身近に、「あの人、痛々しいよね」と言われる人はいませんか? 学校や職場、恋愛の場においても、痛い女性はネガティブな印象を持たれやすく、「痛い」と言われて良いことはまずありません。しかし、痛い人に限って自分を痛いとは認識していないのが困りどころ。今回は痛い女性の特徴を、見た目・言動・SNSの3パターンに分けて解説します。
まずは、どんな見た目が「痛い」と言われてしまうかを紹介します。
ファッションやメイクは自由に楽しむものですが、世の中にはTPOというものがあります。例えば仕事中はスーツや制服など、業務にふさわしい格好がありますよね。Tシャツにビーチサンダルで取引先に営業に行く人は、ほとんどいないでしょう。
赤いワンピースとギャルメイクでお葬式に参列したら、周囲から白い目で見られることは間違いありません。TPOに配慮できない、痛い女性と認識されるためです。
筆者は年々、「年齢に関係なく、好きな格好くらいさせてくれ」という気持ちが大きくなっているため、年相応という言葉があまり好きではないのですが……という前置きをしておきつつ。それでも、限度はあると思います。
過度に肌を露出する服や、フリルがいっぱいついたお人形さんの着るような服などは、ある程度の年齢の人が着ると痛々しいと思われがち。周囲の目など気にしない! という鋼の心臓を持つ人以外は、避けておくのがベターでしょう。
続いては、痛い女性の特徴(言動編)を紹介します。
何の根拠もなく自信過剰で周りを見下し、自慢話が多い人です。面倒なのでその場では愛想笑いをしつつ、後からみんなで「あいつ、また言ってる。痛いよね」と言われています。
いい年の女性が乱暴な言葉遣いだったり、ネットスラング、若い子が使う流行語などを多用すると、もれなく痛々しく見えます。年齢を重ねたら、上品さを磨く方が良いですね。
立派な家に住んでいる、夫が大企業に勤めている、子どもの成績が、知り合いにこんな人が、お休みにはリゾートに行って……。このように、リア充アピールが激しいと痛い女性と思われ、周囲からマイナスな印象を持たれます。嘘なら論外ですが、たとえ本当のことであってもマウンティングととられるので、やっぱり好かれません。
過去に何人恋人がいたとか、告白されたとか、モテる女アピールが激しい女性も痛いと思われがちです。
下ネタといえば男性が好きな話題、というイメージがありますよね。ところがそんな男性でも、「女性が下ネタを言うのを聞くのは好きじゃない」というケースが結構あります。
積極的で、且つ露骨すぎる下ネタは周囲を引かせてしまうおそれがあります。女性が過激な下ネタを言う場合、恋愛経験豊富なことをアピールしたい、場を盛り上げたいなどの理由があるでしょう。
後者の場合はよかれと思ったことが痛さにつながってしまい、非常にもったいないです。下ネタを言う場合は少しにとどめておくと良いですね。
SNSにおいても、痛い女性と思われてしまう特徴があります。
やたらと自撮りばかり挙げる女性、いますよね。その人のページに飛ぶと、画面いっぱいに同じような顔が並んでいるのを見ると、なんとも言えない気持ちになるものです。
意味のない自撮り投稿が多いと、「自分のこと、かわいいと思ってるんだろうな」と反感を買いやすくなります。痛い女性と思われやすくなるため、ほどほどにしておくのが良いでしょう。
突然ポエムを書きたい気分になってしまう。きっと誰しも経験があるのでは? と思いたい筆者です。たまになら許してほしいですが、これが頻繁になると、一気に痛い女性度がアップします。10代の多感な時期ならまだしも、大人になってからの長文ポエムは少しばかり痛いです。
何が痛いって、ポエムを書くことではなく、それをSNSという誰でも見られる場に投稿してしまうことです。ひとりひっそりと楽しむ分には何ら問題なく、それを「全世界に向けて」「頻繁に」投稿することが痛いと言われる所以でしょう。
ここまで読んで「もしかして私、痛い?」と思い当たった人も、いるかもしれません。でも、気づけたあなたならもう大丈夫です。
なぜなら、痛い女性が痛いのは、自分が痛いことに一切気づいていないからこそ痛いのです。「痛いのでは?」と気づいたその日から、自分の服装や言動、立ち居振る舞いに多少なりとも気を配るようになるでしょう。そうすると、今までよりもずっと広い視野で周りを見られるようになります。
自分の選択が周りにどんな影響を及ぼすか、周囲の目はどうか、それが見えてくれば、状況は改善するはずです。痛い女性を卒業するには、まず始めに、「自分も痛いと言われる行為をしているかも?」と認識するところから。そこがスタートになります。
Written by 七尾なお