おばさんなのにハイスペだからって天狗になっている人はいませんか? ハイスペおばさんがやりがちなイタい行動5つと、そうならないためにどうしたらいいか詳しくご紹介していきたいと思います。
ハイスペおばさんとは、読んで字のごとくハイスペックな要素を兼ね備えたおばさんのことです。男性と同じような高学歴をもち、一流企業に勤めたり、自分で起業したりして高収入を得ています。
美容にもお金をかけていて自分磨きに時間と費用をかけているので異様に自分の価値が高いと考えている人が多いのが特徴です。口癖は「男性と同じように」「負ける気がしない」「やってできないことはない」「私は最強」などなど自信に満ちた言葉が並びます。
もちろん謙虚で素敵なハイスペックな女性はたくさんいるのですが、「ハイスペックおばさん」とわざわざ「おばさん」とつけて揶揄されてしまうのはある特徴があるからなのです。
ハイスペックおばさんは、自分はイケてると思い込んでいるので今はやりの「尊敬婚」を執拗に狙っています。尊敬婚というのは、女性の方が高収入高学歴で年上なのに対し、収入も学歴も年齢も下の男性との結婚のこと。
一昔前なら「ヒモ」と言われて男性が馬鹿にされたのですが、今ではこういったカップルが増えてきており、男性の方も女性に多く支払ってもらったり援助してもらうことに抵抗がない人も増えてきているようです。
仕事ができる女性をかっこいいと「尊敬」の気持ちをもって結婚すること。それが尊敬婚なのです。
ハイスペックおばさんは、年齢のことを指摘されるのが大嫌い。若いからいいというものではないというのがポリシーで、自分の年齢にあらがって生きています。
年齢に見合わないようなミニスカートや、フリフリのリボン、露出の多い服などを好む傾向にあります。明らかに10代や20代前半向けに作られた服や小物を自分は似合っていると思い込んできているのです。
パステルカラーやビビットな原色などもふんだんに取り入れて派手なデザインを好みます。周りがそれをみてドン引きしていても自分では似合っているつもりですから聞く耳も持ちません。ほかの人からどんな風に見られているかということよりも、自分がどう感じるかが一番大切なのです。
「自分は選ばれた特別な女性である」とか「自分は努力で夢をつかんだ」などという自負があるため、努力をしない男性を見ると見下した態度をとることがあります。
自分の努力が足りないことを人のせいにする男性が許せないのか、弱音を吐く人などを馬鹿にすることも。たくさん努力してきたことを自慢のように話して「自分の時は……」「私の時代は……」などと経験談をひけらかす。
アドバイスをくれるだけならありがたいのですが「あなたは○○だからダメなのよ」とか「だからあなたは甘いのよ」なんてきついダメ出しをすることも。もちろん努力で手に入れた地位は素晴らしいかもしれませんが、自分と同じようにしていないからと言ってその人のことを否定するのは間違っているのでは?
自分は世界で一番偉いと思っているかのようなふるまいをするのがハイスペおばさん。店員さんや従業員に対して横柄な態度をとるのはもちろん、言葉遣いもまるで使用人に対して使うような話し方なので一緒にいる人が恥ずかしい思いをしてしまいます。
誰に対しても偉そうな態度をとるので相手を怒らせてしまうことも。人間関係をどちらが強いか、弱いか、どちらが上の立場か、下の立場かということだけで判断するのでハイスペおばさんは仲の良い友達がいないことが多いです。
いるのはライバルと同じようなハイスペおばさん同士なので普通の感覚がどんどん失われてしまうのです。
ハイスペおばさんは、一つのことに集中してそればかりを極めてきた人が多いので世間知らずな人ばかりです。そのために社会性が大学生くらいで止まっている人が多いのです。
考え方や物のとらえ方、人との付き合い方が若い人の感覚のままなので年相応に年齢を重ねている熟成された魅力がないのです。見た目はしっかりと年を取っているのに中身が伴っていないのです。
そのギャップがイタいと思われてしまう理由。発言も年齢を重ねた大人の女性の言葉とは思えないくらい乱暴な言葉や、若者言葉を使うこともあるので周りが驚くことも。
イタいハイスペおばさんは、自分自身がイタいということを自覚していないのが一番の問題点。しかも指摘してくれる友達もいないので今後気が付くチャンスも皆無なのです。
イタいおばさんがいつかイタくなくなるのであればそれまでの我慢ということで住むのですが、治るチャンスもないのであれば話は別です。ハイスペおばさんのそばにいて何か得をする人や、ハイスペおばさんから搾取してやろうと考えている悪い人しか周りにいなくなってしまうのです。同じようなハイスペおばさんは同じ穴の狢なので傷をなめあうだけ。
自分たちが普通だと思って過ごしているだけなのです。そんなイタいハイスペおばさんにならないために周りにいる「こんなイタいおばさんになりたくないな」というお手本を何人か探して、そうならないように日頃から気を付けることが大切です。
Written by miichikin