあ？」「もしかして私のこと好きだったり？」と騒いだり、先輩に注意されたら「もしかして私、嫌われてるのかなあ？」と同情を誘ったり。

こうした自意識過剰は行き過ぎると鬱陶しく、回りから白い目で見られがちです。

 

・普段はわがままで威張ってて自分の思い通りにならないとビービー文句を言うくせに、お気に入りの年上男性の前ではしおらしくなる。化けの皮とはまさにあれだと思った。（20代女性）

・わざと舌足らずな喋り方をしているのが鼻につく。自分のことをかわいいと自覚していて、それを最大限に利用している感がすごい。でも本当にかわいいから文句も言えない。（30代女性）

ぶりっ子は、一般的にはあまり良いイメージを持たれないかもしれません。

しかし実際には、ぶりっ子にもいろいろな人がいます。全員が「女性の敵」というわけではありません。

うまくやればぶりっ子はモテる、周りから愛される、失敗してもフォローしてもらいやすいなど、良い面もたくさんあります。

どうせやるなら嫌われるぶりっ子ではなく、女性からも好かれる、良いぶりっ子を目指してみませんか。

Written by 七尾なお

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