人気の「イケオジ」の特徴7つ

イケオジ(イケてるおじさん)という言葉が聞かれるようになって久しいです。世間では、40~60代くらいを「おじさん」と呼ぶことが多く、イケオジもこの中に含まれます。

おじさんという言葉の持つ印象は非常に幅広く、良くも悪くも捉えられます。

当記事では、そんなさまざまな顔を持つ「おじさん」の中でも、特にカースト上位に位置するイケオジについて、その特徴を深堀っていきましょう。

見た目がイケてる

「おじさん」なんて呼べない! 女性が惹かれるイケオジとは泣いても笑っても、まずは見た目です。他人からの印象のほとんどは、見た目から生まれます。

しかし、若い頃と違って「ただ顔がいい」だけで戦えないのも、おじさん世代の特徴と言えるでしょう。では、イケオジをイケオジたらしめる見た目の特徴とは?

清潔感がある

なんといっても清潔感は欠かせませんね。とくに「おじさん」には、臭いとかだらしないといったネガティブなイメージもつきまといます。

そうしたイメージと決別し、「このおじさんは只者ではない」と思わせる最初のステップとも言えるでしょう。

清潔感なくして、イケオジは成り立たないと言っても過言ではありません。

体を鍛えている

悲しいことに、加齢とともに肉体は衰えていきます。

肌がたるんだり、シワが増えたり、お腹が出っ張ったり。これはもう、男女かかわらず仕方のないことです。

しかし、イケオジたちはそれを良しとしません。筆者の今まで見てきたイケオジは例外なく、ジムに通うなり、何なり対策して体を鍛えていました。

こうしたたゆまぬ努力が、イケてるおじさんを作るのです。

スーツが似合う

時代は変わっても、「スーツの似合う男性が好き」という女性は一定数存在します。

やはりスーツは、男性をきりっと素敵に見せてくれるもの。自身に合ったスーツをさらりと着こなし、かつ選ぶアイテムにセンスを感じられると、一気に「イケオジ度」がアップします。

仕事ぶりがイケてる

40代以降の男性といえば、企業の中でもそれなりに立場があったり、要職についていることも多いでしょう。

やはりその仕事ぶりを見て、イケてる・イケてないを判断する女性は少なくありません。

では具体的に、仕事ができるイケオジとはどのような男性なのでしょうか。

責任ある役職についている

わかりやすいところでは、責任ある立場にある、という事実です。

企業に属して働く人であればある程度の人数をまとめるリーダー役。人によっては、経営側に回っていることもあるでしょう。

「役職についている=仕事ができる」と言い切れるかどうかは別としても、まず「仕事ができそう」と一目置かれることは間違いありません。

対応力がある

当然、単に役職についているからといって欺き続けられるほど、女性の目は甘くありません。真のイケオジは、内面もイケていなければならないのです。

仕事ぶりの話で言えば、不測の事態に対してどれほど柔軟に対応できるかが一つの指標となるでしょう。

突発的なトラブルなど、予期しないことが起こった場合、その人がどのように対応できるか。仕事をする上でとても大切なスキルの一つですが、誰しもがスマートに対応できるかと言えばそうではありません。

ましてや、立場のある人なら部下のミスをカバーする必要も出てくるでしょう。そういった際、事態を丸く収めつつ、周りの人へのフォローもできる。それがイケオジです。

まとめ役ができる

まとめ役ができる仕事ができるというと、プレイヤーとしての力をイメージするかもしれません。優れた営業マンとして高い売上を出す、などですね。

もちろんそういった能力も大切ですが、イケオジの場合は、個人の能力以上に「周囲をまとめる力」を見られることが多いように感じます。

それこそが、能力が高く勢いがあるだけの若者にはない、おじさんならではの力であり魅力だからです。

人となりがイケてる

見た目、仕事と来れば、最後は人となりです。

熟成されたワインが深い味わいを醸し出すように、年齢を重ねたからこそ生まれるおじさんの魅力は、イケオジの不可欠要素と言えるでしょう。

ユーモアがある

まとめ役ができる話していると自然と笑顔になってしまう、そんな和やかな雰囲気を作り出す力がユーモアにはあります。

場を白けさせるオヤジギャグとは違い、ユーモアはあくまで「人を傷つけない上品なおかしみ」のことを言います。

上品さ、くすりと笑える知的さが必要であり、それを駆使できるからこそのイケオジなのです。

会話が弾む

話していて「楽しい」と感じる人って、どんな人でしょうか。あるいは、その逆は?

もし、相手が自分のしたい話ばかりして、その内容にまったく興味を持てないのに、押し付けるようなことを言ってきたら……早々にその場から逃げ出したいと思いますよね。

事実、そうしたスタイルでしか話せないおじさんも少なからずいるでしょう。

しかし、イケオジは違います。相手との接点をうまく探り、会話が弾むようにきっかけを作ってくれます。

さらに知識も経験も豊富なので、話していても話題が尽きず、楽しくなるのです。

イケオジとは、ただ見た目がいいだけのおじさんじゃない

仕事柄、さまざまな企業の経営者とお会いする機会が多くあります。その中には、「イケオジだな~」と感じる人も少なくありません。

「なぜ人の上に立つ人には、イケオジが多いのだろう?」と考えてみたことがあります。

結果、人に見られる機会が多いから見た目に気を遣い、コミュニティを円滑に存続させていくために研鑽(けんさん)を積み、そうした積み重ねが優れた人となりにつながるのだろうと考えました。

イケオジとは、単に見た目がいいとか役職についているという以上に、自分を高めようとする向上心を忘れず、また周りの人を楽しませようという思いやりを持っている男性なのでしょう。

Written by 七尾なお

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